無謀な一歩が二歩目につながる ~実現までの経緯【後編】~

こんばんは。運営事務局の高橋です。

11月29日の申し込み開始から、およそ3日が経ちました。着々と参加人数が増えております。お申込みいただいた皆様、誠にありがとうございます。まだまだ多くの方々に素敵なゲストの皆様のトークセッションを体感(聴くだけではなく、空気を肌で感じとる)していただきたいと思いますので、ぜひ皆様の周りの方にもオススメいただければ幸いです。

さて、昨日に引き続き、イベント開催の経緯についてご紹介いたします。ここまでは、昨日のエントリーをご参照ください。


堀の無謀な「提案ツイート」

是永 大輔さん(株式会社アルビレックス新潟)の専務取締役就任と田中 修治さん(株式会社オンデーズ 代表取締役社長)作の『破天荒フェニックス』読了というタイミングの一致に運命を感じた堀は、Twitterで下記の提案ツイートを投稿しました。

投稿文にもある通り、堀は、是永さんと田中さんの間に、多くの共通点があることに気づきました。1977年生まれの同い年であること。状況の厳しい会社(是永さんはアルビレックス新潟シンガポール、田中さんはオンデーズ)の経営を30代序盤の2008年に引き受け、紆余曲折ありながらも見事に立て直したこと。海外にも事業を展開していること。そして、サービス精神が旺盛で、明るいキャラクターであること。「これだけ共通点の多い2人ならば、きっと話は盛り上がるはず。対談したら面白そうだ」という想いが、この提案ツイートにつながったのです。その時点では、堀は両名とのつながりは全くなく、傍から見れば無謀なツイートだったでしょう。

堀のツイートからおよそ2日後、是永さん、田中さんから思わぬ反応が返ってきました。

なんと、2人から前向きな反応があったのです。「無謀な提案で得た、このチャンスを逃してはならない!」そう思った堀は、佐渡島 庸平さんと小松 成美さんを交えた具体案をツイートし、一気に畳みかけました。

このツイートを見た佐渡島さんがすぐに行動に移し、息つく暇もないスピードで『NewsPicks』での対談が実現しました。(近日公開予定)

対談に同席できず…悔しさから生まれたイベント

堀のツイートから対談の実現までは、約半月。展開の早さに驚きました。しかし、そのスピードに振り落とされ、対談現場に立ち会えませんでした。「対談に同席していたら、貪るように話を聞いただろうな…。」その悔しさは、なかなか晴れませんでした。

しかし、堀はあることに気づきました。「もう一度、話を聴ける場を設ければいいじゃないか。そして、聴けるのは自分だけでなくていい。多くの人たちに参加してもらえるイベントにしたい。やるならば、大好きな地元の新潟で開催したい!」堀は、私高橋に声をかけました。イベントに関する初会議は、10月8日(月・祝)。アルビレックス新潟が、是永さんの専務就任後5連勝を果たした2日後のことでした。

いま考えると、堀がこの対談を見学し損ねたことは、結果的にとてもよかったと言えるでしょう。もし2人の対談に立ち会えていたならば、『FUNDERFUL FAN-COMMUNITY SUMMIT in Niigata』の開催はなかったかもしれません。

新潟で開催する意味

「フリーテーマで2人の対談を聴くだけでも、とても勉強になる。けれども、何か軸となるテーマがあると、より有意義な時間になるのではないか?」「相乗効果を生み出せるゲストをさらに追加できないか?」など、私たちは検討を重ねました。

その結果、テーマは、是永さんと田中さんがSNSやリアルの場でのファンづくりを大切にしていること、そして私たちがコルクラボでコミュニティについて学んでいることから<ファンコミュニティ>に決定。MCには、コルクラボにゲストとして登場した際、参加したメンバー全員が高度なトーク力に惚れ、対談でもインタビュアーを務めた小松さんにお願いすることにしました。

さらに、「新潟で開催するならば、アルビレックス新潟のほかにも、新潟をベースにして、日夜ファンコミュニティについて考えている方をお呼びしたい」という私の想いから、タワーレコードのアイドル専門レーベル・T-PALETTE RECORDSで長年NegiccoのA&R(Artist and Repertoire:アーティストの発掘や契約、育成のほか、楽曲の企画、制作、宣伝に至るまで業務全般に携わる責任者)を務め、昨年Negiccoのマネージメント会社・EHクリエイターズを新天地として選んだ雪田 容史さんへの出演オファーも決定しました(私がNegiccoの大ファンであることも、理由のひとつです)。

その後、イベントの企画書を作成し、是永さん、田中さん、小松さん、雪田さんにオファーし、無事にご快諾いただけました。

ファンコミュニティについて考え、“好き”を拡げるヒントを得られるイベント

「スポーツ」「ファッション」「音楽・アイドル」そして「書籍」という様々な業界の第一線で活躍している方々が登壇し、ファンコミュニティについて考えるイベントは、日々様々なイベントやセミナーが開催されている東京都内でもなかなか見られません。非常に貴重な機会だと自負しています。私たちもご快諾をいただいて以来、ずっとワクワクしています。

私たちの中で、「イベントに参加した方々にこんな変化が起きたら、世界はもっと面白くなるだろう」と考えていることがあります。それは「ファンコミュニティに飛び込むこと」、「ファンコミュニティをつくること」、「ファンコミュニティの仲間と、好きなものをどのように外部に拡大できるかを考え、企画し、行動を起こすこと」です。そのような変化のきっかけを、約2時間のなかで創れたらと思います。私たちが愛する新潟で、登壇者、そして参加者の皆様と一緒に“好き”を拡げるヒントについて一緒に考えてみませんか?

お申込みは→『FUNDERFUL FAN-COMMUNITY SUMMIT in Niigata』(Peatix)

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