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熟女装

俺は「女装ヘブン」という週刊誌のライターを務めている、しがない物書き。

今日は、「女装さんにインタビュー」という特集記事の取材のため、千葉の酒々井という田舎まで来ている。

酒々井・MixBAR
ラナンキュラス

(ガラガラ…)

「こんばんわ…」

「あっ、イヨさんですか?」

「はい…はじめまして」

「今日は来てくださってありがとうございます。私が先日DMさせていただいた、金玉男です」

「金さん…ずいぶん立派なお名前ですこと」

「恥ずかしながら本名でして…在日三世なもので」

「あらっ、そうでしたか…ゴメンナサイ」

「まっまぁ、とりあえず席の方へどうぞ!」

俺はイヨさんを奥のテーブル席へと誘い、ドリンクを注文した。

「イヨさんは何を飲まれますか?」

「私は車で来たのでウーロン茶で…」

「では、私も同じものを…」

店員の女装さんにウーロン茶を二つお願いし、早速イヨさんに質問を投げかけた。

「今日は自宅からその素敵なお召し物でいらして頂いたんですか?」

「ふふっ…お上手ですわね。そうですよ。」

「失礼ですが、ご家族は?」

「以前はいたんですけどね…今は独り身ですの」

「あ…なるほど、そうでしたか」

「だからこうして、休みの日は家で準備して気ままに出掛けられるんですのよ」

「女装歴というか、お化粧とか女性物の洋服などを身に着けたのはいつぐらいからなのですか?」

「そうですね…最初に女性物の下着を身に着けたのは、もう二十年位前かな」

「なるほど、どういった事がきっかけで?」

「まぁ、話すと長くなるんですけど…」

「構いませんよ。私は色々な女装さんに何故、女装するに至ったのかを聞くのが仕事なので。皆さん、事のきっかけは様々でとても興味深いお話ばかりなんです。」

「いや…私の話なんてきっとツマラナイと思いますわよ」

「いえ、そんな事はありません。是非!」

「そうですか?それじゃ…」

イヨさんは、今現在に至るまでの経緯を事細かに教えてくれた。

別れた彼女の忘れ形見の下着から女装することに目覚めてしまったこと…
そこから、色々と試してみたが男性にあまり興味が持てず一度やめてしまったこと…
女性化するのを諦め、別れた彼女とよりを戻しデキ婚で子供をもうけたが、相手の浮気が発覚し離婚したこと…
それで、傷心から逃れる為に、また女装し始めてしまったこと…

「本当にバカよね…」

「色々と大変な思いをされたんですね…」

「結婚する前はね、その彼女の名前を使ってたの…ナオコって名乗ってね」

「ナオコさんから、イヨさんに…」

「そう、別れた女房の名前なんて使えないしね。今の名前は昔に好きだったアイドルの名前をお借りしてるの、いつまでも16歳の気持ちでいられるように…なんてね〜笑」

「素敵なお名前だと思いますよ。」

「ありがとう、女装子はいくつも名前を使い分けるからね」

「確かに…。ちょっと込み入った事お聞きして良いですか?お子さんいらっしゃると…」

「うん、全然会ってないけどね。今は、もう高校卒業するくらいかな…」

「男の子ですか?女の子ですか?」

「男よ…小さい時、可愛い顔しててね。思わず、この子が女装したらって考えちゃったわよ。笑」

「はは…なるほど」

「でも、奥さんが私みたいにナヨナヨして育ったらイケないって、武道の教室とか通わせてね。」

「武道ですか?」

「うん、空手みたいなやつ」

「それは強くなるでしょうね〜」

「今頃どうしてるかな…」

イヨさんの表情が暗くなってしまったので、話題を変える。

「あの、以前に女装してらした時に男性に興味を持てなかったというのは…?」

「ああ…なんていうのかな〜この界隈って言ったら視野が狭いって思われるかも知れないんだけど、女装子を狙ってくる男性ってロクな奴がいないと思うのよね。」

「は、は〜…」

「言い過ぎたかしら。ごめん、正確に言うと性処理を目的に近づいてくる人が多いのかな〜たぶん、女性に対してもそれは同じだと思うんだけど、色んな過程を踏まずに突っ込んで来ちゃうみたいな…」

「突っ込まれちゃうんですか?!」

「ローションも解しも無しに無理矢理突っ込もうとする馬鹿もいるしね。いやいや、そうゆう話しじゃなくて…う〜んとね、会話もなしに襲ってくるとか、ジロジロ品定めしながら後ろから追ってくるとか、断ると暴言吐いてくるとかね。あとは、見た目とか年齢的な事とかも…」

