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【ポエム】 その日が来るまで


いつからなのか分からない。

君が次に進んだと感じるのは、ある瞬間においてである。

気付いた時には成長していて、それなりの覚悟があり、

もう私が近くにいなくても問題ないと思える。

そもそも私に出来ることなど、最初から限られていて、

伸びていくのは君の方なのだ。

つまり、ベクトルは常に君の方に向いている。

今後、大雨が降ったとしても、日差しが厳しい日が続いたとしても、

その場所にいる君の姿を見守っていよう。

この世界に居てさえいれば、またどこかで会えるさ。

その日が来るまで(完)