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22年11月6日 ちばアクアラインマラソン

 54回目のフル!SUB4ならず!生涯勝敗が27勝27敗に。貯金がなくなった。新型コロナ感染症の影響なのか、単なる老化か・・・

 本レースには10年振り2度目の出走。前回は12年10月の第1回。
 以来、このレースは隔年実施で、今年が5回目(20年はコロナ禍で中止)。日曜日のアクアラインを半日以上封鎖するのだから、房総半島の観光やゴルフ場には大打撃を与えるイベント。ということで隔年での開催しか許されないのだろう。

 8月末に新型コロナに感染してから走れなくなった。練習でペースが全く上げられない。無理して上げるとパタッと足が止まる。逆に「ゆっくりでいい」と思って走っていても、8km位でパタッと足が止まる。まるでスピードと距離の両方に作用するリミッターがあるような・・・・

 当日6(日)、新宿駅6:41発のアクアライン3号。秋葉原駅から乗り込んできた友人と合流。木更津駅着は7:59。駅構内から人が多いのにびっくりした。10年前とは大違い!
 会場までは徒歩20分ほどか?受付・・・・と言っても健康管理表を渡してリストバンドをもらうだけだが・・・・を済ませて着替える。9:00過ぎに荷物を預けて、トイレに並び、スタートブロックCに赴く。
 今日の出立ちは、緑ラインの入った黒CAP。上は黄緑の大田原Tに青のネッククーラー。下はNB紺ランパン、紫ソックス、シューズはadidas匠錬。
 この格好で歩いていて「少し涼しい」と感じる位の絶好のコンディション。快晴で陽射しがあってもこの時点では13℃程度だった。徒歩10分ほどで指定のCブロックに到着。今日ここに立っていることを感謝。

 9:50定刻にスタート。スタートライン通過は3:28。

 実はCブロックに立った瞬間から違和感と言うか不安を感じていた。どうにも体型が「らしくない」ランナーが周りに多い。これで走れるのか?
 案の定、走り出したらペースが遅い遅い!どういうブロック振り分けなんだろう・・・まさかとは思うが、フル4hランナーとハーフ2hランナーを一緒に振分けているのでは?
 全然進まない。海浜公園横の太い道から左折した最初の1kmは@6:06。左折後は道が細くなりコーナーもあって、さらに遅くなる。2kmまでは@6:24。今までのフルで一番酷い。これはストレスだ!一方で、沿道の応援が多いことは救い。
 左端から友人が前に行くのが見えた。付いて行こうと思ったけど進路変更がままならない。結局あきらめた。
 「あっ!ペースメーカーがいる!」と風船ランナーを見つけたら、ナント、4:30のだった!「おいおい30分早くゴールしたいのに、スタートは私の方が後ろなのかよ!」と怒りを感じた笑。

 2km以降は直線で少し走れるようになる。@5:42、26と刻む。でも4~5kmはコーナーが2回あり、海上自衛隊入り口辺りで詰まり、また@5:50と遅れる・・・。
 ようやく5kmを過ぎて、本当にやっとマイペースで走れるようになった。ここら辺から派手なランスカの女性と前後する。露になっている日焼けした両肩が格好良い!付いて行こう!7kmまでは@5:18、23と上がる。後から考えたら上げすぎだったのだろう。スタート直後からの借金を返そうと急いだってこと。
 7kmを過ぎるとアクアライン金田料金所に向かう登り。次は@5:37。給水所ではスポドリ、水としっかり摂取する。そしてネッククーラーに吸わせるように水を被った。暑さは感じていないが予防である。

 アクアライン突入!わ~~、今日は綺麗に眺望が広がっている!風が少しあるからだな。左手には横浜!ベイブリッジやランドマークタワーが良く見える。右手の高層ビル群は有明辺りなのかな?感動的な美しさだった。この眺望を見られただけでこのマラソンに出場した甲斐があったというものだ。  
 明るいアクアライン上を気持ちよく疾走する。往路9~12kmまでは@5:33、07、11:22/2と刻む。UP&DOWNはあるにせよそんなにぶれる訳ないのだけどな。距離表示が怪しいのか?ランスカ女史とは依然前後している。

