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流産-我が子がこの世に宿った理由-

意を決して、小学校からの友人に流産を報告。友人は不妊治療を頑張っていて、お互いにママになることを夢見て今まで励まし合ってきた。

流産を改めて認識することを恐れて、避けてきた周囲への報告。報告を聞いた友人は、涙してくれ、温かい言葉をくれ、一緒に悲しんでくれ…再認識するよりもはるかに元気づけられた。

そして、一冊の本を紹介してくれた。
「ちいさな天使のものがたり」

赤ちゃんは、空の上で「お母さんになってほしい人」を見つけてくること。短い命と分かっていてもそのお母さんを選んで宿ること。

たとえ短い命であっても選んだお母さんのお腹の中は幸せであること。

本当の話なのか…わからない。
だけど、もしも本当であるならば…私を選んでくれた我が子に「ありがとう」と言いたい。
そして、次はママが守るから、短い命ではなく、元気な体で生まれてきてほしいとそう伝えたい。

久しぶりに前向きな涙をたくさんたくさん流して、少し気持ちが軽くなると同時に明るい気持ちになれた気がする!

早速、本をネットで購入。我が子の気持ちを知る術はもうないけど…知ろうとする気持ちは持ち続けていたい。

だって糸のママは一生だから。

あぁ…ママは今日も糸に会いたい…

糸-ito-

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