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帰宅

酷い帰宅だった。

詳しく言うのは疲れるから省くのだけど、僕の精神の不調が影響して、母親の前で自分自身の頭や足を殴って、車のドアを蹴り開けて荷物を家に雑に置いてから飛び出してきてしまった。

しばらく散歩したりして冷静になって、母親に怖がらせたことを謝りに帰ったら、「いいよ」とだけ言って暖かいコーヒーいれてくれた。
ここまでの愛情に耐えられなくてとても泣いた
泣きながらコーヒーを啜っていた。
なんでおれはこんななんだ。もう昔の俺じゃない。おれは大切な人を怖がらせるような人間になったんだ。たまらなくそれが悲しくて辛い。

ごめん。こわかっただろうな。
私が今まで暴力的な行動(自分自身にとはいえ)を取ることは一度もなかったから。

おれも自分で殴ってびっくりしたし、お母さんもびっくりしていた。

僕の中に知らない僕がいる。
それはきっと僕では無いけれど、治療をやめたら大変なことになる僕なんだと思う。

人生の先が見えない。
それでも死にたくはない。だからどうにか頑張って生きていくしかない。

自立支援医療を利用したらとても安く診療と薬を貰えた。

ペラッペラの紙だった。無くしそうだ。

きっとこういうのを上手く使っていきながら生きていくしかないんだろう。

周囲への感謝を忘れずに、
そして絶対に、どんなに体調が悪化しても周囲の人間だけは傷つけないように。

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