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“ローン”は本当に悪いものなのか?

一般に、「ローン=借金」と聞くと、
悪いもののように感じる人が多いのではないでしょうか。
しかし、ローン(loan)は本来、
一時的に貸し出すことを指し、
特に悪い意味は含まれていません。

今、これをお読みの方の中にも、
何かの形で借入れをしている人が
いるのではないかと思います。
たとえば住宅ローン、カーローン、
クレジットローン等々。

実は、借入れには
良い借入れと悪い借入れとがあります。

良い借入れとは、
資産を生み出す可能性があるもののために
借金をすることです。
たとえば、自己投資や事業投資など。

多くの企業は、事業のために借金をして、
高額な設備などを購入しています。
それで商品を製造・販売するなどして、
出た利益の一部を返済に充てています。
企業は、このようにして事業を継続し、
価値を生み出しているわけです。

一方、悪い借入れとは、
たとえば趣味やギャンブルなど、
資産を生み出さない浪費に使うことです。
要は、借入れを行う目的や用途によって、
その良し悪しが決まるのです。

そもそも借入れとは、将来、
稼ぐはずのお金を先取りして今、使うことです。
当然、返済時には利息をつけて返さなければならず、
借入れは「時間を買う行為」だとも言われています。

たとえば、ある個人事業主が時間を作るために、
乾燥機付き全自動洗濯機とロボット掃除機を
20万円借入れて購入したとします。
これによって、洗濯と掃除をする時間、
合わせて1日30分を節約できた場合、
1年で7.6日、10年で76日分の時間を
節約できることになります。

これは平均年収400万円の人で約80万円以上の価値を、
平均年収1000万円の人であれば、
約200万円以上の価値を生み出せる計算になります。

たとえ利息を払っても、
それを上回るリターンを得られるのであれば、
それは良い借入れだと言えるのではないでしょうか。

もとより高額なローンを組むことができる人は、
それだけ信用力があることの証でもあります。
借入れは、経済を成長させていく上でも
なくてはならないものですから、
上手に活用したいものですね。


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