見出し画像

【最短1か月】モラハラ離婚は「長期戦」よりも「短期戦」!


どうも、古谷です。


今回は、


・モラハラ離婚を最短で終わらせるためのポイント


についてお話していきます。



モラル・ハラスメントとは、


・直接見えない傷を負わせる


ことでもあり、

立証する上で
非常にこじれやすい
題材でもあります。


・そもそも離婚を認めない

・離婚するにしてもお金を出さない

・それどころか逆に慰謝料を請求してくる

・子供の親権も譲ろうとしない


などなど、

追い詰められたモラ夫は
普段以上に”陰険”な行動をしてきます。




モラニゲが長期化してしまうと


・思わぬ弁護士費用がかかってしまったり

・あなたが疲弊して健康を害してしまったり

・「離婚する」という決意がどこかで揺らいでしまったり



などなど
様々なリスクが発生してしまいますよね?



一方で、

モラハラ離婚を短期で
終えられると



✅かかる費用を最小限に抑えられる

✅浮いた時間で新しい生活・生計の基盤を整えられる

✅子育てや子供のケアに集中できる


などなど
メリットが非常に多いです。



モラハラ離婚は、

「長期戦」ではなく「短期戦」



ぜひ、最短で終わらせるための
ポイントをこの記事で
おさえていきましょう!





◆基本的な離婚の流れ



離婚の流れとしては、


①夫婦間の話し合いによって成立する「協議離婚」

↓ 決裂した場合

②調停委員などが仲介に入って話し合いをする「調停離婚」

↓ さらに決裂した場合

③判決によって決まる「裁判離婚」


というのが基本的な
ものになります。



そして協議離婚であれば、

最短「1日」であっても
離婚すること自体は可能なのです。




一方で、

お互いの言い分がかみ合わず、

条件面で中々折り合いが
付かない
場合には

調停離婚~裁判離婚と
なっていく事ももちろんあります。



こうなった場合には、

・調停が月1の開催であること

・証拠の収集や議論に時間がかかること


などもあり、

1年~長い場合には3年以上もの
時間を要してしまうことも
決して少なくはないんですね。



なのでできれば、

協議離婚で終わらせるのがベスト。


調停までいったとしても、
有利な形でサクッと終わらせる。




そうした計画と準備を
あらかじめしておく
必要があります。


裁判までいかせない、
訴えさせない

というのが1つの
大きなカギになってきますね。




◆モラハラ離婚が早く終わったケース



モラハラ離婚が
早期で決着するのは、



・加害者側がのうのうと
モラハラをしている内に

・被害者側が水面下で
準備を進めていた場合



がほとんどですね。



「まさか自分の言いなりだった妻が
裏で離婚の準備をしていたなんて…」


とモラ夫からすると
血の気が引くのも当然なのです。



弁護士さんを介入させて、


「もうあなたには勝つ見込みがない」


旨のメッセージを伝えて、
戦意を喪失させる。



悪質なモラハラ夫が
すんなりと離婚を受け入れるのは、

大抵がこのパターンになりますね。




そもそもが「バレない」と
思って

家庭という”閉鎖空間”
モラハラをしていたのが、



完璧に証拠をつかまれて
突如反撃を食らう訳ですから、、、


モラ夫からすると
まさに”寝耳に水”状態ですよね。




モラ夫は外面がよく
世間体を気にしやすい傾向もあるので、


「もめごとを周囲に悟られたくない」

という理由で
協議離婚を受け入れる事例なども
あったりはします。



いずれにせよ、


・モラ夫が丸裸の状態で

・あなたには沢山の手札がある



この状態を作り上げれば、

モラハラ離婚を早期で決着させる
確率を上げることができます。



「事前準備が9割」ですね!




◆最短で離婚を成立させるためのポイント3つ


①あらかじめ離婚条件を詰めておく



離婚するに当たっては、


・譲れない離婚条件を決めておく


ことが非常に大切になります。



主には”お金”の面になりますね。



子供が何人なのか?

教育費は?

大学まで行かせる想定なのか?

1か月あたりの必要な生活費は?

自分の収入状況と照らし合わせて足りるか?

将来の年金は?




