今もスマホのソーシャルゲームで言われた。
頼りには一番されてるのに、クールで怖いとも絶対に言われる。
ゲームをすればいつも必ず言われる。

私はどうやらゲームの中のチャットでは、クールで怖いらしい。
実際、幾つものゲームをしてきたが、必ず言われてきた。

しかし、ボイチャをすると全然違うらしい。
話も豊富にあるし、暇をさせる事は無い。しかし、ボイチャでも
問題はある。私が入ると話を持って行ってしまって結局、私が中心となって
話している。だからなるべく聞き専になっていたりするのだが、
入って来てと、女性に言われると、入ってしまう男の弱い所だ。

最初は男二人で始めたボイチャだったが、私の漢の美声に誘《いざな》われて、片方の男が落ちたら入って来た。そうすると女性に惹かれて、男たちも入って来た。

私は一応、最大大手のある雑誌社で、分析の仕事もしていた。基本的には頭を使う仕事ばかりだったが、得意分野であった為、私としては助かった。

私から見た進撃の巨人のまずはエルヴィンを見て行こう。
彼は英断が出来る人物だった。英断とは誰もが出来る者では無い。
非情な決断も即断できなければならない。その為、他者からは悪く思われる事も少なくない。

織田信長が魔王扱いされているのは、彼も英断ができた英雄だからだ。
あの当時、比叡山焼き討ちをしなければ、天下を統一できなかった。
仮にあの立場に秀吉がいても家康がいても、絶対に出来なかった事を
信長はした。だから、英断できる英雄だと知らない人は悪の象徴によくする。

エルヴィンも同じく常に頼りにされる。英断を即断でき、自分の命も部下たちの命同様にして、部下たちを常に奮い立たせた。彼の心の闇は理解できる
人は少ないだろう。非情に辛い決断を出来る人間は少ない。そう言った意味で、私はよくリアルで、エルヴィンみたいだと皆から言われる事が多い。

しかし、常に正しい答えを出し、それも即断で出さなければならない。
迷いがある時もある。しかし、その顏を見せる訳にはいかない。
私に自信がない事を、誰かを犠牲にしてやらせる訳にはいかない。

可能なら自分がやりたいと思っても、やらせてくれない。
次々と続く相談に対して、より正しい言葉を選んで理論的にも間違いのない事を言って、彼女たちを勇気づける。昔、友人と二人で飲みに行って、
そいつはそこで働いてた女の子と付き合いだした。

しかし、女好きのそいつは、彼女の前で他の女の子を口説いたりしたせいで、フラれた。私は一切知らなかった。だがある時、その店から電話が来て
フラれた事も知らなかったが、ストーカーになって毎日待ってて怖いから
助けてほしいと頼まれた。

私はすぐに行った。そいつは確かに待っていた。私はそいつを掴むと無理矢理、居酒屋に連れていって大説教をした。そいつは泣きながらそこまで言わなくてもと言ったが、私は更に言った。自分の行いのせいでフラれたあげくストーカーになってまで俺に面倒をかけるなと。

そういう奴は何度も同じ事を繰り返す。結婚はしたが、
嫁に「結婚は我慢することなんじゃね」と言われ
「50歳になったら離婚する」と既に言われている。結婚して間近、すぐに不倫して今もまだ継続中である。ああいう奴らには一生分からないだろう。

現実に英断をしたのは、小泉元総理だろう。彼は後ろ盾が無いだけに、自由に動けた。世間から非難の嵐が降っても、彼は自分の信念を貫き通した。
タクシー運転手たちからは、ボロボロに文句を言われたが、彼の内心では
満足していたはずだ。あの時、あれ以上失業率が上がれば危険な状態だった。しかし、誰もが自分の事を考えるだけで、未来を考えようとはしなかった。

そういった信念を持つ者たちが、漫画のキャラクターでは描かれている。絶対に譲れないモノを持っている漫画のキャラクターでも実際にいた人たちだ。漫画だけの世界では無いのだ。銀魂などもそうだが、実在した人物たちと同様に信念を持っていた。そこはしっかりと押さえて漫画として描いていた。

エルヴィンのような人物は絶対に必要な人だ。こういうと人任せのように聞こえるかもしれないが、私はその時が仮に来れば、役目を果たす覚悟は決めている。私は自分の今現在の一族は軽蔑しているが、祖に対しては尊敬している。今の世と違うからかもしれないが、日本人は情けなくなった。

気概も無く、何の為に生きているのか迷走している奴らが多い。
人間に生まれた限り、強い信念の元、生きるべきだ。

原爆の父と呼ばれた、ロバート・オッペンハイマーはあの惨劇を見て後悔した。そして、反対派として立ち上がった。それは勇気のいる行為である。

当然、相当な人々から色々言われただろう。しかし、彼は自分の後始末では無いが、反対派として戦った。人間は間違いを犯して、生き続ける。それはどんなに賢い人でもそういうものだ。学ぶ事に際限はないからだ。