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【小説】霧山町観光局魔法少女特命係④

 二人の男性が、着ぐるみ魔法少女で頑張る話。

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※挿絵はDALL·Eを用いています。


 その日の会議は午前中だったのだが、戻ってきた岡嵜主任は「今、着替えられる?」と言うものだった。

 曰く、午後に偶然やってくるお客さんに見せたいらしい。
 同時に会議の面々も午後に時間が取れる時に、その姿をナマで見たいのだという。

 困ったことになった。
 粗相でもしたらどうなるだろうか?

 俺達は緊張しながらも、しかし業務上の命令なので逃げ出しも出来ずに準備を整えた。

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