などなど、

モラニゲ後の生活について
しっかりと考える
時間を取るようにしてください。



モラハラ離婚は
「最短で終わらせる」ことも大事ですが

「希望する条件を通す」ことも
同じくらい大切なことです。



条件が曖昧なまま
離婚手続きに進んでしまうと、


・いつの間にか不利な条件で合意させられてしまったり


といったことも
起こり得てしまいます。


こうなっては元も子もないので、


あらかじめ離婚条件を
決めておいて

請求するお金の額を明確にした上で
スムーズに手続きをできるように
しておきましょう。





②客観的な証拠を残しておく


「証拠を残す」
というのは一般的にも
よく言われていますが、


たとえば

・日記を書いたり

・SNSに投稿をしておいたり


といった証拠の残し方は
「主観的である」と捉えられてしまう
可能性が無きにしもあらずです。


(※ただ、もちろん無いよりかはマシです)



それよりも大事なのは、


=======

1mmも言い逃れのしようがない
客観的な証拠を残しておくこと


=======

になってくるんですね。


LINEなどでの
暴言のスクショ、


実際に人格否定をされている最中の
ボイスレコーディングなどなど、



事実がそのまま残る形での
証拠の残し方がベストです。



日記を書く際などもそうですが、

日時や場所など、
より情報が詳細であればあるほど
有利に働きやすいです。



「隠れて録音なんてしやがって!
逆に訴えてやる!」



なんて脅しを言うモラ夫もいますが、

モラハラの証明目的での録音や
証拠残しなどは

プライバシー侵害には当たりませんので、


そのあたりは
全くご心配いただかなくても大丈夫です。



また、


証拠が客観的であれば

”調停委員さんが味方になってくれやすい”

というのもメリットの1つですね。


何の証拠もなく
ワーワー文句だけを言うモラ夫と、


客観的な証拠を保持している
冷静な被害者さんと。




こうなった時に、

調停委員の方からみて
心証が良いのはやはり
被害者さんの方になります。



当然、

離婚の条件も通りやすくなりますね。


モラ夫側に長々と
言い訳をされないためにも、


着々と事実を集めて
効率的にプレゼンができるよう
準備を進めておきましょう。




③婚姻費用を請求する



婚姻費用というのは、

一言で言うと
「生活費」のことです。


別居などをした際に、

収入の多い方が
収入の少ない方に
毎月の定額を支払う


という決まりがあります。


名前の通り、

”婚姻”費用なので、

”婚姻関係”であるうちは
この義務は発生し続けるんですね。



いつから請求できるのか?

に関しては「別居後すぐに」
でも請求ができるので、


できれば弁護士さんも
介入させた上で

確実に婚姻費用を
獲得できた方が望ましいです。



そして婚姻費用を
請求することは、


モラ夫側にとって
”プレッシャー”にもなるんですよね。



婚姻関係が続いた場合には

・妻と子供両方分の生活費を
婚姻費用として払い続ける




離婚が成立したら

・子供の分だけ
養育費を払い続ける



という違いがあるので、


一般的には

養育費<<婚姻費用

という金額の差が
ついてくることが多いです。



そのため、

調停や裁判に勝つ見込みがないのに
離婚を拒否して婚姻費用を払い続ける


↑これはモラ夫側からすると
明確な「損」になる訳ですね。



当然、

弁護士さんも
上記の理由をつかって
モラ夫側を説得しやすくなりますから、


・早期で離婚が成立する


確率も上げることができます。



たとえば別居先が実家で、

実家からの金銭的援助を
受けて生活をする
場合にでも

モラ夫への婚姻費用の請求は
可能なんです。



「実家なら生活費はいらないだろ!」

などと言われて
惑わされないように
ぜひ気を付けてくださいね。


モラ夫の暴論は、
法律の元では通用しません。


ガッツリ知識固めをして
万全の状態で離婚を進めていきましょう!◎



◆決意が揺らがないために….



