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【エッセイ】私は物を捨てないミニマリストである

まず最初に言いたいのは、私はおそらく正しいミニマリストではないです(正しいミニマリストが何かはわからないですが)。
よってミニマリズムに関してしっかりと勉強してから書いている記事でないことをご了承いただきたいと思います。

私がミニマリズムに初めて触れたのは、とあるPodcastの番組でした。

その番組でミニマリストの考え方に触れ、自分の生活に取り入れられる部分を取り入れて、今の暮らしがあります。

私が何に気づき、どんなミニマリズムを実践しているのかをお話させていただきます。



私のミニマリストに対する偏見

当初、私のミニマリストのイメージは

・真っ白い壁のほとんど家具がない部屋に住んでいる
・ミニマリストになるには極端な断捨離が必要
・仙人みたいな暮らし

でした。
実際のところ、これをお読みの方もそんなイメージを抱いている方が大半ではないでしょうか。

私思うにこれは偏ったものの見方だと思います。
そのような方は実際にはいると思いますが、世間には一部の極端な例が広まっているのではないでしょうか。


ミニマリズムに関する考え方

さて、私がミニマリストに対する偏見を見直したエピソードをお話しします。
それはとあるPodcastを聞いたのがきっかけでした。
私は出勤中に毎日Podcastを聞いています。
気に入ったものは繰り返し聞いたりするのですが、色々なジャンルを試して聞くこともあります。

そんな中、たまたま「365日のシンプルライフ」というミニマリストの映画を見たことで、少しミニマリズムに興味を持った私は「水曜日のミニマリスト」という番組に出会いました。


ミニマリストの方が、ミニマリズムについてお話する番組です。
音が少なく、とても静かで聞きやすい、落ち着く内容となっています(*2022年7月から更新が止まっております。寂しいです)

もちろんミニマリストに関するあれこれのお話も興味深く、聞いていくうちに、私は自分が持っていたイメージが間違っていたことを知りました。

番組を聞いて、

ミニマリズムは「物を減らすこと」が目的ではなく、
物を減らすことによって「心の摩擦を減らす」こと

と、私は理解したのです。

そして、心の摩擦を減らす=ストレスを減らす、と置き換えれば、これは自分の生活にも役立つのではないかと思いました。



ミニマリズムを取り入れた私の生活

別の記事でも書きましたが、私はベーチェット病という難病持ちです。
この病気は主にストレスに起因して症状がおこる、原因不明の病気ですが、「心の摩擦を減らす=ストレスを減らす」というミニマリズムの図式は私の体に良いものだ、と考えました。

結果として、私は物を減らすことを目的とせず、心の摩擦を減らすという目的で、ミニマリズムを実践するようになりました。

まあ過程として物を捨てることはありますが、物を捨てることは「手段」であってそれ自体を目的にはしないということです。

所有物が減ると、何かを選択する時間が減り、結果ストレスが減る。
新しいものは本当に気に入ったものだけ購入し、
より気に入った新しいものを買ったらは古いものは捨てる生活に切り替えました。


この方法だと、1個買うと複数のものを捨てたりするので、結局物は減っていっています。
しかし、好きなものには囲まれた生活になるので、気持ちは凄く上がります。

正直なところ、かなりライトな姿勢で臨んでいるせいか劇的にストレスが減ったという実感はありません。
好きなものだけに囲まれていく感覚は、とても気に入っています。

そんな、ライトミニマリストのお話でした。



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