見出し画像

第29話 NUMBERSより抜粋 神聖哲学と新興宗教哲学の相違点

❝ひたむきな信仰と醜い教義は紙一重だ❞


教義とは自らが信じる宗教を主張することだ。

そしてひたむきな信仰は似た意味ではあるが
自らが絶対視しうる完全にそれだけしか信じない
ものを云う。

醜い教義、信仰などはそれぞれが持つものであり
厄介なものである。

ある人が言った。
「違う宗教を信じる人とは宗教の話はタブーだ。信じる
者が違う人と話しも結果的に不仲になるだけだ」

日本人はその点、多宗教と言える国だ。
別視点から見れば流されやすいと言える。

昔、私はイギリスに行った。驚いたわけではないが
意外だと思ったのはクリスマスよりもハロウィンのほうが
盛り上がっていたことだ。

当然、日本にはまだハロウィンなんて誰一人として
関心の無かった時代である。

日本人で真があることは何であろうか?
世界から見たらサムライや忍者が圧倒的に人気がある。
だが内から自国を見た時に見えるものは何だろう。

つい最近、世界で初めて空飛ぶ車を日本が作ることに
成功した。しかし、皆が夢みてたようなものではない。

騒音もすごくうるさい、40分しかもたない。
飛行の高さは3メートル。一体どこを走ればいいのかと
私は聞きたくなる。

価格は7770万。買っても当然道路を走ることは
危険であるし、3メートルでは道路は勿論、無理で
仮に人里離れた場所を走ることを想像したら
むなしくて泣けてきそうだ。

しかし、それを途中で諦めず追求するのであれば
話は変わってくる。

簡単に言えば宗教とはそれである。世界中からの視点から
見れば今まで想像もできないほどの宗教は滅んできただろう。
伝統を重んじ、迫害にも負けず信じる心を忘れることなく
今まで守ってきたものは賞賛される。

外国人は知らないだけであるが、侍はそういう意味では
宗教に近いほどの忠誠心を持つものが多くいた時代である。
命よりも誓いを重んじる姿が過去の日本ではあるが
未だに世界から好かれる理由だと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?