離婚を決意して
別居などを開始すると、


ほぼ確実にモラ夫から
”ロミオメール”というものがきます。


「悪かった..俺変わるから帰ってきて」

「そろそろ俺と会いたくない?」

「子供に会いたいんだ…」

「こんな形で終わるのって悲しくない?」

「子供から父親を引き離すのか?」



などなど…


情に訴えてきたり

罪悪感を植え付けてきたり

パフォーマンス的な謝罪の姿勢を見せてきたり



あらゆる手段を使って
あなたを引き戻そうとしてきます。



中には、

精神科に行ったり

モラハラを治すための
加害者プログラムに通う


というパフォーマンスを
してくるモラ夫もいたりします。



「本当に反省してくれてるかも…?」

と思う事も
あるかもしれません。




ですが、モラハラというのは
治るモノではないのです。



悲しきかな、

反省して態度が
変わったとしても

慣れた頃には
当たり前のようにモラハラを
してくるでしょう。




私も、

そのような事例は
これまで沢山見てきました。


モラハラ人間は、

「自分を偽る」
「ウソをつく」
「約束を無かったことにする」


ことに抵抗がありません。



モラ夫に情が湧いたり、

寂しくなってしまったり…。


決意が揺らいでしまうことも
あるでしょう。



そんな時には、

・友人

・家族

・職場の信頼できる人


など周りにも相談しながら、

引き戻されないように
「味方」を活用していってくださいね。



また、

「とりあえず一回会えないか?」

「2人で話せば分かるから」

という旨の
連絡も高確率できます。



これはモラハラ人間特有の、

隔離空間に閉じ込めて
それっぽい論法で言いくるめてくる

または圧をかけてくる



ためのいわば”罠”なんですよね。



別居期間中や
離婚手続き中は、

決してモラ夫と
単独で会うことはせずに


弁護士さんを通して
やり取りをされるのをおススメいたします。




「もっと早く別れればよかった」
「我慢しなければ良かった」


という人はいても、


「あの時に許してよかった」
「長い間耐えて良かった」


という人は
恐らくは見たことが
無いのではないでしょうか?



それほど、

モラハラに耐えることには
「甲斐」がありません。



ぜひ、決意が揺らがないための
対策をした上で

スピーディに
モラ逃げを進めていきましょう!





◆まとめ&大切なこと




最後に、要点をまとめます↓

✅離婚の流れは協議離婚→調停離婚→裁判離婚

✅協議離婚で終わるのが最短、もしくは調停で有利に進めて決着を付ける

✅裁判離婚の場合、1年~長くて3年以上時間がかかる

✅モラハラ離婚は、モラ夫が「勝つ見込みがない」ほど水面下で準備を進めておけば最短で終わりやすい

✅お金関連など、離婚条件をあらかじめ生活状況に応じて決めておく

✅モラハラの証拠は、「客観的であること」「日時や場所など情報が詳細であること」をポイントとして収集する

✅婚姻費用を請求すれば、モラ夫側にプレッシャーを掛けられる

✅別居中にモラ夫から届くロミオメールはスルーする

✅「直接会おう」には絶対に応じない


いかがだったでしょうか?



モラハラ離婚を
最短で終わらせるには、



・モラ夫の想定される行動に先回りして

・対策と準備をしておく



ことが何よりも大切です。



こういう行動を取って来るんだ、

こういう準備が必要なんだ、


と分かっているだけでも
全然焦ったりとかは
しなくなりますので。




先んじて対策を始めておけば、


「あれ、意外とすんなり離婚できそうじゃない?」

「子供と2人でも問題なくやっていけそうじゃない?」

「今、漠然と不安に思ってることって意外とどうにかなるんじゃない?」



といった形で
未来への希望も
段々と見えてくると思います。



また、

こちらの記事では
モラハラ離婚において
非常に重要である

「別居」

に関して
掘り下げて解説をしています👇



離婚を有利に、
手際よく進めていくための
ポイント
なども解説しておりますので


ぜひこちらの記事も
参照されてみてください◎




ぜひ、できる所からでも
少しづつ始めていきましょう。




それでは、また!







追伸:


この記事が参考になった!

という場合にはnoteの
スキ(ハートマーク)を押して頂けると嬉しいです。



また、記事の感想など
引用RTやDMにて遠慮なくお送りください◎


他にも「こういう記事を書いて欲しい!」
などの要望がありましたら、


ぜひ教えて頂ければと思います!


私のXアカウントはこちら👇

https://twitter.com/morajyoubutsu





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?