女性管理職の名刺入れ

私は名刺入れを常に2つ持っている。
ひとつは海外有名ブランドのもの、もうひとつは国内の革製品だ。

海外ブランドのものは、一目でそれと分かるもの。
そのブランドのものを一つは欲しくて、でもバッグや財布は高くて手が出なかったから名刺入れにした。
女性同士の名刺交換や、ブランドの話をきっかけに盛り上がりそうな取引先や仕事内容の時に使う。

国内ブランドのものは外側にはロゴがない、シンプルな見た目。
革の質がいいので手に馴染み、色やさわり心地の経年変化を楽しんでいて、自分好みの愛用品だ。
これはブランドを前面に出すのにふさわしくない堅めの取引先の時に使っている。
その場でお相手を見てから、どちらの名刺入れを出すか判断することも多い。

「女性」であることを期待されている仕事の時は、少し華やかな色のバッグや靴で。
あくまでも役職やキャリア重視で、シビアな視線でこちらの能力を見積もられる場面では、女性を抑えて。

そんなに気を遣わなくてもいいのかもしれないけれど、名刺入れ以外にもいろいろ考えることを自分は楽しんでいる。

名刺入れは私の「顔」だ。
マスクの時はなおさらそう感じている。


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