「見た目…年齢…」

「ん〜、まぁダサい奴とか老人が多いのよ」

「な、なるほど…」

「女に相手にされないからって女装に手を出す。大して自分を磨こうともせずに…だったら自分も女装して掘られてみなさいよ!
って、先輩の女装さんが言ってたわよ」

「あっ、先輩が言ってたんですね」

「うん、そう。全部、先輩が言ってた。」

「じゃあ、イヨさんは男性との経験とかはないんですか?」

「え〜とね…ないことはない」

「あるんですか?」

「あるけどね…大した話じゃないわよ。」

「まぁ、お話されたくなければ無理にとは」

「というかね、結局はセックスなんて食事するのと一緒だと思うのよね。自分の好きな料理(好みのタイプ)を食べると幸せでしょ。でも、その記憶って薄れていくじゃない。」

「はい」

「どんなに良い物をたくさん食べても、どんどん欲が深くなって気持ちが満たされなくなってくる。ただ数をこなす大飯喰らいのセックスジャンキーって虚しいと思うのよね。」

「なるほど」

「セックスにしても食事にしても、どれだけ自分と相手の気持ちが寄り添っているかが大切だと思うの。誰かのためを想って作られた料理って美味しいでしょ。セックスもどれだけ相手のことを想ってするかって事が重要だと思うのよね。」

「ためになります」

「偉そうに言ってごめんね。ようは、ちゃんと大切な人とじゃないと心まで気持ち良くならないんじゃないかな〜ってね」

「わかります。…で、イヨさんには大切な方はいらっしゃるんですか?」

「……はぁ〜、聞いてくれる?」

「はい…」

「実はね、ついこないだまで良い人いたんだけどね…逃げられちゃった」

「逃げられた?」

「そう…このBARで知り合ったんだけどね。歳は私とさほど変わらない五十路くらいのダンディーな方でね、最初は特にお話しすることもなく面識もなかったんだけど…」

「ほうほう」

「何度かお見かけするうちに、たまたまカウンターで席が隣同士になってね。色々と話していくうちにスゴく気が合って。」

「ふむふむ」

「Twitterのアカウント交換して、DMし合ったり、たまに遊びに行ったり…」

「いいですね〜」

「でも、なんか相手の会社が資金繰り上手くいかないとかで、少しだけ援助する形になっちゃって…」

「えっ…お金貸したんですか?」

「うん…」

「おいくらくらい?」

「500…」

「え…」

「まぁ、信じた私もバカなのよね。全然そんな感じに見えなかったから…いい勉強になったと思ってるわよ。」

「どうにか捕まえられないんですか?」

「みんなにも聞いたけど、常連さんってわけでもなかったみたいだし、Twitterのアカウントも消えちゃってるから探しようがない…」

「そんな…」

「まったく…女房に捨てられて、また女装子に戻ってみたら、体よく男に騙されて。何してんだろうね、私…」

「イヨさん…」

「それでもね、なんかこうしてないと落ち着かないのよ。普段は男として肉体労働してんのに、夜になって寂しくなると女になりたくなるの…」

「苦しいんですよね」

「そう…気持ちがね、楽になれるの。昔みたいに皆んなとワイワイできるわけじゃないけどさ…なんかね、やめられなくなっちゃったっ感じかな」

「皆さん、そうおっしゃいます」

「はは…これで私も立派な女装子の仲間入りね」

その時、入口の扉が開き一人の中年男性が店へと入ってきた。

(ガラガラ…)

「イヨさん!」

「あっ…河合さん…」

「やっと会えた…」

「会えた?…私から逃げたんじゃないの?」

「そんな…誤解しないで下さい!」

「だって、急にいなくなるんですもの……」

「それは本当に申し訳なかった。心から謝ります。ごめんなさい、イヨさん…」

キチッと背広を着こなす白髪頭の中年男性は、イヨさんに対して申し訳無さそうに謝罪をしていた。

「実は、言い訳のようになってしまうかも知れないのだけれど、年甲斐もなくイヨさんと同じi-phoneに機種変更をしたんだ。元々はスマホだったからアドレスとかアカウントとか訳がわからなくなってしまって、IDもパスワードもどこ吹く風で…」

「ぷっ笑…つまり、風が吹いて自分のTwitterアカウントが飛ばされちゃったってわけ?」

「そうなんだ、君とお揃いのi-phoneにしようとしたばかりに…馬鹿な事をしたよ」

「それで、一昨日から連絡が取れなくなってたの?一言、相談してくれれば良かったのに…」

えっ…?
一昨日?

