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言葉遣いと家庭環境と母について

言葉遣いって、学校とか外的環境の影響を受けると思うけど、それでも育ちが影響するというか、日頃やりとりしている両親の言葉遣いの影響が大だと思う。

私の母は言葉が丁寧な人だ。乱暴な言葉、きつい言葉とかを言わない。夫に対しても何か用事があるときは丁寧な言葉を使う。「ご飯できましたよ」とか「〜をお願いね」とやわらかい。

隣に住むご主人が自身の奥さんに「お前は隣の奥さんみたいに丁寧にモノを言えないのか」と文句を言ったという話を聞いたことがある。たしかに隣のご家庭はなかなかに荒々しかったように記憶する。

でもうちの父は母のことを「お前」とは言わない。聞いた事がない。父もまた母ほどではないけれども比較的丁寧な言葉を使うと思う。

私はというと母ほどは丁寧ではないだろう。子供のときはよく言葉遣いを注意された。その注意の仕方もやわらかかったけど。「その言葉遣い、あんまり好きじゃないわぁ〜」みたいにやんわり。子供のときは「こんなん普通やで〜」とか言って知らんぷりしていた。

つい先日、同じセリフを我が子も言った。上の子も下の子も私より口が悪いと思う。「その言葉遣いはちょっとやめてよ」的なことを言ったら「こんなん普通やで〜」もしくは「みんなもっとすごいし〜」と返ってくる。たしかにそうなんだろうと思う。思春期の子供たちの言葉は乱れている。

でもこれも大人になったら変わるんだろうと思う。親が丁寧な言葉を使っていたら子供にも自然とインプットされ、ふさわしい時期に悪くない言葉を使うようになるんだろう。だって私がそんな感じだから。

乱暴な言葉遣いをしたくないと思う。品のある言葉遣いとまではいかなくてもいいけど、やわらかいほうがいいなと思う。言葉遣いのやわらかいおばあちゃんとか憧れる。母はまさにそういう人だ。ちなみに母は品もある。お金持ちという感じではないけど、きちんとしつけられた女性という雰囲気。

なんだか母をベタ褒めしてしまった。

誰が言っているのか知らないけど、コロナの密を避けるためという理由で昨年から「母の日」を限定せずに5月を「母の月」としているそうだ。なので5月は母を遠慮なく褒めたいと思う。

あ、これだね。花業界からの提案でした。

みんな今日も元気でね。



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