小助川陽子(yoko.kosukegawa)

人は一人ひとり全く違う。その違いは個性であり価値あること。大事な個性を活かせる環境にい…

小助川陽子(yoko.kosukegawa)

人は一人ひとり全く違う。その違いは個性であり価値あること。大事な個性を活かせる環境にいれば、人は自分を好きになりチャレンジでき自信をもつことができる。自信を持つことができたら、失敗を恐れず自分で道を切り開き自分らしい幸せをつかんでいくことができる。/ 二児の母 / 好奇心を大事に

最近の記事

普通から一歩踏み出したからこそ見えた景色

娘は現在、通信制高校2年に在籍しながらオーストラリアに短期留学している。 以前、娘のことを投稿したが今回はその後のことを書こうと思う。 もともと私立中高一貫校に在籍していたがコロナをきっかけに色々と疑問を持ち、そのまま一貫校の高校には進学せず自らの意思で通信制高校に進学した。 その後、どんどん行動をし、いわゆる普通の高校生活では経験できないことをして視野を広げていったわけだが、高2になった頃、また一つの転機があった。 高2になり、もともとの中高一貫校時代のお友達は大学受験

    • インクルーシブとか多様性とか、ギフテッドとか飛び級とか・・・

      「国連、障害児の分離教育中止要請」 このニュースを聞いて、インクルーシブとか多様性とか、ギフテッドとか飛び級とかについて改めて考えたことがある。 インクルーシブ教育、個人的には私は肯定派。 インクルーシブな環境が当たり前にあり、多様性を大事にできるそんな社会は理想的。 だけど今の日本の学校教育ではなかなか厳しいだろうな・・と思ってしまうのもホンネ。 今の学校の評価システムや入試方法が変わらない限り、本当の意味でのインクルーシブ教育や多様性は難しいのではないか。 ギフテッ

      • 70代になってもアップデートし続ける自慢の母

        先日、母から送られて来たLINE。 元日本マイクロソフト代表取締役社長の成毛眞さん著書、 「2040年の未来予測」を読んでいる、という共有だった。 この本を簡単に説明すると、 私の母は、もともと本が好きではあったが、ここ5年くらいはとにかく色々なジャンルの情報をエネルギッシュに学び、常に新しいものを取り入れようとしている。 例えば、孫たちが、漫画「キングダム」にはまり、面白いという話を聞いたら「キングダム」を全巻夢中で読破した。 登場人物が多すぎて頭に入らないとなると

        • 不登校って一括りにしてはいけない。

          私は仕事柄、学校に行っていないお子さんや、学校に行っていない子を持つ親御さんと関わることが多い。 私は「不登校」って言葉が嫌いなため、いつもはあまり使わないが、今日は便宜上使用します。 「不登校」という言葉を見ると、 子供は学校で教育を受けるべき、登校しないのは「問題」みたいな捉え方が伝わってくるから、好きではない。 文科省は、以下を不登校の定義としているが、こんな簡単な定義では表せないと感じている。 「不登校児童生徒」とは「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的

        普通から一歩踏み出したからこそ見えた景色

          13歳、ボーディングスクールのリアルな生活。

          ボーディングスクールのリアルな生活ってあまり知られていないのか、結構聞かれることが多いのでシェア。 ①リアルな日常生活 ②リアルな英語力 ③リアルな資金面 ①リアルな日常生活 現在13歳の息子は、シンガポールのボーディングスクールに通って約1年ちょっと。 息子が通う学校は現地のインターナショナルスクールで、シンガポール人、中国人、イギリス人、ベトナム人など50カ国以上の多国籍のお子さんが通う学校。 国際バカロレア教育が行われており、探究的な学びが根本にあり、テクノロジー

          13歳、ボーディングスクールのリアルな生活。

          親の価値観アップデート

          親は子供に、 「将来は好きなことを仕事にできる人になってほしい」とか、 「グローバルに活躍できる人になって欲しい」とか、 「人のために役立つ人になって欲しい」とか・・・ 実に、さまざまなことを願う。 親心ですね。 その思いの根本にあるのは、 「自分らしく幸せになってほしい」 そんな願いなのではないでしょうか。 みなさんは子供が、「自分らしい幸せな人生」を歩むためにどんなことをしていますか。 私が個人的に大事だと思うことをいくつか書こうと思います。 子供が10歳くらい