 海ほたるでの給水はしっかり摂る。10年前に脱水した要因はここでの給水が不十分だったと分析している。折返して直ぐの14kmまでの2kmは@10:37。ここから結構急な登りで@5:50。16~19kmまでの復路は@5:20、13、29、18と刻んだ。アクアラインを下りるところの撮影ポイントではランスカ女史と並走。一般道に下りたところの給水所ではまたしっかり摂取。20kmまでは@5:54と落ちるが給水故なので気にしない。

 20km通過のNタイムは1:51台。序盤の渋滞の遅れをSUB4ペースまで戻している。「まだ半分かよ!」というネガティブな思いもなく「これならSUB4行けるのでは?」と感じていた。

 20km過ぎて、アウトレットの駐車場に入る。ここでハーフのランナーが分かれていなくなる。ランスカ女史が見えなくなったので「彼女、ハーフだったのか!残念!」って感じ。
 ここを抜けると袖ケ浦の街中を進む。23km過ぎて袖ケ浦駅近くでJRの下を潜って登る。25kmまでの5kmは@5:29、35、31、52、35。SUB4ペースを刻んでいた。
 ところが25km手前の給水を摂取したら、いきなりドーンッと疲労がきた。「あれっ?」っと戸惑うほど急に身体が重くなった。コロナ感染後走れなくなり、「距離にもスピードにも反応するリミッターがあるような」と表現していたが正にそんな感じ。パタッと足が止まってしまった・・・。応援が多いところだったから普通ならエネルギーをもらえるはずなのに・・・。ここ3km位前後していたランパン嬢がするすると前に行く。とは言え無理して付くところでもない。ペースを落として様子を見る。

 26kmまでは@6:06。ガクッと落ちたのだから必然的にSUB4は無理と悟る。以降、@6:07。28km地点は「JAゆりの里」という施設でイベントが催されてて応援が多い。そこをゆっくり通過する。29kmまでの2kmを12:44。あら?ランスカ女史が抜いて行く。ハーフじゃなかったのか・・・。彼女もペースは落ちているけど、ここでは全く付いて行くことはできない。残念!
 次は@6:16で30km。N2:50台で通過。ここから、さらにLAPが遅れる。30km以降@7:03、06、13。歩き混じりになったのは、大きな上りを目前にしたこの辺からだったかな?上りで@7:46。給食として牛乳プリン、チョコブッセを摂取。SUB4狙いの時は1秒を争うから給食は摂れないけど、今日はゆっくり味わってやった。その後の長い下りでは走ったけど@6:41がやっと。下りきって小さな折返しに入るところで眼前をランスカ女史が走り抜けていった。もう会うことはないだろう。
 新興住宅街なのだろう。そこを進む。遠くに見える立派な建物は大学なのかな?後から調べたら清和大学?その系列の木更津総合高校だったのかな?

 沿道応援が多い。36、37km表示を見落としたのは応援に隠れていたのかも。声援に応えられない自分が恨めしい。ここらの給食所ではびわゼリーをPickUp。
 37kmを過ぎてまた大きな上り。周りは殆どが歩いている。登り切る手前の38kmまでの3kmは25:07、実に@8:00を大きく超えるまでに落ち込んでいた。
 それでも残り4kmまでは辿り着いた。後は下って平坦だったはず。下りで一歩一歩足を運んで@7:08、平坦になったら@7:45で40km。残り2kmちょっと!
 「最後くらい走りきるぞ!」という意地が全然湧かない。我ながら根性なし!最終盤も沿道声援の多いところであったが歩いたり走ったり。@7:24、@8:02で42km。堀?の向こう側にゴールゲートが見えている。残り195mは流石に走る。堀を回り込むようにG・O・A・L!

