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お気に入りの美容師にたどり着くまで「6年」かかった話

20代後半から20年位お世話になっていた美容師さんが現場を去ることになり、私はやむなく美容師を変更することになった。
そのあと、新しい美容師さんなんてすぐに見つかると思ってたのは6年前。

毎回ホットペッパーで探し予約すれば
お気に入りの美容師なんてすぐに見つかると思っていた。だけど実際は違った、
なぜか出来上がりがしっくりこない。最初の美容師のレベル高かったからだろうか?
もちろんそれも一部ある。
納得の美容師さん探しで、私の意識の中の「こだわり」の強さをこの6年でじわじわと感じるはめになった。

・美意識高めの友人から紹介してもらった美容師さんは伝えた通りに再現できていない。(友人にはお礼を言ったけど)
・テレビに出てる、有名だからと言って自分の希望通りにはならない。
・技術がそんなに上手くなくても、ニコニコ愛嬌とトークでカバーする可愛い系のまたはイケメン美容師さんと仲良くなって通った時期も1年半くらいあり。
・そもそもお店がキレイな空間でないと落ち着かない。
・値段が高めでガウンに着替えたり、至れり尽くせりもなぜか落ち着かない。
・アクセスの良い地域がいい。わざわざ銀座とか青山はもういい。
・サブスクで毎回担当が違うのなんて無理だわ。
・雑誌やyoutubeの紹介は自分にはあまり当てはまらない。
・安すぎて質を落とすのは問題外。


もう納得のお気に入りの美容師さんに出会えることなんて諦めかけていた。60点ぐらいの満足度がデフォルトになりかけていたそんなある日、娘から教えてもらった美容室を訪ねてみた。
それは意外にも近くにあり、
私が「久しぶりに自分の髪に満足できた!」
となく実感できて目から鱗が落ちた。

お気に入りの仕上がりを再現してくれたのはアクセスの良い街にある30代の男性美容師さんだ。本人はすごい有名とか、派手な様子はないが
いつも週末は満席で3週間前くらいから予約しないと間に合わない。


こちらの要望を理解して、それを再現できる。

これだ!!

そんな当たり前のことだが
本当にうれしい〜


それにしても6年は長かったな。


私が繊細すぎるからこだわり強くなって

こんなに時間かかってしまったことを
少し責めそうになったとき、
いや違うとポジティブな考えが過った。

「センス」や「技術者」って可視化できるものでないから
動いて探すしかなかったのだと。


毎日猛暑でバテそうになるけれど
毛先を触る時、鏡の中の柔らかなウェーブを見る時仕事先の人から髪を褒められるとき

少しだけ誇らしげな気持ちになる。

他人から見たら、どの美容室に行ったって見た目には大差はない。
ほんとほんの自己の満足。

情報がなまじ豊富にあるだけに長い旅となってしまった。
感性が尖りすぎて感じることが多すぎるのだ。

今日はこの辺りで。
どうぞ良い夜を。

#HSP気質
#美容師
#美容院

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