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今日のごはん:こんがり、クシュッとスパイシー大根カリー&ひよこ豆カリー(1/10)

昨日の朝、目覚めたら思いついていた。
ダイスカットで外こんがり、下茹でで中クシュッとの大根に、よーく炒めて甘い玉ねぎとスパイスが絡んだインドカリー。

それが!今日!食べたい!!


という訳で作った。大根カリーと、もうひとつはひよこ豆カリー。

大根カリーはずいぶん前に一度つくったことがある。その時は市販のルーを使ったごく普通のカレー。大根の加熱が足りず、苦味がやや感じられ、きっともっと美味しくできるよね…と思い残したまま年月だけが過ぎて行った。

それから何年経っただろう。今の私ならこう作る、という回答が今回のインドカリー版。使うスパイスや辛さはその日の気分や副菜にもよると思うが、なかなか美味しくできた。私的には定番化してもいいかな。

ポイントは生姜。最近冷えると思う中で思いついたので、きっとスパイシーに作るのが今の身体に合うだろうといつもより大胆に生姜をおろし、玉ねぎと炒めてベースに。トマトとスパイスを加える段階ではターメリックを多く入れたくなった。この辺りもきっと今の体調影響だろう。最近ちょっと飲み過ぎが続いたから。
そして逆に、いつもは入れるにんにくを今日は入れなかった。これは体調というより大根カリーには不要と判断したから。それも正解だったと思う。加熱され引き出された甘みと、ほんの少し残る苦みも含めた大根の持ち味が感じられる美味しいカリーになった。

《冬の身体におすすめ!こんがりクシュッとスパイシー大根カリー》レシピ:1人分
①大根(食べたいだけ。今回は6センチくらい)は皮をむき、1.5cm程度のダイスカットにして下茹でする。
②玉ねぎ1/4個は薄くスライスしたのを3等分くらいに切り、生姜はやや多めにおろしておく。
③深さのあるフライパンに油小さじ1程度(今回は太白ごま油。ラードやギーだとより美味しいかも)を入れ、油の上に生姜をのせ弱火で加熱。香りが出たら玉ねぎと塩ひとつまみ(玉ねぎの水分を出し凝縮させるため)を加え、飴色になるまでよく炒める。
④油を少し足して大根を加え、こんがりするまで焼き付けるように炒める。
⑤具を寄せフライパンに少し隙間をつくり、カットトマト1/4缶(ざく切りトマトでもホールトマトでも)を加えて少しぐつぐつさせて水っぽさを飛ばし、スパイス類(今回はターメリック、クミン、コリアンダー、チリパウダーの基本4種。ターメリックやや多め、チリはお好みの辛さで)を振り入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜつつ炒める。

本当は大根にもっと焦げ目をつけたかった(美味しかったからよし)

⑥必要に応じて水を加え、全体が馴染むまで軽く煮、塩で味を整えてできあがり。一度冷ますと大根に味がしみるので、少し早めにつくって食べる際温め直すとより美味しい。

野菜の甘さを引き立てるためやや辛めが良し

ひよこ豆カリーも基本は一緒。
生姜と玉ねぎのベースは同じもの。スパイスはクミンをパウダーでなくシードで、辛さは豆の甘さを活かすため控えめに、最後に豆を1/3くらいつぶして味がしみるよう仕上げた。少しつぶすとほっくり感も増す。

どちらも美味しかった。
スパイスを使ったものが食べたくなったのは久々。やはり寒くなったからなのかな。
ちょっと薬膳っぽい雰囲気も漂う大根カリー、一年で最も寒いこれからの時期におすすめです。

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