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計画中の徳島の宿 建築家さんとの打ち合わせ

トップ写真 計画中の山の宿シンボル 樹齢300年の樫の木とまきの木


建築家さんが来社


私たちが徳島県で計画している宿。
その打ち合わせで今日、
徳島から建築家の内野先生が来社。

私が海外に出て、
日本以外の情報を集めてくるので、
建築の中に取り入れられることはないか。
と、わざわざ徳島からやって来てくれました。

建築雑誌にも幾度か特集され、
一度は雑誌の表紙を飾った事がある建築家さん。
なのに、謙虚で勉強熱心。
明日からは、
能登半島へ被災者支援に行かれるそうです。

かっこいい建築。
それも大切です。

それ以上に、その場所に住む方の安全。
重視すべきはそこ。
日本全国、
どこで大きな天災が起きても不思議はありません。

被害を最小限に抑えるため。
起きてしまった被害に対して、
どのようなことができるか。

被災者の方への心のサポートを通じ、
被災者の方へのアドバイス。

いずれ起こるかもしれない災害。
建築では防ぎきれない場合の復興準備。

被災地支援を通じて、被災者へ寄り添い、
今後へ活かせる対策を学ぶ姿勢。
改めて感心させられました。

大切な家が被害を受けた皆様にとって、
プロの建築家さんに話を聞いてもらえる。
また、応急でも何ができるか。
アドバイスがもらえる。
とても心強いことでしょう。

内野先生の作品はこちらから
↓ ↓ ↓

内野先生のお話を聞いて、
お役にたてないか?
思案する次第。
最近は聞かなくなりましたが、
困った時はお互い様です。

何年か前 伊達市へ水害復興ボランテイア 家主のおじいちゃんと


変化している日本の価値 為替編


話変わって、内野先生との会話の中、
海外と日本の違い。
海外から見た日本の魅力。
そんな話になりました。

ひと昔前であれば、
日本へ憧れる、発展途上国の人たちが多数。
日本で学びたい。
日本語覚えて、日本の会社で働きたい。
そんな目標を持った外国人が多かった。

しかし最近の傾向。
留学先として、
また、働く場としても日本の人気は低迷。
理由は円が弱くなったこと。
税金が高い。
少子化と高齢化により、
日本の成長性に見通しが立たない、
等があるでしょう。

私がまだ若い頃。
まだ20年前くらいまえまでは、
ブランド物を海外へ買いに行く若者たち。
多く居たように記憶してます。

為替も比較的安定していて、
1ドル100円から125円の間。
一時は1ドル70円台の超円高がありました。
今日は150円代。
70円台の時代から約2倍。
日本で暮らしていると気付かないですが、
1万円の価値が5000円になったということ。

私たち日本人は海外へ行くと、
何でも高いと感じる時代。

外国人は日本は何でも安いと感じる。
(タクシー代以外)

よって、観光などの来日はお得に感じる。
半面、日本で働くことへの魅力。
昔ほど、高くはありません。

少し前まで発展途上国。
そう思っていた国々の主要都市。
既に先進国並みに発展しており、
国内での雇用が増えているというのもあります。

発展途上国か?バンコク
発展途上国に見えないクアラルンプール 伊勢丹ある

時代の進化に伴う、働き方の常識の変化。
特に近年はテクノロジーの進化が早い。
生成AIの出現によって、
今後、益々、働き方や仕事に対する考え方。
大きく変わっていくでしょう。

時代遅れの経営スタイル?


昨日、
テレビでカズレーザーさんが言ってました。
多くの経営者が、
経営の神様とお手本にしている松下幸之助さん。
それは、昔のお手本であって、
今の時代は、新しい経営の時代。

日本の経営者の多くが、
昔の教科書を未だに正しいと信じている。
欧米は、
新しい経営マネジメントに変化しているのに。

弊社社員必読書 古い?



日本の会社員のモチベーションが低い原因。
会社員のモチベーション低いと、
生産性も上がらない。
たしか、やる気ある会社員の比率は5%。
全世界で日本の会社員のやる気は最下位でした。

この仮説が正しいかどうか。
私には分かりません。
しかしながら、
何十年も続く日本経済の低迷。
その間、日本以外の多くの国は目覚ましい成長。

結果から分析すれば、
時代に取り残されているのかも。
そう思ってしまいます。

若者はスーツを着る仕事に憧れなくなりました。
これも時代の変化。
私もスーツ着なくなりました。

国民が不満なく暮らせる制度つくり


若者が少なく、高齢者が多い日本。
急にこのバランスは変わらない。

突然、天然資源が見つかれば別ですが、
今のままだと上がり続ける税と社会保障費。
働いて所得が増えても、手取り額は微増。
ここもモチベーション上がらない理由かな。

世界には、日本よりも社会保障費が高い国。
あります。
だから、その国の国民が貧しいか。
そんなことなく、豊かに暮らしています。

社会保障費取るけど、
学費は無料、高齢者施設も手厚い保証。
それが実現できている。

日本は、税金や社会保障費上がるけど、
国民負担も上がる。
なんでやねん。

一方、世界に目を向ければ、
所得税が0の国や、低い税率の国もあります。
企業としての法人税はありますが、
それでも10%まで。

同じ利益。同じ給与。
だとしても、どこで働くかによって、
感じる豊かさが違う。

豊かで清潔で税金も安い ドバイ

そんな話を、内野先生と共有。

それでも日本が好きだから


なんや、日本はええとこないやん。
ではなく、
日本だけでなく、世界の常識を知ること。
閉塞する日本の中の常識だけで考えない。
そこが大切。

世界中旅して感じること。
日本ほど、
素晴らしい観光資源を持っている国はない。
47都道府県全てに、
素晴らしい観光資源があります。

計画中の海の宿予定地前のビーチ

狭い日本の中で、競争するのではなく、
世界へ目を向ける。
日本が好きな外国人はたくさんいます。

地方によっては過疎化が進み、
働き手不足もある。
だからこそ、テクノロジーを活かした町おこし。
日本人の得意を活かせるんじゃないか。

計画中の山の宿 ビフォアー 内野巨匠によってどう生まれ変わるのか?

内野先生と、そんなお話をさせていただきました。
夢や理想で終わらないように、
進めて行きますね。

世界中の人が欲しがる日本のパスポート。
日本人の10%しか所有していないそうです。
これもったいないです。

たまには、閉塞する日本を出て外を見る。
常識の枠が外れます。
たまには、
異国の空気に触れてみてはいかがでしょう。

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💛フォローよろしくお願いいたします。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。











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