見出し画像

道案内をした後、無事辿り着けたのか心配すぎる話。


レディースエンジェントルメン。
ボーイズエンガールズ。

みなさん、道案内をしていますか?
道案内は、好きですか?
そして逆に、道案内をされたことは、ありますか?

タイトルの通りなのですが、楽しく長々と書きます。

サクッと読みたい方は【本題】からどうぞ。



スマホが普及した現在、
Googleマップという最強アプリを手に入れた私たち人間。
現在の10代(もしかすると20代前半も?)は、
「道に迷った」経験すらないように思える。

現在28歳の私はというと、
迷ったことがある。


当時14歳の中学2年生。

もちろん携帯はガラケーで、
着信音は彼氏に限り「西野カナ」だし、
着信の相手により点灯する光の色を変えていたし、
ベッキーに憧れて、携帯よりでかい人形ストラップをつけていたし、
カンカン帽に花柄ワンピースが一番オシャレだと
信じてやまなかった時代。

あの時代は良かったなあ。(懐古)

話が逸れた。

とまあ、「地図を携帯で見る」
という概念すらなかった時代に、私は友人と二人で、
チャリで1時間かかるところに向かおうとしていた。
(チャリでどこまででも行けたあの頃。)

今のように目的地を設定し、
「かかる時間は1時間くらい」と予想することすらできなかったので、
正直「30分くらいで着くっしょ」と思っていた。

ところが、1時間経過してもまあ着かない着かない。
流石に不安になり、近くの警察署に立ち寄り、
おまわりさんに道を聞いた。(かわいい)
すると、まあ全然違う方、とまではいかないが、
それとなーく方向がずれており、まだまだ着かないと。
そしてここから30分くらいかかるよと。


「聞いてよかった〜!」「おまわりさんやっさし〜!」
と、おまわりさんに心から感謝し、
友人とウキウキでチャリを漕ぎ出した。

そしてさらに30分経過。
着かない。
またもや不安になった友人と私は、
近くの警察署に立ち寄り、
おまわりさんに道を聞いた。(デジャヴ)
…とその後もウンタラカンタラあり、
結局目的地に着いたのは、出発してから2時間後であった(完)

何が言いたいかというと。
そのおまわりさんに心から感謝しているが、

「丁寧に道案内したからと言って、たどり着くとは限らない」

ということである。



先日、魔の新宿駅で、

【本題】外国人観光客の方々に、道を聞かれた。

英語力に全くもって自信のない私だが、
人を助けたい気持ちの方が上回り、対応することにした。


そしてなんとラッキーなことに、
目指す行き先が、私の知っているご飯やさんだったのだ!!!!!!(勝ち確)


しかも、Googleマップ様のおかげで、
あともう少しの、割とその目的地に近いところで聞かれたのだ。

まっすぐ行ったエスカレーターで一つ下に行けば、
その階にそのご飯やさんはある。
そのくらい簡単だった。

「ご〜ストレイト。👈」
「ダウン。👇ダウン。👇」


と、私はECCジュニアの子供でももっとマシな英語を喋るのではないかという英語力で必死に身振りしながら伝えた。(ECCジュニアを馬鹿にしてはいません(守備))

「oh!!!down down OK!!thank you!!!」

伝わったぞ〜〜〜〜〜!!!!!!!(心の声)


何度も私に会釈してくれる素敵な方々を私は手を振って見送った。
あ〜人に感謝されるって、
ほんと〜うにいい気分だな。なんて思いながら。


電車に乗り、突然こんなことを思った。

「無事に辿り着けたのだろうか?」


一気に不安な気持ちになり、
やり取りを思い返し、ハッとした。

「私、ダウンって2回言ったな…。」
(※私たちが居たのは1階。目的地は地下1階)
「2回ダウンして、地下2階に行ってしまったかもしれない…」

さっきまでの「いいことをした満足感」から
一気に奈落の底へ落ちた私のメンタル(弱)。
帰りの電車でしばらくズーンとしました(笑)


道案内したことのある人みんなに言いたい。

「無事に辿り着けたかどうか知りたくない!?!?」

私が思ったのはそれだけ。
うまい着地点などありません。


無事着けたのかどうか、知りたいよ。
逆にこっちを安心させてほしいよ。


共感してくださったみなさんに一言。
無事に辿り着いているといいね。!!!!!
辿り着いていますように。


最後に。↓

あの時私に道を教えてくださった優しいおまわりさんへ。
無事に着いて、その後もスクスク育ち、
もう28歳になりました。
あの時道を教えてくれてありがとうございました。
ふにより。


読んでくださりありがとうございました。
これからもいっぱい道案内しましょう。








この記事が参加している募集

スキしてみて

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?