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市場へ出荷している野菜の値段が下がりました。

こんばんわ、可部谷武蔵です。
今日は自分が作っているサニーレタスの値段が下がったことについての記事です。

僕は、11月半ばからサニーレタスを市場へ出荷しています。それも今も続き、気づけば1ヶ月半ほど出荷し続けています。
今年はクリスマス前から全体的に野菜の値段が上がっています。そして年末に近づくにつれて、品目によってはかなりの値上げがありました。年を明けると値段は安くなると思われていましたが、一昨日まで価格が上昇することが止まりませんでした。

正直、今年の冬野菜は当たり年でした。
僕のサニーレタスも徐々に値段が上がっていました。

それも産地でのレタス出荷が少なくなって、値上がりをしたのが影響です。僕の出荷している今の時期のサニーレタスは京都の底冷えにやられています。葉先は寒さにやられて茶色くなっている箇所がいくつかあります。

生産している自分でも綺麗な野菜とは言えません。正直、年末年始に付いていた値段に似合わない値段です。

しかし、野菜作りは周りの収量に影響されます。

サニーレタスを僕と同じ地域で市場に出荷しているのは僕を入れて3人の農家しかいません。クリスマス前までは7人の農家がいました。それも1人1人がかなりの量です。人数にすると約半分の数になっていますが、出荷量は3分の1を下回ります。

これまで3年ほど野菜を作って市場に出荷していましたが値段は低く、思うようにいきませんでした。しかし、ここに来ていい値段での取引がありました。

これはかなりいいことです。1つの野菜で多くのお金を稼ぐと次の野菜作りや新しい品目に挑戦できる投資をすることができます。

でも、僕には満足はできません。これがまぐれだからです。今年のようなことが続けばいいですが農業はそう簡単ではありません。
また先ほども書きましたが、現状のサニーレタスの品質とその時付いた価値は満足いくものではありません。

ここで覚えておかないいけないのは、今回の野菜が高く売れたのは周りの環境がこれまでと異なり、そのタイミングとは違った結果が今年の僕の野菜作りには起きていたということです。

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