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読書メモ まとめ2 すぐやる!「行動力」を高める”科学的な”方法

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以前のまとめはこちらです。

行動力が全然なかった自分が、この本を読んだことによって
よりパワーアップしているように感じています。

本書の中にもある、やればできるのにやらない自分
をどれほど責め続けてきたのやら、わかりません。

すぐやれない自分というのは、脳の仕組みによって作られていて、
本人の本質とは別問題であることがわかりました。

元々、頑張り屋の私。
やっぱり頑張り屋だったのか…と安堵しております。

私の中で、とても参考になったのが、
脳に新しい作業の区切りを見せるということ。

例えば会議が終わったら、資料をファイルに閉じる、議事録をつけるなどの作業に、ちょっとだけ手をつけることです。
次の作業が始まった所を作業の区切りとして脳に植え付けるという法則を作る。
これを行うと、脳の予測の対象となり、
次の作業に取り掛かれるようになるとのこと。

著者の菅原さんは
この方法は、先行きが不確定な状況であればあるほど有効だと語ります。

脳が予測を立てるためには、現状と将来像との関係を知らないといけないからなのだそう。
次の作業にちょっとだけ手をつけることで、
今の自分が置かれた状況と目指すものとの関係が、より明らかになるから、
次の作業に移りやすくなります。

私も何かやりたいことがある時は、ちょっとだけ手をつけるを
実践しています。
ちょっとだけ手をつけてあるものは、取り掛かる難易度が下がります。
脳が自分を分析しているということを念頭に置いておき、
このちょっとだけやる癖付けを行うことが、
すぐやる自分に変わるための方法です。


あと、ものすごく腑に落ちたと思ったのが、
脳が、他人を真似するようにできているという所です。

菅原さんは、
あなたの周りに、すぐに作業に取りかからずに先延ばしにした挙句、ギリギリになって周りの人の手を煩わせる人はいませんか?と聞いています。

もし、その様子をあなたが見ているのだとしたら、
この人のやり方ひどいなと思いつつも、
脳は勝手にその人の動作を学び、自分もそうしようとしてしまうのだと言います。

ゾッとしますよね。
脳には、他人の行動を見ただけで、自分がその行動をしているときと同じような状態になる性質があるのだとか。

それをミラーニューロンというそうです。
自分でも気づかないうちに、周囲の人と、仕草や話し方、口グセが似てきてしまう。
なんか怖いですね。
所属する組織がブラックであれば、その企業の体質、考え方や感じ方に
染まってしまうということになります。

しかもミラーニューロンは
無意識で、自動的な活動なので、染まりたくないという意思の力があったとしても、目にする限りはやめることが出来ないのだそうです。

だから、目にする人、脳に映し出す人は、自分が真似したい人や尊敬する人であるのが望ましいということになります。

対処法として、真似したくない人や、迷惑な人は目で追わないように、
視界を遮るものを置いたり、席を立ったりするのが良いという菅原さん。
すぐやる人がいれば、その人が視界に入るようにするように心がけるのも良いそうです。
また、すぐやる人をさりげなく手伝ってみるのもおすすめなのだとか。
その人がしている作業の流れに自然に応じるような動きをする時に、
自分の脳のミラーニューロンが働くようになるそうです。

菅原さん曰く、レベルの高い集団に身を置くことで、
自分のレベルが上がる。

すぐやる人と共同作業をすることによって、自分が引き上げられると語ります。
自分の行動を良い方向に変えたいと思う人にとって、
絶好の機会なのだと菅原さんは言います。

・一流の人の仕草に注目する
・すぐやる人の動きを言葉にする
・腕組み、足組みをせず、座り姿勢を直す

これらを試してみると良いそうです。
テレビでもいいので、他人の仕草に注目し出すと
意識が変わってきます。
そして、あの人は、忙しそうにしていても、頼んだことにはすぐに反応してくれるというように、言葉にすると、
自分の中に、すぐやる人のイメージが作られて、次の行動に再現されやすくなるそうです。
逆に、できない人ややらない人などの行動を言語化しないようにも注意が必要です。ポジティブな人、すぐやる人に注目して、
自分をすぐやる人へと変化させていきましょう。

また、腕組み、足組みをしてしまう原因について、
菅原さんは、脳の覚醒度が低いと語っています。
体の中心部の筋肉が低下すると、体をまっすぐに保てず、骨で体を支えようとして、姿勢が悪くなってしまうのだそうです。
周囲の人が崩れた姿勢をしていると自分にも悪い姿勢がうつってしまいがちですが、ミラーニューロンを抑制するぞという気持ちを持つことで、
相手とは違う姿勢をとることができるそうです。
この働きを知った上で、あえて、他人を真似しないことも必要なのですね。

菅原さんの本
勉強になることばかりです。
やる気出ないとずっと戦ってきた私の学生時代はなんだったのか、
もっと早く知りたかった。
そうしたら、今よりももっと脳みそをフルに活用して勉強していたと思います。
今からでも全然遅くはないけど…。


また、まとめたい所があれば、メモに残したいと思います。

読んでくださっている方、スキ!をしてくださる方、
いつもありがとうございます。

ではまた〜〜〜

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