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自己肯定感をあげる3つの方法 その3(最終回)

今日は自己肯定感シリーズの最終回です♪

その1は、自分の言動を肯定すると自己肯定感が上がるよ。

だから、自分との約束を守るといいよ。

そのために、やると決まっていることをあえて宣言するといいよ

という、ライトで簡単な方法をお伝えしました。


その2では、自分受け入れられない行動をした時に

”本当はどうしたかったの?”

”その時どんな気持ちだったの?”

というところを探ることで

自分を許せるようになりますよ。

そして、本質的なところは愛でしかないので、

その部分に注目してあげることで

自己肯定感はすごく上がりますというお話でした。


今日はその3、いよいよ最後です。

その3は ”あらゆる存在の全肯定”


端的にいうと

『自分も、みんなも、素晴らしい』

ということ。


その2で、本質的なところを見ていくと

そこには愛しかないですよ。

というお話をしました。

これを他人にも適用するというお話です。


そんでもってここでどSっぷりを遺憾無く発揮するのですがw、

『こいつは悪だろ』って思う人にももれなく適用してね♪

ってお話です。


ここでも聞こえてきそうですね。

”なんで私がそこまで頑張らなあかんねん〜〜〜!!!”

という叫びが。

あ、ちなみに私は鹿児島県出身で、その後フランスへ2年。

その後は東京含め関東に10年ほどおりました。

ただいま京都に住んでおりますが、関西歴はまだ6年目。

というわけで、エセ関西弁を駆使させていただいております。

生粋の関西の方々、誠に誠に申し訳ありません!!w


話は変わりますが、

”人を信じる”ってどういうことだと思いますか?

私これがずーーーっと分からなかったのです。

きっと自分の思い通りにしてくれるってこと?

その人は自分の人生を切り開く力があるって信じるってこと?

未来は幸せだってことを信じるの?

頑張りは報われるとか?

正直者は救われるとか?


”信じる者は救われる”

ってよくいうけど、

な に を し ん じ る の???

と幼い頃からずーーーーーっと思ってきました。(暗いw)


そしてね、世の中には絶対的に悪だとしか思えない人たちって

いるじゃないですか。

嘘つく人とか

浮気する人とか

集団で暴力振るう人たちとか

なんか、色々いるわけです。

善い人だなんて絶対に思えないし、思いたくない人たちが。


でも、例えば、

更生して今は真っ当に生きている

元非行少年だった方とかが

”あのおじちゃんだけは自分を信じてくれた

だから立ち直れた”

とか言っているのを耳にしませんか?


信じるっていろんなレベルもあれば、

項目もあります。

この元非行少年に対して

・この子ならわかってくれるはず

・この子はちゃんと立ち直れる

・この子の未来は明るい

・この子に対して自分が感じていることは間違ってない

・愛情は絶対にいつか伝わる

おじちゃんは何を信じていたのか、分からないですけど

きっと上記に挙げたようなことを信じていたんじゃないでしょうか。


で、私が思うにこれってつまりどういうことを信じているのかというと

今はこんな風に荒ぶっているけれども、

本質的には 

”その人は愛であり、善い存在だ”

ということを信じている。

ということなんじゃないかと思うのです。


人は事情があったり、余裕がなかったり、

追い詰められていたり、絶望していたりすると、

本当の本当はしたくなくても、

悪い態度をとったり、

あえて人に嫌われるようなことをしたり、

誰かを傷つけることをしたりします。

皆さんも、心当たりありますよね?


「いや、わかるけどさ、それは程度問題じゃん。

ある一定レベルはダメでしょ」

そんな風に思う方もいらっしゃるかもしれません。


でも、その人の心の痛みや苦しみは

外から見て測ることはできないんです。

自分にとっては大したことないと思っても

その本人がどう感じているかは分からない。

そして、人は自分のことをそんなにオープンにはしません。

見る側が本当に真実を見ようと理解したいと思わなければ、

その痛みや苦しさは見えてきません。

また、見せません。


物を壊しまくって、

誰かを傷つけて、

お金を盗んで、

悪いことばかりしている非行少年。

周りはとっくに諦めているわけです。

誰もが「あいつは悪だ」と思っているわけです。


でもその中でたった一人、おじちゃんだけは

『お前はそんな人間じゃない。

本当にしたくてやっているわけじゃない。

お前は本当はいい奴なんだ』

と思い続けてくれたんだと思います。


これは、コーチングで学んだことですが、

” 人は扱われたようになる ”


そして、人はエネルギーの生き物なので、

” 本気度が高い方 ” が必ず勝つ 。



『あらゆる存在を全肯定する』

これはつまり、どんな人も” 善い存在 ”だと信じるということ。

これは存在レベルでの話です。


どんなに悪く見える人だって、

悪人ではないと信じる。

今はそんな風にしか生きれないとしても、

この人も必ずしあわせになるし、その力はあるということ。

本人のタイミングで変わっていくということ。

何より、

その人の中にある”愛情や、より良くしたい”という想いを信じるということ。

たとえ、表面には見えないとしてもです。


そしてこれは、自分に出来てないと人には出来ません。

自分のことを愛してないのに、人にやったらそれは偽善です。笑


だから、まずは2の観点でもって

自分が ” 愛 ”だという事を受け入れていきましょう。

自分を許していきましょう。


未熟なんだけど、頑張っているという事を認めていきましょう。

不必要に自分を責める事をやめましょう。

”自分が悪い”という前提を”自分は善い存在だ”という風に書き換えていきましょう。


そして、受け入れがたい人の中にも愛がちゃんとあり、

その人の中に”良くしたい”という思いがあるんだと思え、

” 罪を憎んで人を憎まず ” が出来た時、

あなたの自己肯定感は揺るがないものになっていると思います。

100パーセントできなくても全然いいです。

これにチャレンジしているだけでも全然いい。


愛しづらい人を愛そうとしているわけですから。

こんなに素晴らしいことはないです。







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