 G4:26、N4:23の長い旅が終わった。時刻はまだ14:16なのに既に夕方の風情を感じた。疲労困憊だからだろう。
 友人は前に居るのだろうなぁ。急がなくては!
 ゴールエリアでまずは手指の消毒だって!これ要るの?ま、仕方ない。不織布マスクの配布を受けるが、装着したのはポケットに入れていたランニング用マスク。さらにペットボトル、ゼリーをもらう。自らPickUpしたのは箱入り完走メダル。これ要らないけど捨てられないのよね。次は計測タグを係員の高校生かな?に切ってもらう。ありがたし!荷物を受取る。会場を出るのにスポンサーブースを抜けねばならないのがしゃらくさい。とあるテント前でゼッケン留めを配布してくれたのだけが嬉しかった。両手が塞がっている私の指に挟みこむように渡してくれたのには感謝感激。

 荷物袋を両手で抱えて、一所懸命歩いて体育館に入る。友人が居た。「4時間切れた」とのことでG3:58、N3:55。完敗でした。直接対決はフルでは4回目かな?1勝3敗だな。

 体育館は人が少なくて、トイレも空いているし、広い水洗い場もあって、正解だった。
 着替え終えて、体育前から出発するシャトルバスに乗り込む。ぐるっと回り道を通って15:30頃、駅東口に到着。飲み屋を探すが、どこも17:00開店とのこと。今日くらい早めに開ければ客は入るだろうにやる気がないなぁ。結局15:46発の快速で新橋まで出て飲むことにした。入線してきた快速が思いがけず混んでいて、座席に座れたのは私のみ。友人は途中で後ろの車両に移って座れたそうだ。
 17:20頃、新橋で打上げ!飲み放題で生ビール3杯、純米吟醸3杯、串カツ、ドテ煮で一人3,500円ほど。気持ちよく酔ったわ。友人と別れた後、自宅そばの「餃子の王将」でシイタケ餡かけヤキソバと生ビールで締めた。
 当日夜は水風呂で脚をアイシングして両膝にサロンパスを貼って就寝。翌(月)は在宅勤務で昼に2時間ほどicing。夜もサロンパス貼付。翌々(火)もサロンパスを貼付して出社。両膝養生はこんなもんかな?

 今回もレース途中でトイレに行かずに済んだ。スタート2時間前、JR車中で水分補給を済ませ、あとはレース中の給水をしっかり摂るように努めた。これをマイルールとしよう。

 今日の総括。
 陽射しは強かったけど、max18℃程度、適度な風とコンディションに恵まれたのに残念。
 また、レース3日前からアルコールを抜き、左脚ハムの痛みをケアして1週間前から走らず。それなりに真摯に準備していたのに・・・・残念無念。
 5kmLAPは、5-29:28、10-26:58、15-27:49、20-27:14、25-28:02、30-31:13、35-35:49、40-40:00、L-16:42。こう並べてみると、最初の5kmまでの渋滞はどうしようもないけど、20kmまでは少し速かったのかな?序盤の遅れで気が急いたのかもしれないし、ランスカ女史に惑わされたかな。
 25kmで唐突に動かなくなったのは、いつもの?脱水ではなく、やはりコロナ感染症の影響だと思う。残念だが真にこれが要因であってほしい。単なる「老化」だったらもっと悲しい事態だから。

 本レースの悪かったところは、序盤の渋滞のみ。スタートブロックの割振り基準を見直して、ストレスのないように努めてもらいたいものだ。
 良かった点は、まずはアクアラインからの眺望。くっきりはっきり東京湾岸が見られた。復路の千葉側の景観の記憶がないのはやはり余裕がなかったのだろう。そして、沿道の応援は素晴らしかった。特に、日曜日なのに、園児から小学生、中学生まで集団で久々の「声」援を送ってくれたのはありがたかった。アロハポーズで応えたが、アロハポーズを返してくれる率は北海道マラソンの方が圧倒的に高かった。BIGBOSS新庄の影響だろう笑。さらに給水給食体制も良かった。SUB4狙いの時はタイムロスが怖くて給食は摂れないが、こういうのを楽しめる余裕がいつも欲しいよな。
 本レースは2回続けて、ド失速している。リベンジの機会はあるやなしや!
                                以上

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