ヒカリプロジェクト

子供から大人まで居心地よく過ごせて、 一人一人それぞれが自分らしく輝ける場所。 ヒカリ…

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子供から大人まで居心地よく過ごせて、 一人一人それぞれが自分らしく輝ける場所。 ヒカリプロジェクトは、そんなコミュニティを創り出し、 高岡を魅力ある場所として発信していきます。 www.hikaripj.com

最近の記事

アートにみる子供の個性

自分の感情や体験や想像を表現する。自分らしく自分を表現するということが大人になるとなかなか難しくなってきます。評価を気にしたり、褒められることに期待したり、認められたいという気持ちがあって、自由に表現することをためらってしまいます。他人と自分を比較して、落ち込んでしまう必要はありません。 「子どもアート」のクラスでは、みんな、のびのびと自由に、自分の世界を表現しています。『作りたいものを作る』というのが大事なのです。 臨床美術は独自のアートプログラムを用いて、子どもの感性

    • ヒカリズム2023「臨床美術展」

      9月4日 国宝瑞龍寺に行われる「ヒカリズム2023」に先駆けて、臨床美術の展示が始まりました。 長テーブルが次々と並べられ、その上から白い紙を覆って展示台を作って行きます。 長い回廊に、作品が展示されていきます。 まずは桜屏風から、前後のバランスを考えて並べていきます。 汗だくになりながらの展示が終わりました。国宝瑞龍寺の長い回廊にテーブルを並べてみると圧巻です。  いよいよ、「臨床美術展」の開催です。展示の準備の最中にも、観光客の方から、「素敵ですねー、売ってもら

      • ヒカリズム2023「高岡銅器でリズムワークショップ」

        参加者が輪になって即興的にアンサンブルを作るドラムサークルを行うために、大茶堂の中心にある大きな柱を囲むように椅子を並べて準備をしました。 通常は、ジャンベなどの打楽器などで行うリズムサークルを、高岡銅器を楽器として鳴らしてリズムサークルを行おうと、今までやったことのないチャレンジをします。高岡銅器を医療や予防、介護において活用していけないか可能性を探ります。ご協力いただいた高岡銅器は、宮津商店さんの銅鑼、能作さんの風鈴やハンドベル、シマタニ昇龍工房さんのおりん、山口久乗さ

        • ヒカリズム2023 芸術鑑賞「瑞龍のこだま~いにしえと未来を繋ぐ音」

          加賀前田家 二代当主 前田利長は、慶長14年に高岡城を築城し、築城開始からわずか半年で入城しました。 「高岡」の地名は、利長が「詩経」の一節「鳳凰(ほうおう)鳴けり彼(か)の高き岡に」から引用し、この地の繁栄を願って名付けたと伝えられています。 利長は、高岡に城を築いた際に、7人の鋳物師(いもじ)を招いて土地を与え、鋳物づくりを行わせ、城下町としての繁栄を図りました。 その矢先、慶長19年、利長が53歳で病死。幕府の「一国一城令」で高岡城が廃城になると、家臣や町人は高岡

        アートにみる子供の個性

          ヒカリズム2023~トークセッション「医と禅と芸術の分野から、新しい可能性を探る」  

          瑞龍寺 法堂(ずいりゅうじ はっとう)は、国宝になっています。墨書より明暦元年(1655年)に建てられた事が判明しています。境内最大の建造物であり、総桧造りの入母屋造、銅板葺屋根になっています。 今回、ヒカリズム2023の会場になっている場所は、その横の大茶堂で、国の重要文化財になっております。 瑞龍寺創建時に造られた建物です。大きな土間・60畳の大広間・控の間から構成されています。壁の構造は、外壁や軒下を城や土蔵と同じように土を厚く塗りこめた大壁とし、内部は、船底形に漆

