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お茶の京都(茶源郷)に出かけてお茶に因んだグルメを味わい、心を整えてきました!

1.はじめに

皆さん、京都市と奈良市という2大観光都市に挟まれた京都府の南部エリアに対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
宇治市が含まれていることから、お茶(宇治茶)と平等院を思い浮かべる方も多いかもしれません。

実は、宇治市に限らず、京都府産の茶葉が半分以上含まれていれば「宇治茶」と名乗ってよいとのことであり、その茶葉の多くを生産しているのが、宇治より南の綴喜(つづき)、相楽(そうらく)と呼ばれるエリアです。

このため、このエリア一帯を「お茶の京都」と銘打ってブランド戦略を展開しているようですが、特に、相楽東部の和束町では町全体を桃源郷ならぬ「茶源郷」と名付けているPRしているほか、京都府唯一の村・南山城村では特産品の「むらちゃ(村茶)」ブランドを前面に打ち出すなど、お茶という地域資源を最大限に生かした取組が展開されています。

今回は、これら2町村で人気を博する店舗を訪問し、お茶を用いたランチやスイーツを口にしながら、新年度を間近に控え(注.訪問時点の話です)、少しザワザワする心を整えてきましたので、その様子をご紹介します。

2.dandan cafe(ダンダンカフェ)

⑴日本遺産の茶畑が眼前に広がるカフェ

まずは「茶源郷」である和束町で人気を集めている「dandan cafe」さんです。
大阪市から木津川市、伊賀市を経由して三重の津市に通じる国道163号線を、大阪から出発し、かつて聖武天皇が僅か3年間ながらも都を構えた恭仁京跡のすぐ横を過ぎたT字路を左折し(方角で言うと北に曲がって)、府道に入った最初の押しボタン式信号(最初といってもしばらく走りますが😅)を左折し、狭い坂道を登ったところにあります。
こちらが入口ですが、ご覧の通り、店の目の前には、日本遺産の認定を受けている「石寺の茶畑」が広がるベストポジションに位置しています。↓↓↓

dandan cafeの玄関口の写真。すぐ右に石寺の茶畑が。
玄関すぐ右の様子。サイクリスト対応もバッチリです。

この日も、座席はほぼ埋まっており、3名のフランス人と思しき女性客も、石寺の茶畑が眼前に広がるカウンター席に座っていました。

⑵和束産の抹茶、焙じ茶を使ったスイーツ

私が入店した時には、テーブル席しか空いておらず、カウンター席には座れませんでしたが、茶畑を横目に見ながら、抹茶と焙じ茶で作ったプリン3種類、抹茶粉がかかったバニラジェラート、抹茶シフォンケーキを一度に食べられる「茶畑プレート」を注文しました。
どれも絶品の味わいでしたが、特に気に入ったのは濃い抹茶のプリンであり、抹茶の苦味も感じながらもプリンの甘さが絶妙に混じり合ったひと品でした。あと、焙じ茶プリンもなかなかの味わいでした。写真はこちら↓↓↓

今回注文した茶畑プレート
前回注文した抹茶ラテと抹茶プリン(ジェラート付き)

お茶スイーツ以外にも、予約が必要なオリジナルのランチセットをはじめ、カレーやオムライスも揃っており(先述のフランス人?観光客はオムライスを注文していました😄)、今度はランチにお邪魔したいと思った次第です。
ただ最近、車にぶつけられて店の外壁が壊れてしまい、一時休店して修繕しなければという話で、予約を受け付けておらず、休店の時期はまだ未定とのことでしたが、修繕が終わったら、カウンター席を予約して、日本遺産の茶畑を正面に見ながらのランチを堪能してみたいです。
詳しくはこちらです。
*Instagram  https://instagram.com/dandancafe_wazuka?igshid=YmMyMTA2M2Y=
*URL  https://dandancafe.business.site/

3.道の駅お茶の京都みなみやましろ村

⑴茶畑が眼前に広がる道の駅

次は、かつては道の駅のグルメランキングで上位を獲得したこともあるランチやスイーツも味わうことができ、マリオットブランドのホテルも隣接する道の駅「お茶の京都みなみやましろ村」さんです。
上記の「dandan cafe」さんに向かう時にも利用した国道163号線をさらに伊賀方面に進み、10年ほど前に開通したバイパスを通ってしばらくすると、左側に道の駅が広がります。
道の駅の国道を挟んだすぐ南側には、こちらも茶畑が広がり、来訪者の心を和ませてくれます。
別の日に撮影したものですが、こちらが茶畑の写真です↓↓↓

撮影日は曇り空でしたが、道の駅から撮影した茶畑です。

⑵グルメランキングNo.1にも輝いたカレー

まず、「じゃらん」の道の駅グルメランキングのNo.1にも輝いたことのある「村カレー」を味わってみました🍛
地元産の焙じ茶で炊いたご飯と程よい辛さで味わい深いカレーが絶妙に絡み合い、同じく地元産の具材を使ったトッピング、セットでついていたサラダも美味しく頂戴しました。
あと、何気にですが、カレーには抹茶パウダーがかかっているとともに、サラダのドレッシングにも抹茶が含まれているなど、南山城村の魅力がギュッと詰まったひと品でした。
写真は普通サイズですが、大サイズもあり、そちらを注文する人もいました↓↓↓

南山城村の魅力がギュッと詰まった「村カレー」

⑶西日本No.1に輝いた抹茶ソフトクリーム

そして、スイーツ男子には堪らないのが、こちらも「じゃらん」の道の駅スイーツ総選挙?で西日本のNo.1にも輝いたことがある、道の駅を代表するスイーツ「村抹茶ソフトクリーム」です。
今回も勿論食べてきました。
ソフトクリーム自体の抹茶の味が本当に濃い上に、さらに濃い抹茶シロップも絡まり、変わらぬ美味しさを堪能することができました。↓↓↓

変わらぬ味わいの「村抹茶ソフトクリーム」

この他にも、持ち帰りとなりますが、地元産の抹茶と焙じ茶をふんだんに使ったパウンドケーキも人気のひと品です。
私は抹茶パウンドケーキが特に大好きで、「ここ一番!」という勝負時のお土産や差し入れに使ったこともありました。
1日の販売数は限られていますが、ネット通販でも購入できますので、是非ともご賞味ください。
道の駅の詳細はこちらです。
*Instagram https://instagram.com/kyoto.muramura?igshid=YmMyMTA2M2Y=
*URL https://michinoeki.kyoto.jp/

4.結びに当たり

いかがでしたか?
「afterコロナ」の動きも本格化し、気候も穏やかになってきました。
このエリアを訪問するには、やはりクルマが基本になりますが、公共交通機関(JR)で最寄り駅までお越しの上、カーシェアリングやレンタカーを使って、訪れていただくことも可能です。
カーシェアリングとレンタカーの詳しくはこちら↓↓↓
https://ochanokyoto.jp/carshare/

ですので、京都市、奈良市に加えて、このエリアも選択肢に含めていただけると、推薦した者として嬉しい限りです。
最後までご覧いただき、有難うございました🤲

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