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クリスマスパーティー|韓国お祝い料理のあれこれ

こんにちは、育休ママみのるです。
みなさんクリスマスはいかがお過ごしだったでしょうか。
わが家はクリスチャンで韓国系プロテスタントの教会に通っており、イブは礼拝&クリスマスパーティーでした。
クリスマスパーティーは信者以外にも、一般の方をお招きするので食事の準備で大忙しです。
食事の準備の指揮を取るのは、牧師さん奥様です。奥様は韓国料理教室の先生をしておられ、とても料理上手なのです。

彩りが綺麗なキンパ
大量生産の現場
手前からヤッパブ、キムチ、チキン、チヂミ


韓国料理のレシピを検索すると、日本人向けにアレンジされており、現地の味とは違って残念な気持ちになること度々。現地の方のレシピがやはり一番です。
今回料理しながら教わったtipsをまとめておきます。

チヂミ:今回はスタンダードな海鮮チヂミと、チャムチ(ツナ)チヂミの二種を用意。海鮮チヂミの生地は小麦粉+水で作るのに対し、チャムチチヂミは小麦粉+卵。卵が入るとふんわりした食感になり、生地が柔らかいので焼く際はおたま一杯分ほどずつ、小さく焼きます。お弁当のおかずにも◯。

キンパ:綺麗な仕上がりは巻き方がポイントです。まず海苔に米をごく薄く敷き詰め、手前三分の一くらいにえごまの葉をのせる。その上に、手前からたくあん、ひき肉そぼろ、キュウリの塩漬けをのせる(たくあんとキュウリで道を作り、その間に肉をのせる感じ)。肉の上に卵焼きで蓋をし、その上ににんじんナムルをたっぷりのせて巻く。隙間ができないようぎゅっと強めに巻いてください。巻き簾を予めラップで巻いておくと、ベタベタしなくてgoodです。

チャプチェ:具材は人参、にら、玉ねぎ、牛肉、しめじです。具材は別々に塩とごま油で炒めておく(火が通る時間がそれぞれ異なるので)。春雨は日本でよく使う緑豆春雨ではなく、サツマイモ春雨です。太くてモチモチしていて美味しい。すべての具材をボウルに入れ、醤油、砂糖、ごま油、にんにくを加え、混ぜ合わせる。大量に作るときはポリ手袋をした手で混ぜるとやりやすいです。

ヤッパブ:韓国のおこわです。もち米とうるち米を2:1でまぜ一晩水に漬けて、レーズン、ピーナツ、甘栗と調味料加えて圧力鍋で炊き上げます。本来はナツメや黒豆を入れるそうですが、水で戻す時間がないので代わりにレーズンとピーナツを使います。調味料は醤油、みりん、砂糖、塩、ごま油。甘くてどこか懐かしい味のおこわになります。

詳しいレシピは検索すれば色々出てくるので割愛します。韓国のお祝い料理は大量調理しやすく、食べるときもみんなで取り分けやすく、パーティーや手土産にぴったり。今回tipsをたくさん学んだので今度は自宅でまた作ってみたいと思います。

イブはゲストの皆さんと賑やかに過ごしたので、クリスマス当日は家族三人おうちで何もせずのんびり。夫と二人、某百貨店さんのぐちゃぐちゃケーキの画像を眺めて、「うちらは綺麗なケーキが食べられてラッキーだね」などと笑いながらコンビニのショートケーキをつつきました。
独身の頃のクリスマスは、皆がキラキラと楽しそうにしてるから私も楽しまなければ!と妙な焦りを感じたりしていましたが、
特別なことはなくても、家族が健康でご機嫌に過ごせることが、今は何よりも幸せです。
ではでは。


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