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私人逮捕系YouTubeについて考えてみる

まず言いたいのは、撲滅は絶対に出来ない
事を分かっているのか? いないのか?

日本はまだ銃社会では無いので、人によっては
痴漢や覚せい剤、盗撮など撲滅出来ると
思っているのであれば、それは世間知らずである。

基本的に、世界中に広まったものを撲滅する事は
不可能であり、アメリカのCIAやFBIなども確かに
動いてはいるが、撲滅は出来ない事を知りつつも、
抑制のために命を懸けて戦っている。

アメリカ等では現状を詳しくは知らないが、
一時期、拡がり続ける薬物問題に対して、
メキシコから密輸してくる数を抑える為に、
CIAが直接、メキシコ組織と手を組んで、
密輸量などを規制していた時もあった。

盗撮、痴漢、覚せい剤に言える事は、
欲求を満たすための行動になる。
10人や100人捕まえたとしても、
絶対数的な人数が減る事は無いもので、
治すには治療が必要になるが、
誰しもが欲望を知っている通り、
それを抑える事は難しいものだ。

それがたまたま犯罪行為であっただけで、
誰もが色々な欲望は持っている。
ただ、自己抑制が出来るか、出来ないかに
別れるだけの問題になる。

私人逮捕系YouTubeが100%、撲滅を
しようと動いているのであれば、それは
政府等に訴えかける方が、有効だ。
電車とかでは、女性専用車両等もあるし、
大きな問題に対して、一個人が何をしても
全く意味を成さない。
特にこういった問題に関しては、撲滅など
有り得ない事だ。

仮に私人逮捕系YouTubeが動いて撲滅できたと
仮定すると、いや、仮定も無理なくらいで、
ただの迷惑行為でしかないと思います。

痴漢は確か、現行犯逮捕でないと逮捕は
出来ないので、女性のほうが痴漢されたと
言えば、犯人と女性を警察に引き渡す事は
出来るかもしれないが、毎日乗る電車やバスで、
痴漢されていた人だと周りに知られる事になる。

だから示談が多い。バレたくない行為だからだ。
一時期、示談金目当てで、女性の方が詐欺行為で
痴漢されたと訴える事が多発した時に、
女性専用車両が出来たと思う。

心の底から活動して撲滅出来ると思っているので
あれば、ある種の精神的な病気に近いと言える。
思い込みが激し過ぎないと、そんな迷惑行為が
正義とされるとは思えない。

目の前で痴漢されていて、女性が困っている場合
なら、捕まえても良いと思うが、一応、YouTube
の動画見てみたが、現行犯逮捕では無いし、
今月の20日に逮捕さらた私人逮捕系YouTube等は、
まず、心が腐っていると思った。

完全に幾つかの法律に触れる行いのほうが、
よっぽど悪質である。女性だと偽って、
男に対して、覚せい剤をしようと話を持ち掛け、
男に覚せい剤を用意させる行為は、待ち合わせ場所や
町によるが、下手したら殺されかねない行為である。

私的にはそのような行為に対して推す人がいるから、
どんどんヤバい内容の事をしないと再生回数が
伸びない為、過激な行動を誘発させる事に繋がる。

それは日本が安全だと思っているから、出来るだけ
であって、アメリカやその他の国から見れば、
「日本人は頭がおかしい」と思われる行為をしている。

それは現実を知らないからではあるが、これはあまりにも
酷い行為だと思った。本気で取り組みたいのであれば、
警官になった方が良い。単純に考えても当たり前だ。

こういった行いが、日本人の知能低下の原因の1つでもある。
そして、覚せい剤や盗撮、痴漢等も減るどころか、
増える行為に繋がるとは考えていない。

常習者はほぼ止める事は出来ない。
それが自分を満たすための行為であるからだ。
示談に持ち込まれる場合が多い痴漢なども、
高額な示談金では無いので、再び手を染める。

2015年の映画に「ボーダーライン」と言う
麻薬カルテルとCIAが戦う映画があった。
メキシコの麻薬組織を本当に描いた映画だった。

アメリカは一応、大国の中では秩序を守っている
国だと言う事は、分かっている。
それは昔からであるが、ロシア人のよく言う言葉に
アメリカの刑務所とロシアの強制同労施設を比べれば、
楽園みたいなものだと、よく聞いてきた。

