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テキスタイル業界のカット代事情

カット代とは?


こんにちは。
今日は、テキスタイル業界で働いていると聞こえてくる「カット代」についてお話していこうかと思います。

私たちテキスタイルコンバーターは普段、アパレルメーカーに対して生地を販売しています。その際には、反物でのお取引を基本としています。
もちろん、サンプルを作る際に必要な着分などはm単位での対応も致しますが、その際には生地代と併せてカット代を請求させていただいています。

なぜカット代が発生するのか?


生地を出荷する際、反物での出荷とカットした生地の出荷では、カット生地の方が手間(コスト)がかかります。また、生地カット依頼があった場合、放反(生地をほどく)、カット、梱包といった作業を手で行う為、反物出荷よりも工程数が増えます。また、希望M数ぴったりではなく少し長くカットされたり(3~10%程度)といった反物出荷では起こらない生地に対しての手間賃やロス分をカット代として頂いているのです。
手間賃以外でも、自社ではない外部倉庫で生地の管理をしていると、そこでの送料などカット売りには意外とコストがかかっています。

市販のお店のカット代事情


生地問屋街や手芸用品店で生地を購入する際にはかからないのに、なぜカット代がかかるのか?
と疑問に思う方もいると思います。そういったお店では反物で生地を仕入れて在庫リスクを考慮したり、上記に書いたような手間賃を生地代に上乗せしているの事がほとんどでカット代がかかりません。その分価格設定が割高になっていたりします。

FAnBRICのカット代について


 私たちFAnBRICは自社倉庫で生地を管理している為、余計な出荷コストがかかりません。もちろんカット出荷にかかるコストを生地単価に上乗せして販売もしておりません!
ただ、生地をカットする手間賃としてカット代を少しだけ頂いています。その分送料は頂いておりません!!(一部地域を除く)
私たちのサイトを気兼ねなくご利用いただけるよう日々努力しております。
 
欲しい生地が見つかる!!!
そんなサイトを目指しています。
 
今後とも宜しくお願い致します。



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