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初めてワンピースを読む【103】

ええ!?結局ルフィが太陽の神ニカだったの!?今回は回収早かったな……な、第103巻、読了しました。

ゴムゴムの実には別名があって、それがヒトヒトの実幻獣種、モデル「ニカ」だったらしい。
いつの時代も世界政府が回収を試みようとしていたが、まるで逃げていくように800年間一度もその手中に収まることはなかった。動物系の悪魔の実には意思が宿るという。

動物系「ヒトヒトの実」幻獣種モデル"ニカ”
その体はゴムそのものの性質を持ち、空想のままに戦い人々を笑顔にしたという
"解放の戦士”またの名を"太陽の神ニカ” 覚醒はゴムの体に更なる"腕力”と"自由”を与えるという

これが、ルフィの食べた悪魔の実。実際には超人系ではなくて、動物系で、ゴムの力はニカの特性上付与されたもの、ということだろうか。
あまり従来の主人公っぽくない能力で戦うルフィが好きだったんだけど、ここに来てかーなり特別な悪魔の実を食べていたことが発覚してしまった。

ルフィは死んだような状態から解放のドラムの音が鳴り響くたびに復活する。その要望は白く、まるでルフィではないように変化していて、恐らくはニカの姿なのだろう。
そして、やってきたゾウは、800年ぶりにジョイボーイが居ると言い、なあ、ジョイボーイと語りかける。ゾウは、800年前にジョイボーイと罪を犯した仲間らしい。罪とは、何だろう。世界政府を創設した20人の王たちに敗北したことだろうか。それとも、また別の何かが?

結局のところ、ジョイボーイ=ニカ=ルフィなのだろうか。
ジョイボーイの代わりを果たす者の条件は、「D」ではなく、ニカの悪魔の実を食べることだった?つまり、ジョイボーイもルフィと同じくニカの悪魔の実を食べた?
それとも、ジョイボーイがニカその人で、800年前に悪魔の実となった?
悪魔の実って、空白の歴史より前からあるのかな。もしかすると、ジョイボーイをはじめとして、世界政府を創設した20人の王たちと戦った人々が様々な能力者で、悪魔の実として能力を封印されたんじゃないかとも思っているんだけど。その場合は、悪魔の実を作り出したのはイム様では?とか……まあ、これは何の確証もない妄想なのですが。

ちなみにキングはカイドウこそがジョイボーイだと信じていたらしい、カイドウは笑っていたが、もしかするとルナ―リア族とジョイボーイは縁が深いのかもしれない。

そして、悪魔の実には「覚醒」って段階があるらしい。悪魔の実の能力に心身が追いついたとき、その能力は覚醒し、超人系なら能力が自然系のように他に影響を持ち始める。
カイドウはルフィの戦い方を、自由な戦闘と、評する。ニカの説明では「自由」がかなりキーワードになっているっぽい。
何となく、黒ひげやルフィが言った共通の言葉って「自由」に纏わる言葉じゃないのかなあ、という気がしてきた。

ニカは太陽の神、人魚姫は太陽の光に憧れて、ポーネグリフを作った光月家と固い絆で結ばれているミンク族は月の獅子になる。
太陽と月は、まあモチーフになりやすい題材ではあると思うんだけど、やっぱり重要な要素なのかなあ。
ニカはどうして太陽の神なんだろう……太陽の光を十分に浴びれない時代があった?

リンリンは、遂にローとキッドが撃破!カイドウは酒が入って感情ジェットコースターの愉快なおじさんと化していたわけだが、リンリンが落ちたことを知って昔を思い出して泣いている。
ローラ船長のパパの回想でチラッと出てきたときも思ったけど、カイドウの回想のリンリンも細身の美女で、子供の頃と今とで違い過ぎてひっくり返っちゃうんだよな。何ならしのぶも若い頃は超美人だし。この世界では加齢によって時折老化だけでは説明できない蝶から蛹へ、蛹から蝶への大変体が起こることがある。

城内では、前巻からいつの間にか城に潜入していらしい日和が、遂にオロチへの復讐を果たす。そのほかはCP0がウロチョロとして、ゾロやらイゾウやら錦えもんたちやら、安否はもうどうなってんだよ……。


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