「本当に焦ってしまったよ、もう君と会えなくなるんじゃないかって…でも、君と出会ったこの店に来れば会えると信じて来たんだ」

「私もここで待てば、いずれ貴方が迎えに来てくれると信じてた…」

たった一日会えなかっただけ…

「イヨさん…」

「河合さん…」

二人は寄り添いキスをしようとした。

「あ、あの〜…ちょっと良いですか?」金

「…はい?なんですか?」河合

「私、週刊誌のライターをしてます。金玉男という者です」金

「ずいぶんと大胆なお名前で…」河合

「ええ…まぁ、それは置いといて。実は今イヨさんに女装さんについてインタビューさせていただいてまして、少し貴方の事もお聞きしたもので…」金

「私の事…」河合

「イヨさんからお金を借りているとか…」金

「金玉さん!それは、もういいの…」イヨ

「イヨさん、それはいけません。もう、いい大人なのですから深い関係があったとしても金銭の貸し借りはちゃんとしないと…」金

「私は彼が、こうして戻ってきてくれただけで満足だから…もう、お金のことは…」イヨ

「お金って、もしかして…一昨日借りた駐車場代のことかな?」河合

「駐車場代?いやいや、そんなんじゃ…」金

「そう、駅前パーキングの代金500円のこと…」イヨ

「はぁ?…」金

「あっ…ごめん悪かったね。あの時、ちょうど私が会社から資金繰りに関しての電話中でイヨが自動精算で支払いしてくれたんだったね。忘れててゴメン、はい、500円」河合

「ありがとう(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)」イヨ

「なんか、聞いてた話と…」金

「あ…はは、ちょっと取材されてるって思ったら、話しを大袈裟にしちゃったわね。だって、SNSとかでも皆んな話しを誇張してるでしょ?真木よう子も誇張された方が面白いじゃない…」イヨ

「まぁ、それは…でも、良かったですね。私、ちょっと次の取材がありますので、この辺でお先に失礼致します。」金

「なんだかごめんなさい…変な所見せちゃったみたいで…」イヨ

「いえいえ、どうぞ仲良くお幸せに…」金

「ありがとう。私の方も取材の邪魔したみたいで申し訳なかったね。ここのお代は払っておくから、気をつけてお帰り下さい」河合

「はぁ〜ん…貴方のそうゆう気遣い出来るところが好き♡」イヨ

「あ、ありがとうございます。それでは…」金

俺は二人のイチャイチャ空間から早々に脱出し、酒々井の街を後にした。

「ふ〜、良いネタもらえたかな。さて、次はどんな女装さんに会いに行こう…」

俺の取材と称した女装子巡りの旅はまだまだ終わらない。
次は、君のところへ…

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〜ラナンキュラス店内〜

「でも、良かったのかい?彼を帰らせてしまって…」

「だって…貴方が急に来るんですもの」

「店に入ったら、君が男と二人でいるから驚いたよ。浮気されたんじゃないかって…」

「もう!バカ!私は、貴方と連絡出来なくてそれどころじゃなかったんだからね…」

「ゴメン…イヨ、お詫びと言ってはなんだけど、これ…」

「ん?なに…」

河合はイヨの前に旅行のパンフレットを置いた。

「二人で旅行に行かないか?ハワイとか…」

「えっ…でも…」

「俺、気がついたんだ。君と会えなくなるかもって考えたら今、君と出来ることを目一杯楽しもうって…じゃないと、俺が後悔する」

「河合さん…」

「今回は俺の知識不足で君に心配をかけてしまった。でも、人間は生きている限り予測不能な出来事が起こると思う。愛し合っている二人が自分達の意志とは無関係に引き裂かれる事だってあり得るだろ?」

「そんな悲しいこと…」

「悲しいよね…だから、そんな事になる前に…いや、ならないように会える時は二人でたくさん楽しみたいんだ!」

「私も…」

「なら、一緒に来てくれるかい?」

「はい…お共します」

こうして二人はハワイへと飛んだ。

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ワイハでやんす

燦燦と降り注ぐ太陽、常夏の楽園。
イヨと河合は観光客だらけのビーチではしゃいでいる。

「いや〜ん、なんかビキニのサイズが小さくてハミ出ちゃう〜」

「ウホホッ!とっても似合ってるよ〜イヨちゃ〜ん」

「あ〜!見て見て〜!結婚式やってる〜」

「お〜本当だね〜」

「花嫁さん、とってもキレイ…」

「そうだね〜」

「私も着たいな〜」

「着たい?」

「……ウェディングドレス👰🏻」

「そうか…」

少し考え込む河合。

「な〜んて、ウソウソ!私みたいなのが着ても似合わないもの…ゴメンゴメン」

「イヨ…」

「さぁ!もっと、ハワイを楽しみましょう〜サーフィンもしてみたいな〜」

イヨは河合の困ったような表情を見て察した
、こんな年増の女装子をハワイまで連れてきてくれたのに、なんて欲張りで身の程知らずな事を言ってしまったのだろう…

イヨは恥ずかしさと申し訳なさから、河合の顔をまともに見ることが出来ず、海の方に走って行ってしまった。

「おーい!待ってくれよ〜…イヨ〜!」

二人の距離は徐々に離れていく。
まるで、自ら関係を絶ち切ろうとするかのようにイヨはあてもなく走った…

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〜部屋でシャワーを浴びるイヨ〜

(ザァー〜…)

