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茨城県の美味しい豚肉とごはんをとんかつで満喫!京成百貨店「とんかつあぢま」でヒレカツランチ

茨城は豚肉とお米が美味しい。
数年前まで都内で勤務していた頃、ランチや飲みに行った先で「お米が美味しい」と思うと大抵は茨城産だった。それにローズポークをはじめ、美味しい豚肉のイメージも強い。
ならば豚肉+ごはんは最強!

というわけで、Bリーグ観戦で水戸に来る際は街の中心、京成百貨店のレストラン街にある「あぢま」さんに伺うことが多い。

昨年十二月のアウェイ茨城戦の折には夫とランチに訪れた。ヒレが食べたい気分で私は佐伯豚のヒレかつ定食、夫はローズポークの特撰ロースかつ定食をいただいた。

佐伯豚は初めて食べました
適度に食べ応えもありつつ、あっさり食べられる豚。しじみ汁も美味しかった
茨城と言えばローズポーク。ヒレがメニューにあればなあ
やはりロースは脂の甘味が身上

良質な豚肉自体の味や揚げ加減はもちろん、ごはんや味噌汁、キャベツ等の全てが美味しく、雰囲気やサービスもよかったのでいたく満足。この時点で再訪を決めていた。

4ヶ月ぶりの今回は、水曜ナイター前のひとり平日ランチ。
平日なのでお得なランチセットもあるかな?と期待して向かったところ、ありました!数種類のランチメニューの中から選んだのは、ボリュームが最も軽めのこちら。3種のソースが美味しそう!

13時半近くに水戸に着いたため、やや急ぎ足で少々焦りつつ伺ったのだが、スタッフの方々は皆さん気持ちの良い笑顔。応対は常に丁寧かつ親切、カツは全て注文後に揚げてくれる。

ごはんの量と味噌汁の種類(豆腐とわかめ、または豚汁。プラス150円でしじみ汁)は注文時に指定でき、ごはんとキャベツのせん切り(この日は愛知県産とのこと)はお代わり自由。

厨房からは「シュー」と心地よい揚げ音が響き、席間隔がゆったり取られたカウンター席からは水戸の街が一望でき、落ち着く。

十分ほどでやって来た「ひとくちヒレかつの3姉妹ランチ(税込み1,580円)」。
美味しそう!ごはんはこれで普通盛り。割と軽めなので、ガッツリ食べたい方は大盛り若しくはお代わりがおすすめ。

カツは予め半分にカットされて食べやすく、おろしぽん酢はさっぱり、ごまソースは甘めでこってり、梅しその梅干しはちゃんと酸っぱい!個性の異なるソースで食べ飽きない。この梅は水戸の梅かな?美味しい梅干しでうれしい。

揚げたてサクサクのヒレかつ。どのソースとも相性ばっちり

キャベツ用のドレッシングはごまとやや珍しい根こんぶの2種類。根こんぶドレッシングはさっぱりしつつも昆布の旨味とこくがきき、山盛りで出てくる甘く新鮮なキャベツが器の底までもりもり食べられる。

店頭のレジでも、オンラインでも販売されているご自慢の商品。ちょっと欲しい。

とんかつ用のソースも甘口と辛口の2種類。どちらも美味しい。こだわって作られたのがわかる安心できる味だ。

デザートは、この日は抹茶わらび餅。甘さ控えめ、抹茶の苦みも食後の胃をすっきりさせてくれる。
ぬか漬けも美味しいし、ごはんや味噌汁の盛り方ひとつに至るまで手抜きがなく、気持ちよくリラックスして味わうことができた。
ああ美味しかった!満足。

水戸には美味しいお店がいろいろあるが、「デパートでランチ」のシチュエーションもうれしくていつも来てしまう。京成百貨店が好きなんですよね。
「あぢま」さんはテイクアウトメニューも豊富なので、次はコロッケやロースかつ重なんかを持ち帰ってもいいな。

思い出したらまた食べたくなって来た…
とんかつ屋さんって、良いですよね。


余談だが、私は十年以上前から年に一、二度水戸に来ていたにも拘わらず、水戸の表側と言おうか街側を全く知らずにいた。もったいない話だ。
その頃と今との違いは何か?と言えば、来る目的がJリーグからBリーグに変わったこと。

茨城ロボッツのアリーナは京成百貨店から歩ける範囲にある。駅からだとやや遠いが歩けないこともない。これは強い。断然強い。超便利。
一方サッカー会場は街と逆側、しかも駅から遠いので、水戸の良さをほぼ知らぬまま駅とスタジアムとのバス往復のみで帰ることが多かった。自宅から車で向かう場合も同様で、街の方へ行く時間が作り難く、スタジアムの周辺しか知らずに帰ることになる。
故にBリーグで来るようになって街の印象があまりに違い、心底驚いたのと同時に水戸行きが楽しみになった。

やはりコンパクトな屋内スポーツは商業的にも有利だなと水戸に来る度思う。

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