人の言うことを聞いて生きるべきなのか

最近好きになったアイドルグループがある。
仮にMと呼ぼう。
そのMというグループはYoutubeに動画を投稿しており、その動画を見ることが最近結構好きだったりする。


でも、見ていてなんとなく不快に思う瞬間がある。
それはアイドルが「え~やだ~~」と言うタイミングだ。

勿論アイドルと言えども人間なのだから嫌なことはあるだろう。
でも見ている側からするとなんとなくしらけてしまうのだ。

せっかく好きになったのに嫌な気持ちを抱えるのも嫌だから、どうして不快に思うのか自分なりに考えてみることにした。



与えられるということは貴重だ


Mというグループは3年前ぐらいにテレビの企画でできたグループである。
出始めの頃は知名度もあって、人気を得ていたと思う。

でもやっぱり売れるためには実力も必要である。
残念ながら出始めの彼女らは知名度と実力が比例していなかった。
そして少しずつ人気も尻すぼみになってきている。

Youtubeで動画を投稿するということは、既存のファンに楽しんでもらう目的が勿論あるものの、やはりファンじゃない人に自分を売り込むという機会なんだと思う。
それなのに、見て貰えるコンテンツなのに「え~」と言う。

テレビの企画で出来たからこそ、Youtubeのネタも提供されてやっている。あたりまえだけどそれって当り前じゃないよね。

「え~いやだ~~」という何気ない発言だけど、与えて貰っているものに対して拒否する発言ってよくないと思う。

恋人にプレゼントを渡して、「え~本当は違う色がすきなんだけどな~」と言われたら女神でも冷めると思う。
それと似た感情なんだろう。

あー貴重な機会なのになーって気持ちにもなるし、何がなんでも頑張ろうって気持ちがないんだなーと思って冷めてしまう。
(わたしは頑張る人がすきなだけ)



できていれば何も言われない説


わたしも昔は配信アプリで配信をしていた。
事務所にもマネジメントしてもらって、週に1回ぐらいミーティングして、「ああしなさいこうしなさい」と沢山言われたものだ。


昔は精神的にもだいぶ幼くて、「そんなのやりたくない!」と突っぱねていた。
でも2年ぐらい経った今ならわかるけど、それはとても貴重な機会だった。


自分で考えて行動して結果を残しているのであれば、口を出してくる人はいない。
出来ていないから「こうした方がいい」というアドバイスが生まれるのである。

だからMのメンバーが「やだ~~」とか言うけど、嫌だって言える立場じゃなくね?と思う。
だって売れてないから。できていないから。

売れているのであれば自分のすきな仕事だけをこなせばいいのだ。
でもそれができない立場だからいろいろやらないといけない。

それなのにせっかくのチャンスを棒に振っていいの?と思ってしまう。



アドバイスを受け取って進歩すればいい


わたしはプライドが高いので人から何かものを言われることが嫌いだ。
だから仕事も言われないようにと思って必死にやってきた。
(その結果体調を崩した)

勿論至らなくて何か言われることもあったし、何も言われたくないから何も見せないということをしてきた。

でも「何かを言われない」ことを目標にするとどんどん自分の首を絞めていくだけなのである。


だからわたしは思った。

アドバイスは受けとめて必死にやって進歩すればいいのでは?

自分ひとりでどうにかなる人はそんなにいない。
アイドルだって自分ひとりで売れないから事務所やレーベルの力を借りているのである。


自分の実力をしっかり認めて人のアドバイスに耳を傾けてその分必死にやれば、できなかったことができるようになってプラスに働いていくんじゃないのかな。


最近の人は特に自分で考えたことを実行したい!口うるさい人は嫌い!という風潮があると思う。

でも人の言うことを聞いてみると意外とプラスになるかも、と思えば見えていなかった道が見えて視界が広がるかもしれない。


突っぱねずにたまには人の言うことも聞いてみよう。



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