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戦争による被害は拡大の一途を辿るのか

1998年、地上から約400kmの遥か上空である宇宙での建設が
始まった。

そしてこの巨大な有人実験施設が、2011年7月に完成した。
この壮大なプロジェクトはISSプログラムと題されて
15ヵ国の国が協力して完成させる事に成功した。

ISSは英語のInternational Space Stationを略した言葉である。

しかし、ここで問題が起きた。
15ヵ国の国が協力して完成させたが、その多くはロシアが
打ち上げたものだという事だ。

まずは初号機である第一世代と呼ばれている搭乗者の入れ替えや、
補給が想定されていない滞在期間の限られた宇宙ステーションが
ロシアによって打ち上げられた。

その後、第二世代として、帰還用の宇宙船をドッキングした状態で、
交代要員の乗った宇宙船や物資の補給船とのドッキングを可能とした、
ステーションを無人にすることないまま、常時活動できる
宇宙ステーションもロシアから発射された。

そして、第三世代として、多数のドッキングポートを有し、
複数の異なる機能を持ったモジュールから構成される
大型宇宙ステーションもロシアから打ち上げ、これを成功に導いた。

これは、ウクライナとの戦争以前に誓約を交わして造られたもので
あるため、すぐには問題としては上がらなかったが、ロシアは以前から
宇宙ステーションを1号から7号機まで世界で最初に打ち上げていた。

1971年から1985年まで運用され、1991年に最後の7号機が大気圏に
再突入して全ての宇宙ステーションを落とした。
再突入とは地球に向けて落とす意味である。

一応、日本の若い人は中国等の政策等に対してあまり無知識で
ある事は、私自身がソーシャルゲームでのチャットをした時に、
少し話してすぐに分かったが、検索しながら話している様子で、
もう一人の人は私の話をしっかり聞いていたが、若いであろう人は、
中国が未だに共産党だと言った私の発言に、時代遅れだと言ったが
実質、情報は降りてこない上に、中国では日本でいう公安やCIA等の
秘密組織が強い力を持っているので、国内民に対しても圧力は当然
の事、時にはハッキリとした罪が無くても逮捕するほどの権力を
与えられた機関がある。そういう事もあり詳しく書いたが、
もう今は話す必要はないだろう。

水面下では今、中国とロシアがどんな関係性なのかは難しい所では
あるが、中国と北朝鮮の仲は悪くはない。

元々ロシアが世界で初めて打ち上げた宇宙ステーションの2、3、5
号機の別名は、自衛用に機関砲を装備して打ち上げられていた。

ロシアが1から7の宇宙ステーションを打ち上げるに当たって、
一番重要だとされたのは3号機であった。ロシアでの宇宙ステーション
は「サリュート」という機関がある。
なので名称はサリュート3号と呼ばれていた。

打ち上げた時にか、何かが起きたか、それとも全てを否定する為にか
は不明であるが、故障により目的軌道への投入が不可能と言われて、
宇宙ステーションとして運用されないまま大気圏に再突入した。

当時、既に西側諸国のアメリカや西ヨーロッパが主ではあるが、
日本、韓国、オーストラリアも西側諸国とされている。

その西側諸国のレーダーによってサリュート3号は補足していた為、
ロシアはこれをコスモス衛星と偽装しているのが現状だ。

アメリカはロシアから遅れる事、2年後の1973年から1974年まで
運用した。名称は「スカイラブ」とされ、4度の打ち上げが
実行されたが、スカイラブ1号以降の2号から4号はスカイラブ1号
への往復に用いられる有人宇宙船であった。

スカイラブは1979年に大気圏に再突入した。

宇宙ステーションでは厳密に言えばソビエト連邦の宇宙ステーション
で、サリュートの後継機として「ミール」が開発された。
1986年から1999年まで複数のモジュールを初の宇宙ステーションで、
打ち上げ以降も多数のモジュールが追加され、最終的に7つの
モジュールから構成させる事に成功させた。

※モジュールとは機器やシステムの一部を構成する機能を持った部品で、
システム中核部や他の部品への接合部(インターフェース)
の仕様で、容易に追加や交換ができるようなもののことを指す。