メキシコの麻薬カルテルもそうだが、この映画の初めに
FBIがメキシコとの国境近くにある町へ、人質救出に
向かうシーンの中で、FBI捜査官たちは驚くほど酷い
ありさまであった。

FBIとCIAを簡単に説明すると、FBIは国内の事件担当、
CIAは国外担当だと考えていればいい。

そのため、FBIが海外に出向く事は少ないのである。
CIAは国内でも多少動く事はあるが、多くは国外で
活動している。

映画ではFBIの優秀な女性捜査官が、CIAの作戦に
同行するのだが、メキシコに入る時だけでも、
緊張が走っていた。
作戦に参加した人数は十数人であったが、
CIAの作戦はメキシコでもトップクラスの組織の
ボスを殺して、統率の取れない状態に持ち込み、
メキシコ国内で殺し合いをさせるというもの
だった。

実際、このような作戦は何度かやってきた。
しかし、この作戦は完全に成功するとは限らない
もので、現実であった話をすれば、ある国の
独裁国家のトップをアメリカは暗殺した。

その後、沈静化すると見込んでいたが、
逆効果になり、統制が取れなくなり、治安は悪化
していった。アメリカは何度かこの作戦を実際に
行ってきたが、上手くいく時もあれば、失敗する
こともあった。

この「ボーダーライン」と言う映画は、
現実に限りなく近い映画となっていた。

2015年に1が出て、2018年に2が続編として出た。
1で出た、主人公の1人であったFBIの女性捜査官は、
1の最後で自分たちがしている麻薬取り締まりは
甘すぎる事だと痛感していた。
2023年、今年になって3の制作が決定した。

この1が公開される事を知った、最初の舞台と
なったアメリカに近い町のシウダー・フアレス市の
市長は、作品に対して「ボーダーライン」に描かれて
いる事件は実際に起きた事ではあるが、過去のもので
ある公言して、映画が世に出ないよう訴えかけた。

この事により、より現実的に描かれている事を
認める結果となり、批評家の支持率は92%という
非常に高い評価を受けた。

実際、かなり衝撃的なメキシコの現実が明るみになり、
現在に於いても、戦いは続いている。
それに加え、不法侵入行為もメキシコカルテルでは
仕事にしている為、後が絶たないのが現実だ。

仮に、このような状況であるならば、私は指示するだろう。
本当に命懸けの仕事でもあるし、CIAが何度も言っていたが、
「メキシコの制服警官には気を付けろ」
買収されている警官が多いのも現実だ。

しかし、この徐々に危険を増している日本に於いて、
覚せい剤を買わせるよう誘導する行為は、上記に記した
メキシコやアメリカから見れば、怒りが沸く程のものである。

日本政府も問題はあるが、彼等を支持する国民にも問題がある。
あまりにも軽率すぎる行いだと言う事を認識していない。
海外ドラマや映画などでは、毎回のように子供が汚い言葉を
使ったり、危険をはらむような行為に関しては、
非常に厳しく叱る。それは子供の頃から汚い言葉を使う事に
よって、悪い道に進まないようにしているからである。

アメリカではギャングの抗争により、毎日、人が死んでいる。
1人や二人では無い。もっと大勢が毎日のように死んでいる。
そういった道に進むのを止める為に、子供の頃から注意を
している。

私人逮捕系YouTubeに興味は無いが、本当に撲滅したいなら
撲滅出来ない事を理解してから、どうすれば如何にして
減らす事ができるかを考えて、区役所等に相談するなどして、
国の対応を指摘したり、もっと根元からやらないと、
日本をダメな国にするだけである。

私的には彼等はお金のためだけにやっているのだと
思っている。行き過ぎた行為や、発言から見て、
明らかに見てもらうためにやっているものだと言える
からだ。

おとり捜査も市民はしてはいけない事になっている。
彼等が幾つもの法を冒している事のほうが重大だ。
覚せい剤やドラッグはもう、普通に買える時代になった
以上、撲滅など出来ないのだ。

いつからどこの国に目をつけらえたのかは知らないが、
日本に蔓延はびこっている現実を見る限り、
市場の1つとして、既に幾つかの国のマフィア等が
国内に流通させているのは明らかだと言える。

違法行為で違法を生んでまで、YouTubeに挙げてる以上、
撲滅が本心な訳が無いと私は思う。
闇から闇を生む
私人逮捕系YouTubeこそ撲滅すべき存在だと私は思った。

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