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バラナシ旅行 あれから

あのカオスな世界が今この瞬間も世界の片隅で繰り広げられている。
あれから2ヶ月程経ったが、未だにバラナシの情報が入ってくるのでいくつかぶっ飛び(インドでは日常茶飯事)エピソードを紹介する

旅行会社詐欺

往々にしてインドではよくある旅行会社詐欺の話だ。「今この道は暴動があって通れない!危険だ!」とか、「この先はインターネットが使えない」とか言いながら偽物のニュース記事を見せつけてきて旅行会社に連れていかれてツアーを組まされる。
卒業シーズンで若い日本人がよく訪れるこの時期、ほんの数日のうちに観測した詐欺被害者は、2人で15万の人、1人で10万の人、20万の人
がいた。10万の人に至ってはバラナシに来て初めて詐欺られたことに気づいていた。さらにこれから靴を買わされるという…w
とは言えまあまそれなりに無難なツアーなのでマシな方だ。

詐欺の話を無視した人

ある気の弱そうな若いお兄さんはインドの美容院で散髪してもらったらしく、インドでは絶対見ない、なんか違和感のある韓国風の髪型にされていたw
気が弱そうに見えるが詐欺の予習はしていたらしく、案の定詐欺師に声を掛けられたが無視して歩いたらしい。
詐欺と知ってて無視したらどうなるか。殴られるのである。
詐欺師に目をつけられたらツアーを組まされるか、さもなくば殴られるとはなんという修羅の国だ。
彼は殴られても非暴力、非服従の精神で無視して泣く泣くバラナシに向かったらしい…

木でできた歯ブラシ

インドには歯磨き用の細い木が5~10ルピーで売っている。それを噛んで磨くのだが、とても苦いらしい。
物好きな日本人がそれを購入してなんじゃこりゃ〜言いながら磨いて、苦い苦いって話していた。
それを見たジェイくん「この人達バカね〜10ルピー払ってゴミ買ってる。その辺の木拾えばタダなのに」
とか言ってたww
でもおばあちゃんの家にいた頃はジェイくんも普通にその歯ブラシを使っていたし、歯が白くなると言っていた。ほんとか?

木の歯ブラシ①
木の歯ブラシ②

デリーとバラナシ

バラナシに来る多くの日本人はデリーで人間不信になってジェイくんと出会って落ち着く。
ジェイくんが、というより人間の性格自体、デリーとバラナシで全然違う。
日本でも田舎の年寄りは気さくに話すが都会の人は表面上は冷たい感じがする、、というのと同じかな?
それにしても面白いのは、詐欺られた話にしても殴られた話にしても、インド人が爆笑しながら話してることだ。日本なら「大丈夫?」とか「可哀想に…」みたいな雰囲気になりかねないが、「ネパール人と思われて殴られたね!HAHAHA」とか言ってる。

日本人はやり返してこないから舐められてるとも言ってた。その場で警察呼んだり、大使館行ったり(相手にしてくれないだろうが)ちょっとアクション起こした方がいいと…でもめんどくさいよね。ヒングリッシュだし。

インド人事情

彼の日課は日の出とともに起きて(5時半とか)朝日を眺めながらガンジス川を歩く。その時撮った写真を色んな人に送り付ける。

ココ最近の楽しみの一つがビデオ通話だ。バラナシの中継をしたり、買い物をしているところ、日本人観光客との会話風景、詐欺の話……どれだけ見ていても飽きない。

最後に送ってもらった私の好きな写真をまとめておく。

飴の量り売り。インドは砂糖が名物
40代~50代の彼女募集中
自由なインド人
ドーサのお店
ジェイくんとラッキー
路上で野菜売ってる
シーシャバー(店の名前はニンバスで、ハリーポッターの箒が由来)
シーシャバー②
綺麗な朝日①
綺麗な朝日②
写真を撮らせてお金を貰う子供①
写真を撮らせてお金を貰う子供②
結婚記念日パーティの船、中でご飯も出るよ
ババラッシーというお店だっけな
朝のプージャ
祭りの日のバラナシ大学①
祭りの日のバラナシ大学②
バングラッシー Medium

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