20240222『なんとなく、クリスタル』
今日はずっと気になってた『なんとなく、クリスタル』(田中康夫 1981)を読みました。
小説本文の主人公(由利)の語りと、それを俯瞰する少し捻くれた筆者の注を交互に読み進める構成がとても特徴的で面白かったです。
例えば、ベッドシーンで、本文は由利の視点dr「私の小さい丘に...」という述べられているのですが、注ではあっさりと「クリトリスのことである」と述べられてる場面があります(笑)
(補足ですが、このベッドシーン、なかなかエッチです)
また、文中にさまざまなブランドや店