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こんにちは。 私たちは、ジャパンメイドにフォーカスを当てた生地専門のECサイトを運営しております。 日本の生地産地にまつわる話や生地の豆知識など、イロイロとご紹介できたらと思います。 オンラインストア→ https://fanbric.jp/

最近の記事

チェックの種類と由来について

こんにちは!!もこもこももこです! 突然ですが、皆さんはチェック柄の名前を何種類知っていますか? 見たことのある柄はいっぱいあると思いますが、 柄の名前と言われると難しいですよね! 今や当たり前のように私たちの洋服に使われているチェック柄ですが その生地の名前がついた由来や誕生した背景のあるものがたくさんあります。 今回はそのチェック柄の種類を簡単にですが、いくつかご紹介したいと思います。 FAnBRICの中にある商品もチェックしてみてくださいね! (チェック柄だけにね

    • 『織物』と『編物』の違い~導入編~

      こんにちは! 今月は推しx2のシングルとアルバムが発売されるのでニヤニヤしているFAnBRICのJです! 今回は、『織物』と『編物』についてお話していこうと思います。 ?織物とは? 経糸(タテ糸)と緯糸(ヨコ糸)を直角に交差させ作られる布地です。セットしてある経糸が組織に応じて上下に開口する間を、緯糸を通して織ります。 織物組織の中で広く利用されている『平織り』・『綾織り(斜文織り)』・『朱子織り』の3つの組織を三原組織といいます。 <平織り> すべての経糸と緯糸が1

      • アパレル業界の構造~川下編~

        こんにちは!FAnBRICのTTです! ついにアパレル業界の構造シリーズは最終回を迎えました! 突然決まった異例の連続連載。長かった。。。 服が出来るまでには長い生産工程を経て、 掛かった工程の分だけ携わる人がいるということを、 前月までの内容で知っていただけたかと思います。 今月は完成した服を私達の手元に届けてくれる、 小売店やセレクトショップ等が含まれる川下編をお届けします! 前回に引き続き、ショッピングモールや百貨店等、皆さんが一番イメージしやすいカテゴリーなの

        • アパレル業界の構造~川中編~

          こんにちは!FAnBRICのTTです! 前回に続きアパレル業界の構造についてお話していきます! 今月は川上で作られた生地等を使って製品を製造する、川中についてご説明いたします。 皆さんも良く耳にする『アパレルブランド』が含まれるカテゴリなので、イメージしやすいかもしれません。それでは、お付き合いください! 【元キャリアアドバイザーが教える、意外と知らないアパレル業界の構造ー川中編ー】 ー前回までのおさらい 日本では、製造から販売までの工程を川に例えて『川上・川中・川下』

        チェックの種類と由来について

          アパレル業界の構造~川上編~

          こんにちは!FAnBRICのTTです! 今月は元体育会学生が、大手人材会社からアパレル業界に転職して学んだことをお話していきます。アパレル業界に興味を持っている方や、ファッションが好きな方の視野が広がるお話をしていければと思いますので、どうぞお付き合いください! 【元キャリアアドバイザーが教える、意外と知らないアパレル業界の構造ー川上編ー】 ①意外と知らないアパレル業界の構造 ーアパレル業界とは? アパレル業界と聞いて多くの方がデザイナーや店頭で働く販売員等、

          アパレル業界の構造~川上編~

          テキスタイル業界のカット代事情

          カット代とは? こんにちは。 今日は、テキスタイル業界で働いていると聞こえてくる「カット代」についてお話していこうかと思います。 私たちテキスタイルコンバーターは普段、アパレルメーカーに対して生地を販売しています。その際には、反物でのお取引を基本としています。 もちろん、サンプルを作る際に必要な着分などはm単位での対応も致しますが、その際には生地代と併せてカット代を請求させていただいています。 なぜカット代が発生するのか? 生地を出荷する際、反物での出荷とカットした生地の

          テキスタイル業界のカット代事情

          日本の生地の良いところ

          こんにちは。FAnBRICのよっしぃです。 先日、会社に入社したばかりの子に「ジャパンメイドってなんで良い生地なんですか?」 と聞かれました。 お恥ずかしながらきちんとした回答が出来なかった自分がいます。そこで、改めて「ジャパンメイド」、日本の生地がなぜ良いと言われているのか、調べてみることにしました。 MADE IN JAPAN は日本製ではない!? ところで皆さんは、今自分が着ている洋服がどこで作られているか知っていますか? 製品タグをみると「MADE IN○○

          日本の生地の良いところ

          播州織の話

          本日は播州地方の播州織についてお話したいと思います。 播州織「ばんしゅうおり」とは 播州織とは兵庫県西脇市を中心に生産されている、200年以上の歴史のある生地です。 一番の特徴は先染め織物という技法を用いており、先染め織物とは、先に糸(繊維)の段階で色をつけて その色糸を使って様々な模様に織り上げる手法を言います。 先染め生地の特徴は ・繊細な柄を表現できる ・糸そのものに染料がしっかりと入っている為、より深い色味を再現できる ・色落ちがしにくい ・後染めと

          播州織の話

          尾州産地のお話

          世界三大毛織物産地「尾州」 愛知県一宮市を中心に、津島市、稲沢市、江南市、岐阜県羽島市など、愛知県尾張西部エリアから岐阜県西濃エリアが「尾州」と呼ばれており、イタリアのビエラ、イギリスのハダースフィールドと並ぶ、毛織物の世界三大産地です。 産地の最大の特徴としては、糸から織物を作るまでの全工程がこの地域でなされ、分業体制が整っていることです。まず、企画、織り・編みを行う企業があり(親機)、その協力工場である、紡績・染色・補修・整理加工などといった、それぞれの工程を専門で請

          尾州産地のお話

          私たちがECサイトを始めた理由

          皆さんはジャパンメイドの生地が「高品質」「高機能」、そして職人による誠実な生地作りによって世界中のメゾンから高い評価を受けていることをご存じですか。 私たちは創業から46年間、テキスタイルコンバーターとして日本各地の生地メーカーと一緒にその土地ならではの生地を作り、国内外のアパレル、メゾンにジャパンメイドの素晴らしさを伝えてきました。 しかし、近年ファストファッションが流行し、アパレルメーカーによる製品のコストダウンが重視され、国内生地から海外製の生地へのシフトチェンジが

          私たちがECサイトを始めた理由