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【エッセイ】旅行の行き先を決めるのが難しすぎる

昔から旅行の行き先を決めるのが苦手だ。
金銭的な理由から、旅行に自分の意志で行けるようになったのは大学生になってからだった。
当時は好きに旅行に行けるのが嬉しくて、友達と年に何度か旅行に行ったものだ。

広島県、京都府、石川県と関東からなかなか距離のある所に遊びに行っていた。
行き先については友達の地元だったり、なんとなく有名な場所だからという理由で行っていたのだが、計画段階で現地についてからどのような観光地に行く決めるのにかなり困った記憶がある。

行きたいところがあって旅先を決めるのではなく、向かう県都道府県を決めてから観光地を探すという、よくわからない方法で計画を立てていたので当然ともいえるが、特別何かに強い興味を持っていない人間には、旅先を決めるのは難しいものだったのだ。

旅行先を決められないという性質は今も変わっておらず、今は大まかな行き先を決めた後はすべて妻に決めてもらっている。
なんなら私は宿だけ決定する係だ。

なぜそんなに無頓着なのに旅行に行きたがるかというと、旅行の道中に連れと話したりするのが凄く好きだからだ。
仲の良い人と出かけられるなら行き先はどこでも良いなんて、それはそれで恵まれているのかもしれない。

そんな感じで、私は旅行に行きたいけど、行きたい場所が見つけられない旅行迷子なのだ。
どこに行ってもなんだかんだ楽しいのだから、
結局旅行先の決め方が全く見つからない。


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