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大晦日に飲み過ぎた話し

人によって違うでしょうが、私にとっての気持ちの切り替えといいますか、節目的な時期はやはりお正月です。

年頭にあたり今年はこんな年にしたいとか、あんな事をしようなどと一応毎年考えています。

ところが昔からほとんどいつも年頭に考えた通りに年末を迎えた事がありません。

大体は目標を大きく下回る状況で年末を迎え、悔しい気持ちを抱えながら新年を迎えることが多いのですが、これまでの人生で一度だけしみじみと「今年は頑張れたなあ。自分を褒めよう。」と思えたことがあります。

それは私が自営業者として独立して2年くらい経った時でした。

色々な事情と巡り合わせの関係で無計画なまま突然自営業者となったのですが、当然最初は売り上げも収入も安定しません。

毎日必死で売り上げを作り家賃や生活費を工面する綱渡りの状態が1年以上も続いていました。

しかしそんな状況の中でも少しずつ光が差し始め、とにかくがむしゃらに突っ走った結果ようやくある程度先が読める状況を作る事が出来ました。

そのタイミングと年末が丁度重なったのですが、その頃は毎年正月に帰省するのが習わしでした。

大晦日に実家に帰った私は、母の手料理を食べながら紅白歌合戦を見ていたのですが、一年頑張った達成感と充実感、そして何よりほっとした安堵の気持ちでついつい酒が進みすぎてしまいました。

気がついたら寝室の布団の上で仰向け状態で口からゲロを噴出してしまい布団も顔面も服も何もかもゲロだらけにしてしまいました。

あまりの事に横で寝ていた当時の妻が驚いて目を覚まし色々と処理をしてくれたのですが、この時の情けなかった事と言ったら…。

子供達からも未だに「あの時の父の寝ゲロは忘れられへん」と言われるほどです。

この時に見ていた紅白歌合戦で一番好きだった曲が中島美嘉さんの「雪の華」だったのですが、今でもこの曲を聴くとこの時の事を思い出してしまいます。

そんなわけで、今年もその大晦日が近づいてきました。

今年の私はまったく褒められる一年ではありませんでした。

世の中的にもあまり良い年ではなかったのではないでしょうか。

そんな中でも、皆様におかれましてはどうか良いお年をお迎え下さい。

年内の投稿はこれで最終とさせていただきます。

今年も一年記事を読んで下さり本当にありがとうございました。


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