見出し画像

寄り添う難しさ

鬱病休職療養中のうつパパです

私のことはリンクで知ってもらえたら嬉しいです

当事者にしかわからない事もあるんじゃないか
って話です

最近本当に寒くなって来たなぁと感じる

朝夕などはめっきり冷え込んで

秋とは?

と問いたくなる

吐く息の白さを私に見せたいと

通学の度に私を呼ぶ子供達の

はしゃいで回る後ろ姿を

見えなくなるまで見届けて

身震いしているのは私だけだろうか

現状

私は月に2回は必ず通院している

鬱症状が落ち着いたと思っていたが

急に拒食と過食、不眠の波が来て

先生に薬を強いものに変えていただいた

しかし副作用というものなのか

無気力で動け無いし

常に眠たい

今日はなんとなく気分が良くなったので

久しぶりにnoteを書けている

支えてくれている家族に感謝だ

経験からの学び

私が休職してからというもの

色々な方から

度々連絡が来ることがあった

気にかけてくれる事への感謝と

気苦労をかけてしまっている申し訳なさで

いっぱいの毎日であるが

そんな中で

少し学んだ事もある

私が最初に病院で鬱と診断を受けた時の事

私はすぐに会社へ連絡を入れた

上司にあたる方へ繋いでもらい

鬱と診断された事
長期間、しょうもないイジメを受けていた事
直属上司に理解が得られなかった事
言われのない事で誹謗中傷された事
家庭の事情など

矢継ぎ早に現状を伝えた

平静を保ちながらも心は限界の状態で

その時の私の精一杯をもって

今まで私が伝えられなかった事を

全て伝えた

そして最後に

鬱病で休職するようにとの

診断書が出ていますと伝えた

すると上司から

上司『で、君の自覚としてはどうなの?』

私『?』

どういう事だろうか

すぐに理解が出来なかった

上司『病院に行けば診断は何かしら出る』
  『君は休職をしたいのか?』
  『過去に同じ事を言っていた人も』
  『仕事に戻ってうまくいっている』

家族の支えで

なんとか病院に行って

診断をやっとの思いで

受け止めたのだが

上司は

上司『休めば経歴に傷がつく』
  『頑張って会社に来た方が良い』

との事だった

こういう時私という人間は

不思議なもので

病院から鬱と診断を受け

休職の指示を受けているにも関わらず

会社に行かなきゃと思ってしまう

タイプの人間の様だ

私『なんとかして行きたいです』

そう答えていた

だがそれと同時に

大量の涙と嗚咽で

それ以降まともに話す事が出来ず

とりあえず少し休む様にとの

話でまとまった

そこから現在に至るわけだが

その間に何度も

上司とやりとりは続いている

診察時の病院判断を報告したり

するわけだが

上司『電話で話そう』

と言われる

なんでもない事だが

それ一つすら今の私からすれば辛い

何かを義務的に行う事が

全く出来なくなってしまっている

不甲斐ないが

そうやって頑張って電話をした後は

必ずと言って良いほど

体調を崩して動けなくなるのだ

おそらく上司は

私に気を掛けてくれているのだろう

メールだけでは無く

直接的に話したいという意図を

感じる

しかし私はそれを苦痛に感じてしまっているのだ

本当に申し訳ない

だが

他の人がどうだとか
経歴に傷がつくとか

正直言って今の私には励ましでも心配でも無い

ただの苦痛なのだ

寄り添うという事

良かれと思って取った行動が

必ずしも良いものでは無い

相手の状況次第で悪くもあるという事

私が身をもって体感した事だ

その一方で月に数度

なんでも無い話で連絡をくれる友人

毎回他愛も無い話であるが

友人『じゃあまたな』と

言われる度

次に繋がっている気がして

少し気力が湧く

決してべったりどういうわけでも無く

だけど、遠くいる様な感じでも無い

心配など表に出さず

少し離れた所から

様子を見守ってくれている様な感じ

正解なんて言ったらおこがましいが

少なくとも私の事をよく知っていて

なお鬱症状を理解し

適度に関わってくれている

親切の押し付けでは無く

今の私に寄り添ってくれている

思う事

人の気持ちなどわからない

ましてや人の現状など

その立場にならないと絶対に

わからない

推測で判断する事の危うさ

相手を理解したつもりなってしまう怖さ

その結果

相手に与えるものは

必ずしも良いものばかりで無く

場合によっては悪くもなるという事

幸い私は友と家族に恵まれただけ

私が誰かの役に立てる時が来たら

今の経験を少し

わけてあげようと思う

この記事が参加している募集

スキしてみて

今こんな気分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?