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インクルーシブとか多様性とか、ギフテッドとか飛び級とか・・・

「国連、障害児の分離教育中止要請」

国連の障害者権利委員会は9日、8月に実施した日本政府への審査を踏まえ、政府の改善点について勧告を発表した。
障害児を分離した特別支援教育の中止を要請した。
                         

yahooニュースより抜粋


このニュースを聞いて、インクルーシブとか多様性とか、ギフテッドとか飛び級とかについて改めて考えたことがある。

インクルーシブ教育、個人的には私は肯定派。
インクルーシブな環境が当たり前にあり、多様性を大事にできるそんな社会は理想的。
だけど今の日本の学校教育ではなかなか厳しいだろうな・・と思ってしまうのもホンネ。

今の学校の評価システムや入試方法が変わらない限り、本当の意味でのインクルーシブ教育や多様性は難しいのではないか。
ギフテッド教育や飛び級制度も、今の評価システムが邪魔をしているのではと思う。
分断・分離させているのは、凝り固まった教育システムだったり、古い価値観をもった大人や親なのかもしれないな・・と。


子供は大人が思っている以上に多様な価値観を既に持っている。
他人が決めた評価軸のないところには実は今もインクルーシブな社会、多様な環境は結構ある。
学校という枠組み以外では、結構身近なところにインクルーシブ教育や多様性が当たり前にある環境がある。
障害の有無、年齢も性別も、大人も子供も関係ない、それぞれが対等でいられる環境は結構ある。

私の身近なところにも、

発達診断の有無は関係ない、年齢も関係ない、大人子供関係ない同等な関係で、モノづくりにのめり込めるプログラミングの教室、
学年関係なくそれぞれの強みや弱みを認め合いながら、社会課題に真剣に向き合い、学び合う通信制の学校、
ギフテッドのお子さんが思う存分学ぶことを応援してくれる、好きなことやりたいことを思う存分応援してくれる財団、
18歳以下を最高未来責任者CFOとして迎え入れ、本気で社会課題を解決しようとしている会社、
子供の可能性を本気で信じ、好きなこと・好奇心を大事にし多様な価値観、個性を強みにすることをサポートしてくれるフリースクールがある。

そして、今の子供たちの多くが既に体験している多様な世界といえば、
ゲームやメタバースの世界。
そこには障害の有無、年齢、性別、出身地、社会的地位、国籍、人種、それから容姿も関係ない、多様な世界がある。



私たち大人や親ができることは、既に持っている子供の多様な価値観を邪魔しないことなのかもしれない。

最後に、シンガポールに留学し寮生活をしている息子との会話。

私:今度はどこの国のお友達と同部屋なの?
息子:どこの国とかほんと関係ないから。そういうの気にするのママだけだよ。



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