みさき@FANTHEM ~改めまして自己紹介~
クリエイター名変わりました。
まあ読んでいる人、多くないので変わったことに気づく人はいないのですがね。先日まで「日曜日の仕立て屋さん」で記事を書いていました。日曜に毎週更新するぞ!ってことと、お仕立て頑張るぞってことで。
3か月ちょっと過ぎまして、紆余曲折を経て、この度お店の名前とロゴマークが出来ましたので、再出発(早くね?)ということで心機一転、改めて自己紹介とお店についてお話させてください。
自己紹介(改)
みさき
本名もひらがなです。女ですが、男でもみさき(岬)にするつもりだったそうです。末っ子っの名づけってそんなもんです。
岡山県出身
山陰です。じゃがじゃが言っています。冬は寒いです。雪積もります。どんな場所で育ったかはエッセイに書いています。今は愛知県在住です。
93年生まれ 酉年 現在29歳
93年生まれの有名人は結構たくさんいます。アリアナグランデ、井上尚弥、菅田将暉、きゃりーぱみゅぱみゅ、竹内涼真、山田涼介、志田未来、はじめしゃちょー、石川佳純、神木隆之介、福士蒼汰、小島瑠璃子、ケンブリッジ飛鳥etc…(敬称略)
私がすごいわけではないですが、何か神のご加護的な根拠のない自信に繋がっています。
AB型
AB型だよって言うと、だいたい「やっぱり!」と返ってきます。なぜですか。誰か教えてください。(知らんがな)
身長150㎝
小学生の時から身長も体重もほぼ変わっていません。まだ成長期です。これから伸びるはずです。伸び代しかありません。never give up。
好きな言葉は「一石二鳥、あわよくば三鳥、いけるなら四鳥」
ズボラと書いて本気を安売りしない女と読んで欲しい。省エネで生きていきたい。
FANTHEM ただいま開店準備中!
起業背景
何でお店を開いて起業しようと思ったかはこちら。
おばあちゃんの影響で針を持ったのは3歳からです。学生時代にバックパッカーになり、無意識に目が行くのは各国の生地でした。街中の露天でも美術館や博物館でも目に留まり、よくお土産にストールやらなんやら買っていました。なんとなくその印象を引きづって、なんとなく新卒で繊維企業に就職しました。蓋を開けると、ひと言でいえば「辛気臭い」業界です。さすが斜陽産業です。しかし、生地を作るっていうのは、めちゃくちゃ面白いし、奥が深すぎて溺死しそうです。ただ儲かってないというだけです。
名前に込めた意味
Fan&AnthemでFANTHEMという名前にしました。Fan(顧客)のAnthem(応援歌)になるような、その人にとって特別なものを作り、Fanの声が生産者のAnthemになって、また良いモノづくりに繋がっていくクリエイティブな循環を創造します。
生地を作っている人って、その生地が一体何になるのか分からないことがほとんどです。コスト、納期、品質に追われながら出荷し、忘れたころになってクレームで返ってきます。おかえりなさい、不良息子。あとは社名やロゴが入った生地を何らかの理由で廃棄するときは、第三者に使われないように切り刻んです捨てます。私も入社したばかりの頃、某大手さんのそういう反物を切って捨てていました。作った生地が何の製品にもならず、誰の幸福にもつながらず、自分の手で切り刻む虚しさは何とも形容しがたい気持ちになりました。
そういう悲しい悪循環が、好循環になるためには、やっぱりお客様の嬉しい声が聞こえることじゃないかなと思ったのです。誰だって自分の仕事を褒められると嬉しいじゃないですか。もっと頑張ろうって気持ちが湧いてくるじゃないですか。そういうお店にしていきたいです。
ロゴマーク
ロゴマークは見出し画像のパズルみたいな“F”のマークです。株式会社ドーナッツカンパニーの遠島啓介さんにデザインして頂きました。私の話を静かに真剣に聞いてくださって、仕事に無駄のない紳士な方です。ロゴ作成のお話はこちら。
川上(糸)、川中(生地)、川下(縫製・アパレル)はそれぞれが欠けてはいけない大切なピースであり、そこに新たなピース(顧客)が加わることで繊維産業が成長していくことを表しています。右下のピースが足りない!ではなくて、これから色んな人がそこにピースをはめてください、という解釈をしてください。そして“F”はもちろんFANTHEMの頭文字でもありますが、“Fiber、Fabric、Fashionの“F”でもあり、川上、川中、川下が三位一体となったサプライチェーンの構築を目指します。
繊維業界はめちゃくちゃ分業化されています。戦後の高度経済成長期に大量生産に最適化した結果です。その後、海外生産へのシフトし産業の空洞化が起こりました。そして現代、私は分業というより分断に近い気がしてなりません。転職活動中、業種を絞る際に選択肢に素材メーカー(繊維)とアパレル産業という風に全く別のカテゴライズをされていました。いや、まあそうなんですけど、そうじゃないと言いますか…決して全く別業界ってわけではないのに、現実はそうなっているのです。実際に転職して、川上、川中(製織・加工)から川下(縫製)へ移って7か月ほど経ちますが、おいおいおいってことは多々あります。
難しいことは置いておいて、単純にプロとプロが頭付け合わせてモノづくりができたら、もっと良いものができるんじゃね?っていう発想です。
ブランドカラー
ブランドカラーは「群青」です。これはロゴ作成の際に私から指定させていただきました。ブルーカラー(製造業)の色であり、地元岡山県のデニムカラーでもあります。そして群青という沢山の色が混じりあった青は、この仕事の奥深さや人間味、そしていつまでも青春のような自由で柔軟な創造力を表しています。
スローガン
スローガンは「WITH WORKERS」です。言われたものを言われた通りに作るのではなく、作り手と作りたい人が対等な関係のモノづくりを目指しています。made in Japanは製造の最終工程(縫製)が日本で行われた製品につけられます。生地がイタリア産だろうが、イギリス産だろうが、日本で縫製をすれば日本製になります。逆に言えば、生地が日本産でも中国で縫製すればmade in Chinaです。見えていない生産者の顔が見えるようにしたいなと思ってこのスローガンを付けました。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
先日、やっとインスタグラムのアカウントを作りました。
https://www.instagram.com/fanthem_gallery/
SNSは苦手ですが、この高度な文明についていけるように日々精進して参ります。良かったらフォローしてください。ネットショップが開業できたら、またnoteに記事を書こうと思います。
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