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適応障害だけど読者モデルに挑戦したら思わぬ気づきがあった!

こんにちは。とわこです。

今年ももう半年たってしまった。
社会人になって20年弱、出産・育児を除いて働いていない半年を過ごすのは初めてである。
『働かざる者くうべからず』『人の役に立ってこその人生』
『社会にでお金を稼いで一人前、そうできないやつはクズだ』
幼いころからの親の刷り込みは凄まじいことがわかる。
大人になってその言葉がじわじわ。。。じわじわ苦しめてくる。

半年なにもしてない自分。子供以外と話さずに終わっていく毎日。
クズな自分を変えたいと思った。
なにか変わるかなと思ってとある、女性ファッション誌の
読者モデルに応募してみた。

どういうわけか採用されてあれよあれよと撮影日。

とんでもなかった。

私が来る場所ではなかった。。。

他の読者モデルさん、編集者さん、メイクさん、スタイリストさん
カメラマンは挨拶の二言目には『インスタやってます~?』と言い合う。
ほうほう。。今はインスタを通じてが挨拶替わりなのだなと知る。
(私はもちろんやっていない)

撮影現場では、みんながみんな眩しかった。
生きている世界が違うという簡単な言葉でしか表現できないけれど、、、
スポットライトをたくさん浴びてお日様の下を生きてきた人達と、
根っから土グループの私の対峙がすごい。
キラキラしていて無理だと思った。

が、その場をやり過ごすことなら私の右に出る者はいない。
初めましての人しかいない場でコミュニケーションをそつなくこなす自分がいたのだ。
改めて驚いた。私ってこういうとこすごいよなって。我ながら笑

そして、たくさんのスタッフが見守るなか、一人でカメラの前にた立った、、
私のために遠くから風を起こしてくれるスタッフさん、
ポーズを変えるたびに、ささっとメイクを直すメイクさん、衣装を直すスタイリストさん。
こんな私のために?・・・だ。すごいこと、、、

素人すぎて、笑顔もポーズもぎこちないけど、
いろいろ手を尽くしてくれるスタッフさんたちの期待に応えようとした。。。

その時気づいた、、、あ、だから私は適応障害になるのだなと。

こうやって誰かのために、いつもいつも・・・
(時に母のため、家族の調和をとるため、夫のため、不機嫌な同僚のため、職場のセクハラおやじのため)
同じことを繰り返してたのだ。

ただ一つ違ったのは
このキラキラした場所にずっといたら適応障害になるとはっきりわかった。
逃げなければいけないポイントに気づけたのだ!(パチパチ👏)

撮影は終わり、翌々月に雑誌は発売された。

発売されたこと、夫はもちろん、家族にも知らせなかった。
雑誌を誰かに見てほしかったわけではない。
自分が変われるかなと思ったけど。結局はなにも変わらなかった。

とはいえ、一人くらい『雑誌のった?みたよ♡』
なんて言ってくれる人がいるかもという淡い期待があったのも事実。

しかし、全くない!
でもこれでよかったのだ。

かなりの荒治療だけど、
適応障害にならないように、回避できるポイントがつかめただけでもよかった。


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