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1年間の週一アウトプットを振り返って

2024年明けましておめでとうございます。

現在2024年1月1日、フランスでこの記事を書いているのだが、本日日本時間の夕方、つまりこちらでは朝、能登半島で大きな地震があったようで、日本の家族や友人から知らせを受けた時に年初めの朝早くから13年前を思い起こし身の毛のよだつ思いをした。どうか被害が大きくならないことを切に願っている。

それはともあれ、ここではあれよあれよと過ぎ去っていった2023年の年初めにこのnoteで始めた「音楽学大学院生の週一アウトプット」を振り返り今年の抱負を考えることにする。

一年前の投稿がこちら。

なんだかんだ言ってこの投稿で44投稿目ということで、少し記事数は少なめにはなったが、「大体」1週間に一回のアウトプットをしてこれたのではないかと思う。内容はそれはもうとんでもなく偏っていたが。

やはり、「言語化」という作業は非常に重要である。特に去年は人生で初めての海外長期滞在であり、さまざまなことに慣れないながらもやることはたくさんあったため、自らやろうと思わないとやらない、かつやらなくてもどうにかなってしまう作業は後回しになりがちだった。それが去年の年初めには容易に想像できたため、このように公共に開かれた場で是非とも作りたい習慣の一つとして宣言したわけだ。

そして、外国語を学ぶ際に同じような経験をされた方もいるかもしれないが、常に外国語で会話をしていると、知らない単語をうまく補ってコミュニケーションを取るため、一つの物事に対してさまざまな言い回しを考えるようになり、物事の捉え方がより立体的になる。同時に、そこでは抽象化の作業も行われることが多く、思考も抽象的になりがちになる。(これは私特有の症状かもしれない。)

思考の言語である母語での深い思考やその展開は、簡単に失われてしまうと想像していたが、やはり去年このアウトプットしている時、日本よりもフランスで執筆した後の脳の疲れかたの方が程度が強かったように思える。

その意味でも、このアウトプットをやって良かったと思う。来たる未来、これらの記事を読み返したとき、私は何を思うだろうか…恐ろしや…

それでは、2024年について。このアウトプットを続けようとも思ったのだが、幸い現在アウトプットをする機会が他にもいくつかあり、ここnoteでそれを定期的に続ける必要は無くなったため、この「週一アウトプット」は一旦終わりにしようと思う。
(もちろん、ちゃんと書ききれていないトピックや追加事項については、今後も加えていくつもりだ。)

2024年の抱負は、とてもありきたりなことであまり面白味はないと思うが、「読書を大量にする」ということである。(今年の私の日常的な抱負は、二つあって、「運動」と「読書」である。)去年はアウトプットをしてきたが、やはりインプットも大量に必要であり、その中には「読書でしか得られない」能力や知財がたくさんある。それは「たまに読む」程度と日常的に習慣づけられて読書をするのとは得られるものは変わってくる、と思ったのだ。

どのくらいの読書をすればどのようなものが得られるのか。2024年は、修論を書きつつそれを考えていこうと思う。

私にとって、2024年は"complex"(複合的)に前進していかなければならない年だと思われる。さまざまな方向で成長でき(する必要があり)、日常の細かな積み重ねを着実にこなしていける年にしたい。

FALL

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