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イスラエル入国拒否淫乱事件②

【前回のあらすじ】
バンコクのクラブで仲良くなって酒を飲みかわし翌日に再度会って性行為をしたガチムチマッチョイケメンのイスラエル男を追っかけイスラエルへひとっ飛び。しかしベン・グリオン国際空港で入国拒否されそうになるも……??




イスラエルは中東に位置しているため砂漠地帯である。雨も降らないし毎日晴れ空。砂漠地帯らしく一日の寒暖差は大きいもののカラリとした晴れ空なので日中に観光するぶんには快適な気候である。

エルサレム名物と言えば旧市街である。大きな塀で囲まれててその中は複雑怪奇に入り組んでいて迷路のよう。Googleマップが無いと完全に詰みます。

滞在先から旧市街は歩いて行けたのでユダヤ教の聖地の空気を味わいながら観光


中はこんな感じで、まさに異世界!
女一人旅だからあんまり写真撮ってないんです😭


要塞みたいな中をテクテク歩いているとやたらめたら人が多いことに気付く。そして女性1人で歩いてる人が殆どいない。

1人で歩いていると欧米人の男性3人組に声をかけられた。
ここは日本では無い、異国の地。本来なら無視して逃げるところだが危機感ゼロの私は立ち止まり彼らと話し込んだ。どうやらテルアビブ在住のイスラエル人2人とウクライナ人1人の3人組とのことだった。
この後ディナーに行くんだけどもし良かったら君も一緒にどう?と誘われた。
1人飯よりは良いかーと思い快諾した。

その中の1人が「嘆きの壁を見に来たのかい?」と聞いてきた。嘆きの壁の存在は知っている。ALIPROJECTの亡國覚醒カタルシスの歌い出しが嘆きの壁は積み上げられて♪なので、それ経由で嘆きの壁を知ったようなもんだ。

「嘆きの壁?まだ見てないけど、どこにあるの?」

ほらあそこだよ!と彼の指差す方向を見るととんでもなく人でごった返していた。
混んでるから遠慮しとく、それより早くご飯食べに行こう!と言うと、
今日は祝日だから嘆きの壁に触ってこないと!折角日本から来たのに嘆きの壁に触れないのは勿体ない!待ってるから行っておいでと促され人混みの中を突入

何故彼らと一緒に行かなかったのかと言うと嘆きの壁のお祈りする場所が男女別れてるんです。

嘆きの壁壁のパンフレット、案の定中国語のものを渡される(笑)


人混みを掻き分け嘆きの壁に向かって猪突猛進!!!!

大混雑の嘆きの壁。流石は祝日である。彼らにとっての祝日は日本のソレとは違うモノなんだと実感


やっと近くまで来れた!最前の方たちは熱心にお祈りしていました。


とりあえず嘆きの壁に触れてみる。これがあの嘆きの壁かと感慨深い。どうやってお祈りしたら良いか分からず仏教式のお祈りをしておいた。

特にユダヤ教徒ではないし後ろも突っかえるし、早々切りあげ彼らの元に戻る。


ディナー前に記念撮影📸


私とイスラエル在住のウクライナ人。ウクライナも行ったことあるが美男美女が多い!
テルアビブ在住のユダヤ人。私に嘆きの壁に行ってきなさいと言ってくれた人です
なんとこの2人はカップルで一緒に住んでいるとのことだった。人目を気にせずイチャコラしてました(笑)


肝心のお料理の写真が何故か見つからなく
何食べたのかも忘れたけど4人でワイン2本開けたことだけは覚えてる。

ほろ酔い気分でふわふわ
日も沈んで夜風が涼しい
さてホテル戻るかあと思い、ご馳走様でしたとお礼を言うと、、、、

「この後ボクの家で飲むんだけどSAKIもおいでよ!」


ゑ?!お泊まり会ってこと?初対面の男3人とお泊まり会????ふぁ????
行っても大丈夫なのだろうか。ここからテルアビブはまあまあの距離がある。何か起こらないとも限らない。脳裏によぎるのはルーマニアで無惨に殺された日本人の女子大生……

5秒くらい考え……

現地人との交流こそ旅の醍醐味よね〜〜〜〜〜♥

とOKしてしまったのである。
もうどうにでもな〜れ状態

ホテルに戻り化粧品や着替えをリュックに詰め込んで彼らの車に乗り込んだ。
ここからテルアビブまでは約70km
お酒が入っていたのと一日中歩き回ってたのもあり眠くなって車の中でグーグー寝てしまった。

「着いたよ、起きて!」


眠い目をこすり、目を開けたその先に広がっていた光景はーーーーー


つづく。






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