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渡辺貞夫『Secret Love』。ライブ!

ナベサダさんこと渡辺貞夫さんのライブ演奏です。カルテットでの演奏。(演奏の最初が切れてます。)

ラジオから流れてたのを偶然、録音してた曲ですけど、YouTubeに上がっていた!って、びっくりしたのを覚えてます。『Secret Love』は、ミュージカルの曲で、ドリス・デイが歌ってヒットし、ジャズでも演奏されるようになったスタンダードナンバー。若い頃のフランク・シナトラも歌ってます。

この曲は本来はスロー、またはミディアムテンポなんですが、ナベサダさんの演奏は速くて激しいです。ベースのチャーネット・モフェットですけど、とにかく若いベーシストで17歳でプロデビュー。当時、すごいベーシストが現れたと言われたそうです。

この演奏では曲を少しだけアレンジしてますが、ナベサダさんのアルトは「ナベサダ節」がガンガン出てます。

ナベサダさん、来年、90歳ですね。 バークリー出てから、まーあいろいろ演奏しましたが、やっぱりライブは良いです。ナベサダさんと聞くとアフリカのイメージが出てくるので、ちょっと変かもしれませんけど、チャーリー・パーカーのアルトとは、やはり違う、「ナベサダミュージック」とでもいえばいいのか、やっぱり独自の音楽を追求したミュージシャンと感じるからかもしれません。