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フリーランス2年生


開業から1年が経過しました

残暑お見舞い申し上げます。2023年9月1日、おかげさまをもちましてkovitsystemとして独立1年が経過いたしました。

開業当時は「どうやって稼いでいけばいいのか」、「いくら稼げるのか」、「確定申告怖い…」などなど不安要素が満載でした。しかしいつしか「フリーランスということを活かして」、「自分のできることを全力でやろう」、「どういう人とどのようなことでつながるのか」など建設的な考えに切り替えができたように思います。春には初めての確定申告もありましたが、もともと家計簿を入力する習慣が功を奏しました。会計ソフトへの入力を随時行っていたこともあり、源泉徴収票が集まり次第すぐにe-taxで提出を完了しました。「こんなあっけないものなのか…?」と感じるほどに、それまで噂に聞いていた大変さはありませんでした。恐らくこれは人によります。

経費で落とせるんですね!(?)

社会人になると「経費」というワードが夢のように聞こえる場面がたくさんありました。

法人には経理部門が必ずと言っていいほどちゃんと設置されています。経費や交通費申請は経理への申請でしょう。接待交際費、旅費交通費、消耗品など「会社のお金なんだからどんどん使おう!」なんて楽し気な会話もよく聞きます。

言わずもがな、個人事業主にも経費が存在します。

事業に関する内容を支出した場合に経費として計上するものです。会社員の場合は年末調整時に「給与所得控除」されるものが、個人事業主は自身で計上していくイメージになります。

会社員が経費を使う場合は、会社に精算を依頼するとそのまま返ってくるかと思います。この時、立替はしているけれど実際にお金として支出している(マイナスになった)のは会社になります。

個人事業主の場合、立替をするところまでは同じです。しかし精算をするのも自分です。売上(利益)から経費を差し引く形のイメージがわかりやすいかと思います。税金は収入(利益)に対して課税されます。そのために利益を少なくしていくのが、事業主の大きな仕事の1つです。立替をすることにはなりますが、事業に関連する支出ではあるので何に使うかは吟味が必要です。私のように自宅兼事務所であれば、家事按分として家賃や光熱費も事業利用としている割合分が経費になります。会社員で家賃が収入からマイナスされて税金が安くなる、なんて有り得ないですから。 

経費メシは確かに至高ですが、実際には自分の手元から支払うことになったとき「上ロース」を頼めるのかは稼ぎ次第かと思います。

2年生の働き方

1年生はとにかく色んなチャレンジをしました。まだコロナ渦ではありましたが、独立のご報告やご挨拶に点々したりあんな仕事やこんな仕事が自分にどのような影響をもたらすのか。

2022年の9月にはいきなり「Xデー」を迎えていました。

あの時はお先真っ暗になりました。これを柱に生計を立てる準備を進めていたので。いい勉強になりました。

今は、主軸として派遣社員としての就業。副業としてとある代行業務、アルバイトいくつか、業務委託案件などをシフトを調整しながらこなしています。時間があったら稼ぎたいの気持ちですが、特にそれがストレスになっていることはありません。非正規は安定しない、などのアドバイスもいくつもいただいています。独立に安定なんてそもそもないというのが私の答えです。生涯現役、誰も守ってくれない社会、いろんな課題が山積みだと感じています。その中で「自助努力」というワードが飛び交うようになってきたように思います。「安定」は必ずではありません。いつ何時、崩れるかわからないのです。リスク分散というわけではありませんが、今では転職回数や経験を受け入れてくださるご縁をいただいております。

ご参考までに、手取り月収は会社員時代の額面を少し乗せたくらいになっています。社保にも加入しています。日々の稼働時間もめちゃくちゃなわけではなく、定休を設けていないような感じです。私はやり方をしっかり身につける努力ができるならば独立してしまうことを応援いたします。

今後ともご贔屓に。よろしくお願いいたします。

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