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【ぶっちゃけ】「離婚しないモラハラ対策」をした人の末路って...



どうも、古谷です。


今回は、


・離婚しないモラハラ対策をした人の末路


というテーマで記事を書いていきます。


子供のこともあるし…

離婚は大変そうだし…

制度や法律を調べる暇がないし…

お金のこともあるし…



なんとか離婚しないまま

モラ夫からの
攻撃を無くせないだろうか。。。




と思われたこと、ありませんか?



確かに、

なるべく今の状況のまま

モラハラをされなくなるのが
一番”ラク”ではありますよね。



モラニゲに関しては、

事前準備~別居~離婚手続き~調停裁判のコツ
~お金関係~その後のライププラン


まで綺麗にまとまっている
教本やコンテンツは
まだまだ世の中に少ないですし、


「離婚は難しそう。。。」


と思われるのは
全然普通のことだと思います。


「モラハラ」、という言葉自体が
浸透してきたのが
ようやく最近くらいですからね。



ですし、

・全員が全員今すぐ離婚すべきだ!


と私も言いたい訳ではありません。



大事なのは、


✅いつでも離婚できる準備をしておくこと


だと思っています。


いわば「防災グッズ」を
揃えておくみたいなイメージですね。


いつ「やっぱり離婚したい!」
「もうどうしても無理!」
となるかは神のみぞ知るですし、


そうなった時に
”逃げる準備や計画が白紙状態”だと

より精神的にもキツくなってしまいます。



選べる選択肢は、
多いに越したことはないですから。



この記事では、

そういった点もふまえて


「離婚しない」と決めつけて
モラハラ対策をする”決定的リスク”について


お話をしていければと思います。



繰り返しますが、
選択肢は多いに越したことはないです。



「離婚しない」まま
モラハラ対策をしたとして、


・あなたや子供にモラハラ気質が伝染してしまったり

・プロでさえ難しいモラ夫のコントロールに
四苦八苦してしまったり

・逆にモラ夫からの攻撃が強まってしまったり



こうなっては元も子もありませんよね?


制度や法律を活用する
「モラニゲ」と違って、


シンプルな「離婚しないモラハラ対策」には
”絶対的なエビデンス”というのがありません。



ネットやSNSにも
そういう類の方法論はありますが、


どこまでいっても
「自己責任で」、なんですよね。



モラハラを1,000件以上見てきた
私でさえ、

モラ夫を性根から
変えることは不可能なのです。


本当に、リスクだらけなんですよね。



この記事では、

「離婚しないモラハラ対策」の
危険性や将来起こり得ることについて

網羅的に
解説をしていきたいと思います。




驚くような内容でもあり、

「確かにな…」とご納得いただける
内容でもあると思います。



ぜひ、最後まで読んで

リスクを未然に防いでいって
いただければ幸いです!





◆本当に離婚すべき?境界線は?




まず、あなたの今の状況は
本当に離婚した方がいいのか?


からについてお話します。


これは非常に単純で、

「モラハラ」なのか
「夫婦問題」なのか


という違いになってきますね。


たとえば夫婦問題の場合、


・会話が少ない

・相手への興味が薄れた

・口喧嘩をしている



などの状態が
代表的だったりしますよね?



モラハラ人間を沢山見てきた
私の思う、


「それはモラハラでなく夫婦問題です!」

という特徴をいくつか
以下に列挙してみましょう。


・ケンカはするけど、建設的な話し合いができる(論点がズレたりしない)

・ケンカの決着が、「お前がぜんぶ悪い」ではなく「僕も悪かったねごめんね」となる

・ケンカや話し合いで決めた事項を、きちんと行動で継続的に改善してくれている

・人格否定や罵詈雑言などはせず、言い方に配慮した上での落ち着いた話し合いができている

・たま~に不機嫌なこともあるが、常に機嫌をうかがって緊張感があるほどじゃない

・無視や経済的DV、見下し発言、行動制限や束縛など、代表的なモラハラ行為はされていない

・家庭における家事・育児・お金のことなど、基本的に協力的な姿勢であり、負担が平等になっている

・「こいつ人間性大丈夫か?」と思ったことは一度もない



いかがでしたでしょうか?


これらに多く当てはまる場合、
それはもしかすると

「モラハラ」でなく「夫婦問題」
である可能性があります。


離婚をする必要性も
客観的にみると
あまり高くはないでしょう。




ですが、これらに当てはまらない

・人格否定

・論点ずらし

・口だけで行動してくれない

・責任や罪悪感の植え付け

・頻繁な不機嫌ハラスメント



といった行為を
されている場合は、


それは明らかに夫婦問題とは
一選を画す問題になってきます。




よく「お互い様だ」とか
「ただの夫婦喧嘩」だとか

言う方もいますが…


それとこれと
モラハラ問題は全くの”別”です。



夫婦喧嘩

→正常者がたまに魔が差す程度


モラハラ問題

→片方の人格に明らかな欠陥がある



このように
全く前提が異なってくるのです。



それにモラハラ問題においては、

加害当事者に
「モラハラの自覚が無い」ため


治療改善の可能性は
限りなく”ゼロ”なんですよね。



自覚が無い、

治す必要性も感じてない、

そんな人間が
根気強く治療を
続けられるでしょうか?


残念ながら、NOだと思います。


「夫婦問題」に該当する場合は

・特に離婚を考える必要はない


「モラハラ」に該当する場合は

・離婚を選択肢として視野に入れておく




ことがまずは基準として
大事になってくる部分ですね。




◆「離婚しないモラハラ対策」ってどんなもの?



