海人

男女の垣根を越えた女装さんを、こよなく愛する男の妄想小説。

海人

男女の垣根を越えた女装さんを、こよなく愛する男の妄想小説。

最近の記事

光へ

長かった… いや、時間にしたらさほどでもないのだろう 数週間 それが暗い日々を過ごした時間 限界だ 本音を言えばツラい それは光に包まれる事を知ってしまったから とても穏やかで幸せな抱擁の中で かけがいのない愛を知る 限られた時が刻む空間を いつまでも手放したくないと望むが それは叶わない 怖い 寂しい また暗闇に戻る気がして… 「簡単に他で求めればいいだろ」 出来ない 「今までそうしてきただろ」 もう嫌だ 「らしくないな、混乱してるのか?」 違

    • 患い

      https://youtu.be/lkEZ9RPi2HA?si=jjx0fxyrxhdnlmA5 なんでだろう… 互いの気持ちは知っているのに なぜこんなにも胸が締めつけられるんだろう あんなに苦しかった時を乗り越えてやっと心から求め合える人に出逢えたというのに… どうして、こんなに寂しくなってしまうの? 心配なんてないよ 不安だってない  わかっているから でも、なんていうか… ふとした瞬間にどうしても沈むんだ いつも考えてしまって いつも想ってしまって 君

      • 親子女装

        春爛漫の花見日和。 私は、夜の浅草寺を歩いていた。 春といえど、まだ夜は寒いので服装はスキニージーンズにロングブーツ、黒のタイトニットにダブルのライダースジャケットを羽織っている。 もちろん、ウィッグとメイクをした女装娘の状態でだ。 女装娘にしては少しワイルドな感じの装いだが、これには理由がある。 専門学校に入学する前の春休み期間中に、暇なので何度か自分なりにメイクしたり通販で安いSHEINのワンピースなどを買って女装の練習したりしていた。 下着だけは現物を見て買い

        • 女装高生

          (10000文字以上です…) 「ちょっと〜動かないで!」 「もう少しアイライン深めにすれば?」 「眉はスッとした感じに…」 昼休みの教室の隅で、俺はカースト上位の女子達に囲まれ、よってたかって化粧をされていた。 「制服どうする?」 「美波のやつ貸してあげればw」 「え〜…」 ブレザーとズボンを脱げと言われ、トランクスとYシャツの状態になるC軍男子の俺。 「はい…」 「じゃ、これ着てみて」 「汚すなよ!笑」 女子から渡されたスカートと腹周りがくびれたブレザーに着替え

          熟女装

          俺は「女装ヘブン」という週刊誌のライターを務めている、しがない物書き。 今日は、「女装さんにインタビュー」という特集記事の取材のため、千葉の酒々井という田舎まで来ている。 (ガラガラ…) 「こんばんわ…」 「あっ、イヨさんですか?」 「はい…はじめまして」 「今日は来てくださってありがとうございます。私が先日DMさせていただいた、金玉男です」 「金さん…ずいぶん立派なお名前ですこと」 「恥ずかしながら本名でして…在日三世なもので」 「あらっ、そうでしたか…ゴ

          ド・ドンパ!!

          先日、2021年から運行を休止していた富士急ハイランドの名物コースターが、国土交通省の公式認可が降りず、正式に運行停止となった。 このニュースを見た時、はるか数十年前の苦い記憶が蘇ってきてしまった… ……………………………………………………………………………… (ど、どんぱっ…ど、どんぱっ…ど、どん…) 富士急ハイランドに新しく出来た、新型ジェットコースターに乗る為に、もう一時間以上この音を聴きながら列に並んでいる。 「まだかな〜」 彼女(直子)がクリスマス旅行に

          ド・ドンパ!!

          復讐女装

          昨晩のアウルでの情事は、私を余計に欲求不満にさせた。 まさかのタチ役を引き受け、お相手は御満足、私は不満足となってしまった。 友達もバック忘れて帰っちゃったし… 男性に挿れるなんて経験初めてだったけど、誘われてイかさずに帰したら女装子の名が廃る。 奉仕の心は、母心ってね… でも、可愛いって言われちゃった… まぁ、本気にしてるわけじゃないけどウットリしちゃうよね。 もぉ〜〜! どうすんのよ!このムラムラは… こうゆう時は、いにしえからの掲示板「カ◯ジョ」に頼ろう。

          復讐女装

          完全女装子

          ※長いわよ…ほぼ7000文字 あの出来事から、しばらくの間は女装することを控えていた。 なんだか、その行い自体が記憶と共に穢らわしく思えてしまい、自らを女性化することから遠ざけていた。 準備もメイクもヤル気がでない。 なんだか面倒くさい。 しかし、性欲なんて放っておいても溜まるもので、週末になるとソワソワしている自分をどうしたものかと考えていた。 「B面(男の状態)で遊んでみるか…」 俺は男性の状態で都内の発展場に出向いてみる事にした。 男として女装さんと接した時、

