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『溶解人間』(1977)

監督脚本はウィリアムサッチス、
他作品に『ギャラクシーナ』など。

土星調査に行ったスティーヴは大量の放射線を浴びて全身がただれた状態で帰還し、病院で目を覚まして自身の異常な状態を目の当たりにしてパニックに落ち入り病院を抜け出してしまう。
外に出たスティーヴの身体はさらにただれ、溶け始めていく。
スティーヴの友人のネルソン博士と大佐は極秘にスティーヴの行方を追っていた。
一方、町ではスティーヴによる残酷な殺人が至るところで発生する。スティーヴを追っていたネルソン博士が殺人事件の真相を知っていると睨んだ町の警察官がネルソン博士を問い詰めていく。
そんな中、ネルソン博士の義理母がスティーヴに殺害されてしまう。
スティーヴは溶ける度に強さを増していることに気づいたネルソン博士は急いで彼の行方を追うが......。

この作品は前々からかなり気になっていて、サブスクを探してもないし、Blu-rayは10000円近くするしで中々見ることが出来なかった。
そんな中奇跡的にVHSを手に入れることができ(そこそこ高かったぁ)ようやく見れたから感動。

カルト映画としても評価が高い理由がよく分かるし、かなり見応えもある作品だと思う。
コメディ要素を抜いた『悪魔の毒々モンスター』って感じで、おそらく『悪魔の毒々モンスター』は本作にかなり影響を受けていると思う。

本作も1955年の『原子人間』に影響を受けてるらしいのでそっちも見てみたいけど、やっぱりサブスクにはない。

ウィリアムサッチスの作品は日本未公開の物が多くて、他作品で日本公開されてビデオ、DVD化されているのが『ギャラクシーナ』だけみたいだからそれも見てみたいと思うけどやっぱりサブスクにはないから難易度高そう。
ちなみに、VHSはかなりノイズが入っていたから早くデータしないと見れなくなりそうだし、やっぱり最後のあのシーンはデータ化して取っておきたい。
これを当時見ていた人、もしくはお小遣いを使い果たしてBlu-ray、またはVHSを購入した人だけの特権と言っても過言ではないぐらいの映像だ。
Blu-ray版は吹き替えも付いているみたいだから、高いけど購入したい。
今回の映画はそもそも視聴するまでの難易度が高い作品だから、見れる人は限られてしまうけど
だからこそ価値があり、絶対に見て欲しい映画なのは間違いない。
サブスク解禁されますように。

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