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初めてワンピースを読む【101】

モモの助が「見た目は大人、頭脳は子供!?」になっちゃうの!?な、第101巻、読了しました。

海の中で回収されたルフィはいつも通り肉食べたら元気になったみたいだった。よかった。
そして、モモの助はルフィを空高い位置に居るカイドウの下へ運ぶため、大きな龍になるべく、しのぶの術で20年の時を飛ばなければなっていたはずの年齢である28歳まで成長した。
トキトキの実と同じく、もう元には戻れないらしいので、しのぶは大反対だったが……まだ明かされていない28歳の青年の姿のモモの助を見てしのぶが泣いていたから、きっと28歳のモモの助はおでんとそっくりだったのではないだろうか。

カイドウを足止めすべく、父に挑んでいるヤマトは、イヌイヌの実幻獣種の悪魔の実の能力者だった。その姿は、ミンク族っぽさがある。ヤマトは小さい頃は鬼姫様と呼ばれ、親のカイドウではなく捕まっていた侍たちや、気にかけてくれた配下たちの愛情を受けて育ったみたいだ。
ヤマトは、このワノ国編が終わったらルフィたちの仲間に加わるんだろうか。だけど、カイドウ亡き後、モモの助を助けて残されたワノ国のために尽力するという線もあるかも。
むしろ、ロジャーにとってのおでんの存在のように、ルフィたちにモモの助が付いてくる可能性もあるかも?
センゴクが以前言っていた、大物たちはどうしてワノ国に惹かれるのか……ラフテルへ辿り着くため……光月家の力が必要不可欠な存在だからじゃないのか。それは、ポーネグリフを読解する以上の意味があるんじゃないのか。

今巻では、「神」という単語が結構出てきた。ワンピースは「悪魔」という単語はよく出てくる漫画だけど、悪魔の対義語は「天使」や「神」に当たると思うが、あんまり出てきていた記憶はない。天竜人が「神」を自称していることはあったような気がするが、あの人たちは王たちの血筋だから「人間」であって、「神」ではないはず。
元CPの飛び六胞が唐突に語る太古の昔の伝説の戦士「タイヨウの神ニカ」。人を笑わせ苦悩から解放するとのことで、何だかシルエットはピエロっぽい。割と戦闘の最中ねじ込まれた感じするのもあって、今後重要になそうだけど、絡み方は分からん。
あとは、悪魔でも神でもないけど、イム様が感じにすると仏様になることは気にはなってるんだよな。悪魔と神の二元論的なモチーフかと思ったけど、イム様をそのまま仏だと解釈すると、ややこしくなりそう。
イム様は、イム様的には五老星に敬われてはいるけど、単純に五老星の上の立場というわけではなく、実は世界政府なんやかんやとは全く別の枠組みに居て、何らかの理由でルフィや黒ひげ、しらほしに敵意を持ち、ビビに謎の感情を抱いている?

もう一つは、今はマリージョアが聳えるレッドラインの上が、ずっと昔は「神の国」だったという、マルコの回想。大看板のキングとクイーンを見つめながら、どうしてそのことを思い出したのだろう。
マリージョアの前は神の国だったと言うことは、800年前の世界政府創立のとき、神の国を乗っ取ったのだろうか。つまり、世界政府を創立した20人の王たちと戦い、存在を消された「巨大な王国」が「神の国」だった?
だけど、「巨大な王国」は「D」の一族……Devil、つまり悪魔たちと深い関係があるのではないかと思ってた。そうすると、「神」と「悪魔」の立場がひっくり返ってしまう。
もしかすると、世界政府があそこまでしてか隠したかったのは、「神」と「悪魔」の立場をひっくり返した歴史上の事実だったり……?うーん、謎!

サンジとゾロがルフィの両翼と称されるの、何だかいいね。




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