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今日が人生最期の日だとしたら②

「あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問」
                     ひすいこたろう著


今を全力で生きるために。
今日が人生最後の日だとしたら何をしよう?と考えて、登山に行きました。
仕事も入ってなかったしね。

7日間、風邪で学校を休んでいた娘(7歳)が、ようやく復活したように見えたので、朝、高尾山に登りに行くことに。

熱は下がったものの、まだ朝「おなかが痛い~」と言って学校休むことにしたので、
「一緒に行こうよ。」
「行く。」

ささっと準備にして朝8時に出発。
今日は朝から暑くて、そして朝の電車は混んでいて座れず、
高尾山口に9時半に着く頃にはすでに二人ともお疲れモード。

とはいえ、おやつのメントスを買って、無理せず最初からリフトに乗って意気揚々とスタート。

しかし、降りてしばらく登ると、

「疲れた。」
「かき氷食べたい。」
「おだんご食べたい。」
「足が痛い。」


子どもだからしょうがないと思いつつ、山頂で食べようと励まして何とか山頂到着10時半。

おにぎりひとつとアイスを買って食べて、
大して歩いてないなあ・・
と思いましたが、酷暑のせいか、確かに私自身いつもより疲れを感じていたので、下山もさっさとリフトで降りることにしました。

ところが帰りも、

「足が痛い。」
「おなかが痛い。」
「疲れた。」

「頑張れ頑張れ!あとちょっと!」

と、小さな手を握って歩きました。

本当は、手をつながない方が歩きやすいけど、
可愛い手が私の手を握ってくれるので、
ありがたいなあ、と思いながら歩きました。

下山して、電車乗り継いで帰途について、
麦茶を買おうとしたホームの自販機電車が全て売り切れで、
なかなか来ない電車にぐずり座り込んだ娘の腕を触ったら、

「・・熱い!熱がこもってる!」

発熱?熱中症?と焦りながら、少しずつアクエリアスを飲ませ、
帰りの電車は座れたので少し寝かせて、最寄り駅からはタクシー。
炎天下15分歩けません。

帰宅したら、38.9度。

「そりゃあ、しんどいよね。
風邪治りきってないのに高尾山誘ってごめんね。」

と、氷枕作って寝かせたら落ち着きました~。

心に残る、特別な今日になりました。


☆このご時世、暑さをなめてはいけません。
☆風邪の治りかけは、ゆるやかに日常をスタートさせるのがいいでしょう。


人生最後の日だって、ちゃんと教訓を得られる。
運よく明日生きてたら、生かそう。


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