          親の価値観アップデート

          家族で楽しめて、教育にも効果抜群なゲーム。

          我が家がよく遊んだゲームについてご紹介。 一つ目は、【アルゴ】 数字を使ったカードゲームですが、まあ〜面白い。 子供も大人もどハマりし、我が家では家族4人で本気の戦いをよくしたもの。 頭が柔らかい子供はどんどん強くなって、親も本気で挑んでも負けることさえある。 ルールは簡単だが、相手のふせてあるカードの数字を推理して当てていく内容。 論理的思考力、判断力、集中力なんかが楽しみながら鍛えられる、そんなおすすめのカードゲーム。 実は、大会もあったり、学習教材として使う塾や

          家族で楽しめて、教育にも効果抜群なゲーム。

          母親だってうまくいかない時もある。

          前回の投稿で少しお話した、高2の娘が実施したモチベーショングラフ(充実曲線ワーク)について。 今日は子育て・母親としての振り返りの視点でお話したいと思う。 自己分析やモチベーションの源泉を知ることに使うモチベーショングラフだが、意外と子育てにも使える。 【母親としての振り返り】 娘の充実曲線の一番どん底には、母親の私が大きく影響していた 娘の充実曲線が一番どん底になっていたのは、中学受験をしていたちょうど小5の頃だった。 その頃の親子関係について娘に聞くと、 【娘がそ

          母親だってうまくいかない時もある。

          レアな経験は付加価値につながる

          レアとは。 Wikipediaでは「希少な」「珍しい」と出てくる。 レアな体験、レアな商品、激レアさん、レアキャラ・・・・ いろんな言葉が出てくる。 どれも特別感があって、代わりのないもの、唯一無二。 我が家の子育てにおいて、大事にしてきた一つが、これ。 以前の記事で息子のことは紹介したが、 今回はレアな経験を積み重ねはじめた、高2の娘についてお話したいと思う。 高2の娘は現在、ある通信制高校に通っている。 娘は自らの希望で中学受験をし、中高一貫校に通っていた。 気の

          レアな経験は付加価値につながる

          知的障害のアーティスト。

          我が家には、知的障害のあるアーティストの絵が大きな額に入れて飾られている。 アーティスト、小林覚さん。 この方のアートに出会った時に私は衝撃を受けた。 自分が大事にしているビジョンや世界観を表現してくれているような、そんな気持ちにさせてくれた。 彼が数字や文字をアレンジして書きはじめたとき、「ちゃんと書きなさい」「正しく書きなさい」と言う人ばかりだったら、おそらく描くことが嫌いになり、描かなくなっていたのではないだろうか。 一見、幾何学模様に見えるが、実は、作品の中に様

          知的障害のアーティスト。

          公教育がマッチする子と、マッチしない子

          今、息子はシンガポールのボーディングスクールに通っているが、 先日、息子がボソリ・・・・・ 「僕、日本の学校はムリかも。」 小学校の時の日本のお友達からいろいろ近況を聞いて思ったとか。 確かに小学校卒業後、中学校はどんな環境がいいのか、 息子が楽しい、ワクワクする、学びたいと思える環境があるのはどんな中学なのか必死で探した。 日本ではほとんどの子供は地元の公立へ行く。 まだまだそれが当たり前で、環境的に地元の公立しか選択肢にない子供も多い。 2021年の文部科学省「令和3

          公教育がマッチする子と、マッチしない子

          中1でシンガポールに留学した息子の話

          ちょうど1年前、息子は小学校卒業したタイミングでシンガポールに単身留学をはじめました。 今は現地のボーディングスクールに通っています。 コロナのこともあり、かれこれ1年ほどリアルで息子に会えていない。 くぅぅ。。寂しい。会いたい。 今日はそんな息子の話を書こうと思います。 ①息子が留学を考えたきっかけ息子は小さい時からとにかくモノづくりが大好きで、幼稚園の頃はダンボールとか廃材を集めてはリビングいっぱいに好き放題に工作をするような子供でした。 そんな息子の「好き」をどう

          中1でシンガポールに留学した息子の話

          はじめてのnote。

          はじめまして。 なぜ私がnoteをはじめようと思ったか。 今日はその理由と、自己紹介を書いていきたいと思います。 ①どうしてnoteをはじめたか仕事柄、毎日たくさんのお父さん、お母さんから子育てや教育、進路、親自身の人生について相談を受けている。 相談を受けていていつも思うことは、 どのお父さんもお母さんもホントに一生懸命子育てしている。 「子供のために・・・」ってホントに必死。 だけど、なぜかみんな大変そう。 なぜかみんな、いっぱいいっぱい。 生きづらささえ感じてい