「はぁ…あのまま気まずくなって、先に一人で帰って来ちゃったけど、どうしよう…」

(ドンドン…)
「イヨ?!帰ってるかい?」

「あっ…うん、ゴメン。勝手に先に戻ってきちゃって…」

「うん、かまわないよ。でも、シャワー出たら下のロビーに来てほしいんだ。待ってるからね!」

「はい!わかった〜(下のロビー?なんだろ、ご飯食べに行くのかな…)」

イヨはシャワーから出て、河合の言う通りにロビーへと向った。

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ロビーに向かうと、河合は現地のスタッフと話をしていた。

「やあ、待ってたよ」

「彼女が主役のイヨさんだね?それじゃ、私について来て!」

「えっ…どこに行くんですか?」

イヨは理由もわからずスタッフに連れて行かれた。

「キレイになっておいで…待ってるから」

時刻は午後4時。
数時間後、二人は離れかけた距離を取り戻すかのように再会する。

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日が陸に落ち、空も海も眩い光に包まれ始めたサンセットタイム。
二人はオレンジ色の光に照らされたビーチにたたずんでいた。

「河合さん…」

「イヨ…キレイだよ…」

「私なんかに…なんでこんなことまで…」

「好きだからさ…」

「そんな…」

「とても似合っているよ、そのドレス」

「私があんな事を言ってしまったから…」

「イヨ…もう、自分を否定する言葉は必要ないよ。俺は君が好きなんだ、それでいいだろ」

「河合さん…私も、好きです」

「おいで、二人の式を始めよう…」


汝【河合太郎】は、この女【イヨ】を妻とし良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、
共に歩み、他の者に依らず、
死が二人を分かつまで、愛を誓い、
妻を想い、妻のみに添うことを、
神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?

「誓います」太郎

汝【河合イヨ】は、この男【太郎】を夫とし、
良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、共に歩み、
他の者に依らず、死が二人を分かつまで、
愛を誓い、夫を想い、夫のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?

「はい…誓います」イヨ

それじゃ、誓いのキスを…


「ねぇ…太郎さん」

「なんだい?」

「私を…幸せにしてくれる?」

「それはどうかな?」

「えっ…」

「幸せっていうのは、片方の努力では行き詰まってしまうんだよ。ちゃんと二人で寄り添って育てないと…」

「ゴメン、そうよね…」

「幸せも愛も互いに想い合って、ゆっくり優しく育てていくんだ。俺達二人ならきっと出来るよ」

「うん…二人で幸せになろうね」

「もちろんだ、君のこといっぱい抱きしめるから、君は俺のことを受け入れて欲しい」

「ふふっ…わかった」

「好きだよ」

「私も大好き」

「かわいいよ…」

「キスして…」

七色に彩られた景色の中で、二人は幸せを感じながら寄り添い抱き合う
この気持ちを、ずっとずっと忘れまいと心に刻むように
いつまでも、いつまでも…

fin♪


………………………………………………………………………………

(エンドロール)


ありのままに生きれたのなら
どんなに幸せだっただろう…

誰もが人の目を気にして
生きている世の中で
大切な気持ちを
隠して暮らす
君と私…

本当は人間なんて
淫らで穢らわしくて
愚かな考えを持って
産まれた生き物

それを、皆んな
努力して我慢して
弱いところを見せないように
強くなれるように無理してる

仕方ないよね
疲れるけど
寂しいけど
虚しいけど
愛されたいから…

ねぇ…
君は自分のことが好き?

いつも悩んで苦しんで
辛くて泣き出しそうで

日々をもがいて生きている

皆んな死にたくて生きている

仕方ないよね
それが生きるってことなら
嫌だけど
逃げたいけど
死にたいけど
息をしなきゃね…

たぶん、意味なんてないんだよ
私達が生きる意味なんて…

それでもさ
この世に生を受け
捕食して排出するばかりの
クソみたいな人生を
君なら素晴らしい道に
変えられる

世間から
疎まれたって
揶揄されたって
君の切り開く道は
なにより美しい

炎天下の熱さをしのぎ
乾いた風に吹き晒され
厳しい寒さを乗り越えて
咲かせる花は
人々の心を魅了する

君の咲かせる素敵な花

その綺麗な花弁は
暖かな風にのって
誰かのところに
届いてゆく…

春の風よ
届けておくれ
大切な君に
この想いを。。






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