          完全女装子

          初心者女装子

          (ガタッゴト…ガタッゴト…) 千葉の辺境の地へと向かう電車の車窓には、のどかな田園地帯の光景が広がっている。 まだ日が明るい田舎の風景は、イヤラシさや汚らしさなど微塵も感じさせない。 私は普段のスーツ着に、スーツケースを持ってアル場所へと向かっていた。 目的地が成田空港に近い場所なので、はたから見れば出張へ行くサラリーマンくらいにしか見えないだろう。 しかし、実態は女性下着を身に着け、スーツケースには女装用具を詰め込んできたエロテロリストなのだ。 自分のしているテロ行

          初心者女装子

          発展女装

          ニューハーフヘルスで一通りの体験を済ませた私は、ウチに帰ってから撮った動画を見返した。 「う〜ん、やっぱり付けまつ毛とウィッグで印象がかわるんだな…」 この先も女装したいが、その度に風俗を利用する資金もないので、自分で道具等は購入しようと決めた。 NH嬢さんに教えて貰った通りに… とはいかないが、自分なりにメイク用品を揃えてみる。 ほとんどが量販店で買えるプチプラ商品だが、一通り揃えると中々の金額になる。 「女って結構大変なんだな…」 ウィッグはドンキなどでも買え

          発展女装

          カマレズ

          さて、女装すると決めたものの何から始めよう? 参考にTwitter(X)で色々な女装子さんの投稿を見てみる。 「すごい…皆んなキレイだな〜」 界隈で活動されている沢山の女装子さん達の姿は、とても素敵で可愛くて本当の女性と見間違えるくらいに輝いていた。 所々にUlikeやFaceAppの文字が見て取れるが、そうゆう部分を伏せて拝見するのが礼儀なのだろう。 「わっ!?こ…これは…」 様々な女装子さんの投稿を追っていると、とても刺激的で、かつ実践的な事をされている猛者の動画

          カマレズ

          露出女装

          (長文です…m(_ _)m) 「お疲れ様でしたー」 午後7時、職場から退社した俺は足早に会社をあとにする。 会社からほど近いコンビニに入り、トイレを貸してもらう。 「ふぅ〜、さて…」 今から自分が実行する遊びのことを、想像するだけで胸が高鳴る。 個室トイレに入り、水槽シンクの上にアタッシュケースを乗せ錠を開ける。 書類で隠した小さな紙袋を隅から取り出す。 俺はその紙袋から小さくまとまった黒い生地を手に取る。 「はぁはぁ…」 俺はベルトを外しズボンを脱いだ。 男物

          露出女装

          首下女装

          直子を身体に宿してから、早二週間。 俺の精神を崩壊させた特級呪物の黒パンティは、使い込みが激しかったせいで摩耗してしまい、何故か前後に穴が空いてしまっていた。 これ以上こすったり指を入れて使用したら、大きく破れそうになってしまった為、俺は黒パンティを額縁に入れ飾ることにした。 だが、しかし… 秘密の儀式の虜になってしまった俺の身体は、身に付けずに見てるだけという屈辱を許すことが出来ない。 俺は儀式継続の一手を打たなければならなくなった。 「仕方ない…」 時刻はPM1

          首下女装

          下着女装

          フラれた… 半年付き合った彼女に「別れよう」と言われ、俺は独り身となった。 何が悪かったんだろう。 他に好きな奴が出来たのか? 俺に愛想が尽きたのか? 元々、陰気な俺に飲み会で唯一話しかけてくれた事がきっかけで付き合うようになった。 初めて出来た彼女と言ってもいい位、俺は女性に対して奥手だった。 やっと彼女が出来たというのに、その彼女からの戦力外通告。 非常に困った事態になった。 慌てた。 取り乱した。 大声をあげた。 泣こうかとも思った。 どんな手段を使ってでも、俺は

          下着女装

          ペドフィリア

          ※ペドフィリア 「幼児性愛者」のこと ……………………………………………………………………………… 50歳、バツイチ、地方公務員。 妻に愛想つかされ独り身になった私には、誰にも言えない秘密がある。 幼女好き… 小さな女の子や、幼稚園児の娘さんを街で見かけると、なんとも言えない気持ちになってしまう。 まだ汚れを知らない純粋無垢な可愛い娘を、この手で愛でたい。 あんな事やこんな事をして遊びたい。 あ〜…たまらない。 普段は少しお堅い職業ということもあり、周りの人間は私

          ペドフィリア

          穏やかな海

          年末年始と忙しなく過ごしてきた。 ちょっと心も身体も限界 癒やされたい… こうゆう時は、自分の為の時間を作る必要がある。 土曜の仕事を頑張って終わらせる。 「間に合うかな…」 ポイントカードで営業時間を確認する。 この時間なら、まだ大丈夫そうだ。 前回行ったのは3か月前か… 結構伸びてきたし、今日はどうしようかな? 車で店舗に向かい、駐車場に車を停めガラス戸から入店する。 「こんにちは〜、いらっしゃいませ〜」 受付で名前を記入し、待ち時間を確認する。 「今日

          穏やかな海