          ヒカリズム2023~トークセッション「医と禅と芸術の分野から、新しい可能性を探る」  

          ヒカリズム2023~医と禅と芸術の融合「奉納舞踊で天女が舞う」

          9月9日 重陽の節句に国宝高岡山瑞龍寺において、「ヒカリズム~医と禅と芸術の融合」が開催されました。開催に先駆け、仏殿で奉納舞踊「天女」が披露されました。 高岡山瑞龍寺は、加賀藩前田家2代利長を弔うため、3代利常が建立した曹洞宗寺院です。高岡山(たかおかざん)ではなく、(こうこうざん)と呼びます。 総門から山門までの白い玉砂利の景色は、山門を抜けると一瞬にして芝生の緑に変わり、仏殿へつながっています。 仏殿は、万治2年に建立された山上善右衛門嘉広の最高力作の一つで総欅造

          ヒカリズム2023~医と禅と芸術の融合「奉納舞踊で天女が舞う」

          多世代での臨床美術体験

          臨床美術とは、独自のアートプログラムを用いて、絵やオブジェなどの作品を楽しみながら創作します。写真を見たり、触ったり、匂いを嗅いだり、味わったり、音を聴いたり、先生の話を聞きながらイメージを膨らませながら、五感を刺激し、感じる事によって表現します。 本日のプログラムは「軍手鳥」です。 手に軍手をはめたら、絵の具を3色選んで、指先に絵の具をつけて羽を描くように鳥を描いていきます。 小さい子も、子供用の軍手をはめてダイナミックに色を付けていきます。 「臨床」というと医療的な

          多世代での臨床美術体験

          ジャンベセッションは人と人をつなぐ

          ジャンベは、木をくり抜いた胴体にヤギの皮を張った西アフリカの伝統打楽器で、祝い事や豊作を願う神事などで使われる“魂”の楽器と呼ばれています。お花見が実は神事で、カミと共に歌や踊りで厄を払うことから始まっているのですから、やっぱり共通しているところはたくさんあります。 さくら祭りの「サクラの物語」で出演していただいた永原元さんに、特別セッションを行っていただきました。 ひとつの太鼓で低音・中音・高音の3つの音が出せるというのがジャンベの魅力。高齢者から子供まで演奏が楽しめま

          ジャンベセッションは人と人をつなぐ

          アートワークショップ「サクラの物語」

          今年のさくら祭りは、「サクラサークル」という参加型のイベントを企画することになりました。 輪になることは、海外の保育園で行われている「サークルタイム」を活用したもので、円形になって座り、多世代の交流が図れ、触れ合いの時間を作ることが出来るし、一つの作品を作り上げるという目的を共有できることで、コミュニケーションが高まるというもの。 「子どもから高齢者の方まで、障がいあるなしに関わらず、患者さん、ご家族、スタッフ、地域の皆様が一つにつながることが、桜満開の時にサークルタイム

          アートワークショップ「サクラの物語」

          光ヶ丘病院の新しいロゴマークとタグラインの発表

          『今、病院の変革のとき!!これからの時代における地域の医療機関の在り方とは?』 光ヶ丘病院リハビリテーション科部長 新藤恵一郎先生より、光ヶ丘病院(紫蘭会)は、2023年春、イメージを一新し、リハビリテーションを軸とした「ひかりプロジェクト」を展開していくことが発表されました。 リハビリと聞くと、単に機能回復をイメージしますが、「今ある力を最大限に活かして、その人らしく日常生活を過ごすこと」。障がいに関わらず「自分らしく生きること」です。そのために行われる技術や支援など、活

          光ヶ丘病院の新しいロゴマークとタグラインの発表

          高岡まち歩き~歴史ある建物と人の魅力を知る

          3月25日 クラファン限定 高岡まち歩きのワークショップが行われました。 『高岡の歴史と、伝統文化を「建築」から紐解くまち歩き”』東京工業大学 真野研究室にプロデュースしていただきました。 3月25日 朝から曇り空。昨夜は霰や雪も降ったというニュースに天候を心配していましたが、何とか堪えてくれている天候に感謝です。 集合場所はサカサカ。東京工業大学 都市・環境学コース 真野研究室の門馬奈美さんにご案内していただきました。 サカサカは、もともと空き家になっていた長屋を改修

          高岡まち歩き~歴史ある建物と人の魅力を知る