2000年に初めて商業利用に大規模修理を受けるが、ミールは後に
破棄が決定され、2001年には大気圏に再突入した。

中国も「天宮」と呼ばれる宇宙ステーション試験機を本格的な
宇宙ステーション建造のための試験機を目的とした1号を打ち上げた。
主な目的はランブデー(宇宙船・人工衛星が、ドッキングする為の意)
であったが、練習目的としていたため、宇宙飛行士が滞在できる仕様
になっていたが、短期間用であり、小規模ではあったが、実験室も
造られていた。

主にはアメリカ、ロシア、中国等の宇宙ステーションは基本的には
無重力での実験室を主とした目的と、地球の気候などを調べる為
だと発表しているが、今では民間企業も宇宙ステーションを
打ち上げている状況で、考え方によっては秘密裏に実験ができる
完全なる環境と言えるため、その辺りについては詳しくは
発言していない。

問題視されるのは、初期の15ヵ国だとは言わずとも分かると
思うが、アメリカ、ロシア、カナダ、日本、ESA加盟の各国である
(ベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、
ノルウェー、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス)の
15ヵ国が共同で開発した。

他にもブラジルがNASAを仲介役として間接的ではあるが協力した。

主要な研究機関としてアメリカ航空宇宙局(NASA)、
ロシア連邦宇宙局(RFSA)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、
カナダ宇宙庁(CSA)、欧州宇宙機関(ESA)が参加していた。

言うまでも無く、これは前振りである。

大抵の場合、予定よりも遅れる事の方が多い。
宇宙ステーションもその中の1つである。
本来ならば2016年までには終了予定であったが、
少なくとも今年である2024年まで延長が決定したが、
今の状況になり、ロシアは今年2024年のISS終了前に、
新たにロシアから打ち上げるモジュールと、ISSのロシアが
担当したモジュールの一部をドッキングする事を表明。

アメリカとは別に、元々宇宙には強かったロシアは独自の
宇宙ステーションを再構築する事を決定して公言した。
ISSから切り離して、再構築することでロシアだけの
宇宙ステーションになり、規模的にもISSより小型にはなるが、
機能的には同等とされていたが、独自だけで造るには規模的な
問題もあるため、改めて2028年まで協力関係として参加する
事を発表した。

一応、公言内容では、ISSに使われたモジュールを使わず、
周回軌道もISSと全く異なる新型の宇宙ステーション建造
を検討していると発表した。

これは当然だとも言える。協力の見返りはおそらく求めない
ものと思われる。関係を持てば、色々と危険も懸念される
であろうであると私的な意見ではあるが、そうするだろう。

近年では特に宇宙への関心が高まりを見せている。
ドローンもそうだが、兵器化するのが目的の一つであると
思われる。ロシアが最初に打ち上げたものには武器が
あった事から、宇宙からの脅威も検討中であるか、
既に完成していて、2028年までは不戦状態を維持するのが
目的とも思われる。

全ては人間が考える事である以上、国家間の問題は当然
あるが、今のような深刻な事態に対して、民間の軍事力を
有する人達にとっては、戦争こそ稼ぎ時だという事実は
変えられない。

いつの世でも、月と太陽、陰と陽のように事実で分かる
のは一部に過ぎないが、確実に近づいている事は確かな
事である。

中国、ロシア、北朝鮮が連携を組んでいて、そう見せて
いないのであれば、北朝鮮は日本に爆弾を落とすだろう。

問題は日本領土に攻撃が仕掛けられた場合なのか、
それとも爆撃は確定しているが、撃ち落とさないで
撃ち落とされるまで待ってから反撃するのかで、
情勢は一気に変わるだろう。

我々が知っている事は、ほんの少しでしかない以上、
最低限の事は知っておくのが最善だろう。
平和という世界に長く身を置きすぎた日本人にとって、
戦争は完全に他人事のように思っている。

この思想が変わるのは、実際に爆撃されるまで
分からないはずだ。誰もが体験して初めて知る事に
変わりは無いと言えるからだ。

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