よく巷で散見されるのは、

・モラハラをし返す(威厳を示す)

・無関心を貫く

・接触やコミュニケーションを減らす

・自己肯定感を高める

・モラ夫を立てておだてる

・夫より稼いで見返す


といったものがありますね。



他の記事にも書いていますが、

プロでない方が
モラハラ対策をするのは

そもそも「悪化させる」リスクが
あるのです。



ですし、

最も気を付けるべきことは


”根本からモラハラが治る訳ではない”


という点ですね。



たとえば、


・モラハラをし返して威厳を示す

→モラハラが減るのは一瞬だけ



・モラハラに無関心を貫く

→少しでも反応すればまた戻る



といったように、

別れる訳ではない
モラハラ対策は


=========
終わりが無いマラソン状態
=========


と同じなのです。


これでは疲れますし、


1年、2年、~10年と
対策を続けて、

結局モラハラが治りませんでした…


なんてことも全然あり得ます。



これでは何のために
時間と労力を費やしたのか、

分からなくなっちゃいますよね…?





◆「離婚しないモラハラ対策」の犠牲者は…



それに、

たとえばあなたが
モラハラ対策をして
攻撃をされる頻度が減ったとしましょう。



ですが、

モラ夫の攻撃欲が
根本から減った訳ではありません。


では、そのあり余った
攻撃のエネルギーは
どこに向かうでしょうか…?




答えは、

「子供」に対してなのです。



巷のノウハウでは、

ここが語られていることが
非常に少ない。



それに、

モラハラをされないために
「モラハラ人間の演技をする」とかって…


・攻撃的な父親と

・ひたすら冷たい母親



みたいな家庭環境に
なってしまいませんか?



たとえ子供には
優しく接したとしても、


「お父さんと自分とで
お母さんの態度が全然違う」



ことくらいは
子供でも感じ取れます。



両親が否定しあう環境では、

子供もどうしていいか
分からなくなってしまい、


「自分がいい子じゃないから
両親がこうなっているのかな?💦」



と自信を無くしてしまう
ことにも繋がりかねないのです。



養育期に植え付けられた
トラウマは、

中々取れるものではありません。



「離婚しないモラハラ対策」は、

子供に重い十字架を
背負わせることにもなりかねない、



非常にデリケートな方法論なのです。




モラハラ人間は、

そもそもまともな話し合いも
できなければ

常識や普通が
通じる相手ではありません。



だから「こうしたら治る」
といった方法は実質的にない
のです。


一緒にいる限りは、ですね。




◆ではどうすべきなのか?



私が基本的に
おススメしているのは、


「離婚しない」でもなく

「今すぐ離婚する」でもなく、


「いつでも離婚できる」状態
になっておくです。




たとえば、

離婚を視野にいれた上での
モラハラ対策であれば、


「一時的に攻撃を減らす」
といった方向性はとても良いと思います。



なぜなら、

”終わりがある”から、ですね。



先述もしたように、

離婚しないモラハラ対策は
「終わりのないマラソン」と同じです。



10年、20年、、、

いやそれ以上の時間を
モラ夫と過ごすと考えると、


「絶対に離婚しない!」
言い切れるレベルで

モラ夫に信用を置いている方は
おそらくいない
のではないでしょうか?



大切なのは、

選択肢を増やしておくこと。




たとえばモラ夫が
不貞行為に至った場合、


逆に「いきなり離婚を切り出される」
ということだって無くはないです。


モラ夫は姑息で
ずる賢いですから、


調停や裁判の準備だって

そうなった場合には
裏でこなしてくるでしょう。



そんな時に、

もしもあなたに
知識が無ければ…?



と考えるとリスクがありますよね。



あらゆるリスクに
対応する事は、

心の安寧にも繋がります。



ぜひ、

”選択肢を多くもつ”意識を
常に持っておいてくださいね!



◆まとめ



最後に、要点をまとめます↓

✅離婚すべきかの境界線は「夫婦問題」なのか「モラハラ」なのか

✅「夫婦は合わせ鏡」ではなく、モラハラの場合には片方の人格に明らかな欠陥がある

✅モラハラ加害者には「モラハラの自覚が無い」ため、治療改善の可能性はほぼゼロ

✅プロではない方がモラハラ対策をすると逆に悪化を招くことも

✅あなたへの攻撃が減っても、モラ夫の攻撃の矛先は子供に向いてしまう

✅「離婚しないモラハラ対策」は対処療法であり、「終わりのないマラソン」

✅モラハラ対策であなたがモラハラを演じる必要は無い

✅「攻撃する父」、「無視する母親」という家庭環境では子供の自己肯定感が下がってしまう

✅「離婚しない」でもなく、「今すぐ離婚する」でもなく、「いつでも離婚できる」状態が大切


いかがだったでしょうか?


一見有効にみえるものでも、

ただの対処療法に過ぎなかった…


なんてことはよくあります。



それに、「一生モラ夫と離婚しない」
と決めつけるのは
とても辛い決断です。



「こんなのと一生一緒なのか、、、」


と思うと、

余計に相手の言動が
気になってしまったりもしますよね?



対モラハラにおいて
大事なことは、

「相手への執着を完全に捨てる」こと。


こう在ってほしい、

モラハラをやめてほしい、


ではなくて「どうでもいい」。



これが大切です。


だからこそ、

離婚 ” も ” できる。


そういう準備を進めていきましょう。



モラ夫のために
あなたが変わるのでなく、


あなたがあなた自身の将来のために
動いていけばいいのです。




とは言っても…


やはり離婚に伴っては

「罪悪感」のようなものが
つきまといますよね?



・子供から父親を奪ってしまう罪悪感

・もっと自分が何かできたんじゃないかという罪悪感




何か「自分が悪いのでは?」と
思ってしまうのは
何もおかしい事ではありません。



その感情のメカニズムと、
解消法に関する記事がこちらになります👇



良ければ、参考にされてみてください◎






それでは、

またお会いしましょう!






追伸:

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