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運転免許証オンライン更新をやってみた

#28
2024.3.27.

免許更新のはがきが届いた。
オンライン予約、オンライン講習ができるという。
時代とともに免許更新制度も変わりつつある。
実体験をもとに考察してみたいと思う。

必要なもの

・マイナンバーカード
・更新ハガキ
・マイナンバーカードが読み取れる端末
 (顔写真が撮影できるもの)
・運転免許証

更新までの流れ

①端末でマイナンバーカードを読み取る

オンライン講習専用サイトに入り、マイナンバーカードを読み取る。
署名用のパスワードを入力する。

②運転免許証番号を入力する

12桁の番号を入力する。

③講習動画を視聴する

30分程度の講習動画を視聴する。
チャプターごとに動画に関する質問があり、顔写真を撮影される。倍速視聴や早送りはできない。
なりすまし防止や動画視聴をしているかの確認のためなので当たり前と言えば当たり前。

④受講完了…そして免許センターへ

最後は免許センター。
写真撮影や更新料納付、免許証発行はやはり免許センターだった。
ただ免許更新の予約を取れるという。
これも今までになかった制度だ。

⑤免許センターで変わったこと

速い!
並ぶのは並ぶのだが、予約とってあるからなのか、ほとんど記載することなく手続きが進む。
そしてキャッシュレス決済可能。クレジットカード、アプリ決済と種類も豊富。
さらに視力検査、写真撮影も速い!
混雑状況にもよるだろうが、滞在時間は1時間もかからなかった。
めちゃくちゃ時短になってることに驚き!

感想

かなり楽になった。
免許更新のあの拘束時間はかなり改善された。
講習を受けてから免許発行までの待ち時間も大幅に時間短縮。
なぜこうなったのかわからないが、進めてくれた人に感謝。
またこのオンライン制度は自治体によるもので国全体ではないのかもしれない。

欲を言えば…
・自宅で写真撮影、視力検査ができるとよい
・免許センターまで行かなくてもオンラインで完結するとよい
(せめて最寄りの警察署で受け取りができるようになるとよい)
・マイナンバーカードと免許証を統合してほしい
(2024年内には統合する方向らしいが今回更新した人はどうするのか…)

まあ、免許証偽造の防止や安全面を考えると、これは妥当なのかもしれない。

韓国では、マイナンバーがスマホ搭載になるというニュースを読んだ。充電が切れたら、スマホを紛失したらどうなるのかわからない。
日本では、免許やマイナンバーをスマホに搭載するかどうかの議論はあるのだろうか?
免許更新の際に「カードを発行するか?スマホに搭載するか?」の選択肢があってもよい。

ただ試行錯誤しながらも新しい試みをしてくれる行政には本当に感謝しかない。
行政は旧態依然というイメージがあったが、変わりつつあるのかもしれない。

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